コーチがコーチングに出会ったときの話
こんにちは!
フリーランスコーチのchihiroです🐹
今回はジャーナリング感覚でわたしとコーチングの出会いについて書いてみたいと思います。
人見知りを知らないコミュ力おばけ
まずはコーチングに出会う前のわたしを思い出してみた。
わたしは人見知りをあまりしない。
どのくらいしないかというと、初めましてでビールを片手に乾杯しながら自分の人生の歴史を語り合うくらいだ。
この時はお酒も強かったから泡盛も飲みながら深夜遅くまでみんなの人生経験を聞いてはこんな人生を過ごす人もいるんだ〜と自分の価値観が広がっていくことがとても楽しかった。
あるキャバ嬢の波乱万丈人生や、昨日世界一周から帰ってきた人の壮絶な旅の話、定年間近の公務員のバブル時代の豪遊生活などなど。
聞くことも楽しかったけど、わたしのちっぽけな悩みを受け止めてくれる優しい人たちだったから、話をすることも楽しかった。
いろんなご縁もあり出会った旅友と違う土地へ行き、新たに出会った旅友と地元の居酒屋へ行きまたお酒を飲みながら何時間もお話を楽しむ。
そんな旅を2、3年ずっとしていた。
人の話を聞くことが辛く感じた瞬間
そんなわたしが耳を塞ぎたくなるくらい人の話を聞くことが辛い時期があった。
転勤してきた先輩が面倒見が良く、転職してきた人だったから自分の経験を活かしてほしいとわたし含め若手向けの勉強会を開いてくれた。
当初30分で終わる予定が1時間半後に終了した。
そのときのわたしの心の中はというと、
「同じ話ばっかり。自分の自慢の話ばっかりで何もためにならなかった。お客さんのことを金額で判断してなんなのこの先輩!!」
とお怒りモードだった。
この頃、他のことでストレスを抱えていたこともあり常にイライラしていたように思う。
悪い意味の相乗効果で30%くらいだったはずのイライラが80%くらいまで大きくなっていたと思う。
この日を境に、人の話を長く聞くことが苦痛になっていった。
わたしの話し方にも変化が起きた。
淡々と簡潔に話すようになった。
いや、自分の話をしなくなった。
なぜか。
自分の話が面白くない、話が長い、また同じことを言っている、と思われたくないからだ。
コーチングに触れたときの衝撃
1年前はそんな状態だったわけで、とにかく転職したかった。
もう少し言うと、今の会社からは早く逃げたいけど、どこでもいいわけではなくて、自分が納得するところへ行きたかった。
すごくわがままな気持ちを抱えながらインスタを眺めているとSHElikesに出会い、「ここだったら何か変わるかも。」と安直な気持ちで入会した。
SHElikesでは月に1回、グループコーチングを受けることができ、そこで初めて「コーチング」と言う名前を知った。
コーチング?なんか面白い匂いがするぞ、と本能的な嗅覚を発揮し、無料体験をしているコーチを探して何人か受けてみた。
そんなことを最初に言われて驚いた。
「え、質問の答えになっていなくてもいいの?そんな会話したらあなたイライラするでしょう?」
とあたふたしていたわたしをよそにセッションがスタートした。
実際、わたしの話したことはぐちゃぐちゃだった。
でも、コーチは全部受け止めてくれた。
終わった後のスーッとモヤモヤを吐き出したスッキリ感。
心地よかった。
そこからはコーチングそのものに興味が出て、コーチングスクールを探していたところ、ご縁がありZaPass養成講座を受けることになった。
知れば知るほど沼にハマっていく感覚もあり、本当は人の話を聞くことが好きだったなと段々と思い出してきた。
そんな自分を認識したら、このコミュニケーションを自分でもやってみたいと思うようになった。
コーチになったわたしがコーチングをしながら感じていること
コーチとなり、いつも最初に言っているのは、
こんなニュアンスを毎回言っている。
だってこれが一番感動したコーチングの魅力だから。
普段、会社で同僚や上司とのコミュニケーションとは違うコミュニケーションスタイル。
びっくりして慣れない方もいるかもしれないし、ちょっと苦手かもと感じる人もいるかもしれない。
それはそれで普段のコミュニケーションスタイルの方が合っているということだと思うし、今はコーチングを受けるタイミングじゃなかったんだと割り切ってほしい🙏(コーチとの相性の問題もあり。)
最近コーチングをしながらよく感じているのは主に2つ。
「自分のことをこんなに言葉にすることができていてすごいな。」という気持ちと、「こんなに頑張っているのに(気持ちが強いのに)!諦めないで〜〜〜!!!」という気持ち。
みんな、すごいんだよ。
すごいなという気持ちは過去の自分と比べているのかもしれない。
たまに「なんか違う方向に話がそれましたね。」と謝る方がいるが全然そんなこと感じていなくて、全部繋がっていると感じている。
むしろ繋がっているからもっとちょうだい!!という気持ちになるな〜。
(欲しがり)
特に話がそれたと本人が感じているときって大切な核となるところに触れているときだと思うんだよな〜〜〜〜。
ちょっと興奮しながら人に話している感覚を持っているんじゃないかなと思う。
聞いている方も体温が上がるんだよ〜〜実は。
だからもっと自由に話していいんだよ!って思っています!!
諦めないで〜〜〜!!
強い気持ちや熱意がある人が「でも、〜〜だから自信がなくて」「もし〜〜なったら怖くて」と話すとわたしの中の松岡修造がひょっこり出てくる。
「諦めないで!君ならできる!」
ただ、これを伝えるのが難しくて。今の悩みどころである。
前述した通り、まだ自分の話をすることに抵抗がある。
人の話を聞くことは好きだと認識したけど、まだ自分が話すことができていない時が多い。
自分がコーチングを受ける立場だったり、FBを求められる場、というようにわたしが話してもいいよと許可をもらえたらブワ〜〜〜と話せる。
でも、まだ話せないことの方が多い。
そういうときってもどかしい気持ちになる。
だからわたしの中にいる松岡修造を少しずつこれから出していきたいと思う。
ただ、言葉にしてみてわたしが思っている松岡修造と多くの方がイメージされるであろう松岡修造はちょっと違うんだろうなと思う。
⚠️ここからは頭に浮かんだ言葉を思うがままに書きます。
わたしの思う修造って暑苦しくはないし、頑張れえぇぇぇぇぇってハチマキ巻いて応援するような様子ではない。
いつでもそばにいるんだけど、ちょっと離れている場所から目見開いて見守っている感じ。
失敗しても戻ってこれるような場所でありたい。
わたしの存在がその人にとってお守りになってほしい気もする。
「ちひろさんがいるしやってみよ。」的な。
どんな言葉かけたいんだろう。
「よく頑張った!これまで頑張ったね。自分を褒めよう!!👏」
「ねぇ、次どうする?もっとやりたいんじゃない??」
「えー!いいじゃん!やろうよそれ!!」
なんかすごく軽い言葉かもしれないけど、バディみたいな関係性になりたいのかなぁ。
書き始めたら止まらなくなりそうなので一旦やめます。🙇♀️
コーチとして考えていることをこれから書いていくよ
今回はコーチングというコミュニケーションがわたしにもたらした変化を書いてみました。
最後にもジャーナリング感覚で頭に浮かんだことをつらつら書いてみましたが、コーチとしてこれからどう在りたいのか、どんな関わり方をしていきたいのかというモヤモヤを出せる範囲で赤裸々にこれから書いてみようと思います。
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