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5日間小麦を抜いてみたらどうなるのか?

先週、5日間ほど小麦抜き生活をやってみました。

なんで小麦禁止にしたの?

きっかけは、中村ひろきさんLINE@で配信されていたメルマガを読んだことです。

そのメルマガは有料メルマガですが、1号だけLINE@で試し読みができました。

中村さんは、幼い頃から鼻炎に悩まされており、その原因が、腸に穴が空いて小腸から毒素や消化してない食べ物などが侵入して体に不調をきたす「リーキーガット症候群(腸もれ)」だったのではないかと書いていました。
そして、この腸もれを起こす代表的な食べ物が小麦に含まれるグルテンであるということでした。
私は、小麦商品がけっこう好きでして、しょっちゅう菓子パン(マヨコーンパンとか好き)やコンビニお菓子(ふわふわスフレが大好き)、大判焼(新中野のじょう屋がおすすめ)などを食べていました。多少の罪悪感はあったものの「美味しいからいっか」という無理やりな自己肯定をして食べていました。ですが、ここのところ、毎日この類のお菓子を食べていたので、流石に食べ過ぎではないかと思っていたところでした。
中村さんのnote「鍼灸師が0から教える断食の教科書」やLINE@では、基本的に断食がおすすめされていましたが、色んな予定の都合で直近では断食の期間を設けるのが難しそうだったので、まずは腸もれの原因となるグルテンを摂取しないようにしよう、そのために一定期間小麦を抜いた生活をしてみようと思い立ったのです。
期間は5日間。5日間くらいなら我慢できるだろうということで、やってみました。
その結果、以前よりも小麦への執着というか、食べたい欲を減少させることが出来ました。小麦以外のお菓子やお米は普通に食べていたので、特にストレスもなかったです。これをすることで、色々な発見もあったので、この記事で書いてみます。

世の中小麦だらけということを知る

食事は和食を食べればいいのでほとんど問題なかったのですが、小麦を食べないことによるおやつの選択肢の激減にはびっくりしました。クッキー、パン、サンドイッチ、ケーキなど、現代人が食べているおやつのほとんどが小麦でできてるんだなぁということを改めて実感しました。スーパーやコンビニで何かを買う前は必ず原材料表示をチェックしました。すると意外なものにも小麦が含まれていることが判明。例えば、プリンです。モノによるかもしれないですが、おそらく形や味を整えるために隠れて小麦が使われている食品がけっこうありそうです。
小麦禁止期間中のおやつは、せんべいをよく食べてました。せんべいは米でできているので。コンビニで買えるおにぎりでもいいのですが、コンビニおにぎりは食品添加物が多すぎてあまり食べる気にならず…。結果、間食が減りました。

選択肢が狭まれることが意外に良いと気づく

小麦禁止ということにすると、外食しに行くときの選択肢もけっこう狭まれます。小麦しか提供してない店(パスタ屋、ラーメン屋、ハンバーガー屋など)は自動的に選択肢から除外されるし、メニューを選ぶときも小麦を含むメニューは自動的に除外されます。これだけ書くと、不自由な印象を持たれるかもしれないですが、これが実際にやってみると楽で良かったんです。
人間は、選択肢が多すぎると迷いが生じて逆に不幸になるということが心理学的にも実証されています(選択のパラドックス)。
詳しく知りたい人はこちらの動画をどうぞ。

小麦を選ばないということを最初から決めてしまうことによって、選ぶべき範囲が狭まって選びやすくなるというのは良いことだなと思いました。脳のキャパを無駄に使うことも減りますよね。スティーブ・ジョブズが服の選択肢をあえて減らしたのと一緒です。
小麦を抜くことは、お菓子の観点ではかなり選択を狭められ不便を感じることもありましたが、食事の観点では不便は感じませんでした。ほとんどの飲食店で小麦か米どちらかを選ぶことが出来ますし、自然と和食中心の日本人に合った食生活の選択ができるという点において、ちょうどいいなと感じました。

小麦依存からの脱却

数日間小麦を抜いてみたことで、「小麦がなくても大丈夫だな」という実感を得ることが出来ました。
例えば「私の生きがいはラーメンだ」とか「毎朝パンを食べないと1日が始まった気がしない」とか、「○○がないとダメ」と思っているうちは、それに依存しているということだと思います。
小麦などの「糖質」は、依存性が高いと言います。つまり、食べれば食べるほどどんどん食べたくなる、それが糖質です。さすがに糖質全てを抜くとなると辛すぎて続かないと思いますが、小麦だけを抜くということだったらこれからも続けていけそうです。

今後はルールを設けて運用

とはいえ、極端に「○○禁止」というのは期間限定にしたからこそ成り立つことだったと思います。食事改善は、短期間で完璧に達成することが重要なのではなく、我慢せず無理なく長期間続けていけることが重要です。なので、今後は以下の例外ルールを設けて、ゆるく運用していきたいなと思っています。

●コミュニケーションのためならOK
例えば、「みんなでラーメン食べに行こう!」と言われて、「私は小麦を食べないからちょっと…」と言って断るのは微妙ですよね。せっかくの楽しい時間だし、それを言うことで全体の空気を悪くしてしまいかねません。ということで、コミュニケーションのために小麦食品を食べるのはOKにします。

●全粒粉ならOK
小麦は小麦でも、「全粒粉」の小麦であれば、グルテン含有量が少なく、栄養価も高いとされています。価格は少し高いですが、長期的な健康を見据えると全粒粉が選べるときは全粒粉のものをチョイスしていこうと思います。

最終的には、ルールを設けなくても自然と小麦を食べなくなっているという状態にできたらいいなと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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