結論「私は自分の好きな人のためにしか仕事をしたくない」
こんにちは、ちひろです☀
実は今週はものすごーく濃い一週間でした。
・ココナラのランクがシルバーに陥落
・仕事用のInstagramアカウント作成
・ランサーズにスキル出品
・ご依頼を縁にTwitterでお声を掛けさせていただく
・そのご縁からまた別の方とご縁ができる
・そのご縁からまた別の方とご縁ができる②
・ご依頼を縁にInstagramでお声を掛けさせていただく
・そこから別のお仕事の可能性を発見
こんな感じの怒涛の一週間だったのですが、これら一つひとつの事象を受け止め、解決するべく取り組んでいくうちに私は一つの学びを得ることができました。
その学びとは何かと言うと、「私は自分の好きな人のためにしか仕事をしたくない」ということです。
2019年10月からココナラで活動を開始して、今年で4年目。(…数え方あってますよね?)
本当にけっこういろいろありました。そして、正直今年に入ってココナラのやる気をほぼほぼ失いかけていました。
あんまり愚痴みたいになると格好悪いので書いてこなかったのですが、これはどうしても今後の自分にとって向き合うべき課題の一つであり、自分の進むべき方向を決める重要な指針になると思うのでざっくばらんに書いていきます。
さて、なぜココナラのやる気を失いかけていたか。
それはもうシンプルに「対応の悪いクライアントさんが多すぎる」のが原因です。
最初からココナラはランサーズに比べると出品者(フリーランス)側の立場が弱いなと感じていました。
ココナラの掲げる「スキルを売り買い」はわりと「趣味でお金を稼げる」に近い感覚だな、と思います。
ランサーズはなんとなくもっとプロ寄りのフリーランスが集っている感じ。
つまり、趣味レベルでもお金が稼げる、というのがココナラの良いところでもあり、悪いところでもあると私は感じています。
私自身、経験ゼロからWebデザイナーのお仕事に挑戦しているので、とてもじゃないけど最初からランサーズに登録してお仕事がもらえるとは思っていませんでした。(というか、今もランサーズではWebデザインのお仕事はいただいたことがありません)
でも、ランサーズは無理でもココナラならいけるんじゃないか?と感じて、ココナラでサービスを出品し、実際にこれまで400件を超えるご依頼を頂戴できました。
この400件は絶対にココナラでなければ達成できなかった数字だと思います。
そして、400件という数字がなければ私はたぶんWebデザイナーになることを諦めていたでしょう。
【未経験から挑戦しているWebデザイナーのお仕事を400件以上も獲得できた】
その点で本当にココナラには感謝しています。
しかし、今、ココナラのやる気を失っているという現実をどう受け止めるか。
これはたぶん自分が一つ上の段階に進めたということなんじゃないかな、と感じています。
きっとよく分からないですよね。どういうことか、ということをお話ししてみようと思います。
ココナラのやる気を失っている具体的な要因の一つが「シルバーランクへの陥落」なのですが、実は私はけっこう早い段階でココナラのランクがプラチナまで上がりました。
ココナラのランクは【ビギナー→ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ】となっていて、ランクアップの条件には
・販売実績
・納品完了率(キャンセル率もここに反映されます)
・評価
などが含まれています。
昨年も一度、夏頃にぱったり依頼が入らなくなり、ランクがシルバーまで落ちたことがありました。
その時は、これはココナラだけやっていたのではいけないな、と思い、Twitterやこのnoteのアカウントを開設し、自分から情報を発信することを始めてみました。
それが功を奏して(かどうかは正直、分からないのですが)また無事にプラチナまで戻ることができ、ランクだけでいえば順調にプラチナを維持してここまでやってきました。
ところが、不穏な気配が漂ってきたのは先月上旬。
ココナラの運営スタッフから「キャンセル率が高いから気を付けてください(意訳)」というメッセージが届きました。
私は大変に驚きました。
たしかに、その数週間前からややキャンセルが多かったのは事実です。
ただ、そのキャンセルは私の都合によるキャンセルではなく、購入者側の都合によるキャンセルばかりでした。
私はかなり真面目な方なので、サービスの内容や注意事項を非常に細かく記載しています。
そして、それらを読み、ご了承いただいた上でご購入いただくことを必須の条件としてサービスを出品しています。
その必須の条件を守っていただけない方。そもそもサービスの内容を読んでいなかったり、購入前から分かっている追加料金の支払いをしぶられたりする方。
ココナラだけ、またクラウドソーシング界隈だけに限らないとは思いますが、そういう方は一定数いらっしゃいます。
これは一昨年のことですが、なんと「どうせそんなに高いお金じゃないんだから適当に作ってくれていいですよ」と言われたことがありました。(意訳……ですが、ほぼこのままの意味です)
もちろんみんながみんなそうではないのでしょうが、クライアントさんの中には多かれ少なかれこういう思いを抱いている方も間違いなくいらっしゃいます。
だからこそ、私の提示している必須の条件を守っていただけない方も一定数発生するのでしょう。
「いろいろ書いてるけど読むのも面倒くさいし、わざわざDMで聞くのも面倒くさいな」
「どうせそんなに高い買い物じゃないし、あんまり深く考えずに買っておこう」
「なんか違えばキャンセルしたらいいや」
という感じでしょうか。
そして、そういう方からのキャンセルが不運にも重なり、11月から12月頭にかけてキャンセル率が高くなってしまっていました。
私、こういうの本当に我慢できないタイプなんです。
「サービスを売る側も買う側もお互いが嫌な思いをしないように丁寧に説明しているのに、それを読みもせずに購入して出品者に迷惑をかけるとは何事か!」
と思ってしまうんです。
そいういう私の配慮が届かない人のせいでランクが下がり、ランクが下がることでランキングの上位表示から外れ、依頼が入らなくなり、……という悪循環に陥っているじゃないか! と、どす黒い精神状態で昨年末はずーっとイライラして過ごしていました。
ただ、イライラしていても何も変わらないので新しくできることを増やそうと思い、アメブロのカスタマイズ方法を習得したり、商品ページの画像を更新したりやれることをのろのろとやりながら過ごしてました。
こういう状況だったので1月は新規のご依頼はあまりいただけなかったのですが、リピーターの方からのご依頼が複数入りました。
その時はまだ「リピーターさん有難いなぁ、嬉しいなぁ」としか感じていなかったのですが、それが今後の仕事の指針を決めるきっかけになります。
さらに、その後、新規でご依頼をいただいた方との出会いがその指針をより明確にしてくれました。
その方は最初からとても感じのいい方だったのですが、ヒアリングや作業を進めるうちに私、その方をどんどん好きになっていってしまったんですね。
「私のデザインを褒めてくれる!」「私のデザインを好きって言ってくれる!」「私の伝えたいことをちゃんと正しく受け止めてくれている!」
と、「この人のために何かしてあげたい!」と強く思いました。
この「自分の伝えたいことが適切に伝わる相手に自分を褒めてもらえる幸福」というものが私にとってめちゃくちゃ大事みたいです。
その幸福が原動力になってさらに相手に何かを返したくなる。
これってもう「幸福の循環」と呼んでも差し支えないのでは?
さっき私が感じていたとお伝えした悪循環はざっくりいうと「自分の伝えたいことが適切に伝わらない相手に自分の行動や理念が妨げられている」というものでしたが、この悪循環と「幸福の循環」って完全に真逆の発想ですよね。
そしてこの「幸福の循環」こそが今後私が自分の仕事の指針とするべきものだと天啓のように感じました。
自分の配慮を汲み取ってもらえる
↓
この人好き!!! と思う
↓
この人のために何かしたい! 何かを返したい! と思う
↓
その自分の気持ちが相手に伝わって、今度は私自身を好きになってもらえる
↓
またお仕事がいただけて、好きな人のお役に立つことができる
こういう幸福の循環をあちこちでどんどん生み続けていくべきなんです、私は。
そして、その循環を生むためには私は「誰に売るか」ということをもっと吟味する必要がある、と強く強く感じました。
私は「やりたくない(人の)仕事はやりたくない」と言えるのがフリーランスのいいところの一つだな、と思っています。
もちろんそうじゃないフリーランスさんもいらっしゃるでしょうし、お前みたいなフリーランスはこっちから願い下げだ! とおっしゃる方もいるかもしれません。
でも、それでいいんです。私は、私を好きだと言ってくれる人が好きで、そういう人のために仕事がしたいんです。
そういう自分のはっきりとした気持ちを知ることができ、かつ、それをアウトプットしようと思えたこと、そして実際にアウトプットに繋げたという事実。
これは、もう間違いなく仕事面での自分がレベルアップした、ということだと思います。
次の段階に進んだということなんだと思います。
ということで、初めて真面目に記事を書きました。
怒涛の一週間から得た学びと、そこから派生した「今後の自分の指針とするべきもの(=「幸福の循環」)」への気付きについてでした。
今後は「全速力で走り始めた今だからこそ気を付けるべきだと思われること」や「お金についてどのように考えるか(お金への割り切りと自分の考えるお金の役割)」などなどをつらつらと書き留めていきたいと思います。
長々とお読みいただきありがとうございました!
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