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「人に興味がない」ってどういうこと?

私に対する印象として何回か人から言われた言葉があります。

それが、「ちーさんって人に興味なさそう」というものです。

先日、まき子さんの記事を読んで、そのことをコメントしたら、「ちーさんがそう言われそうなの分かるよ」と返ってきました。

「人に興味がない」という表現だと、厳密にはなんか違うような気がしたので、改めてそれについて深掘りしてみたいと思います。

「人に興味がない」と思われてしまう要因

これはあくまで推測ですが、なぜ私が人に興味がないように見えるのかを考えてみます。

感情表現が薄い

私は、「ポーカーフェイス」「反応が薄い」「喜怒哀楽がないんじゃないか」と言われることがあります。
世間的なイメージとして、感情表現が豊かな人=人に興味があるみたいな印象が強いため、人に興味がないように見えるんじゃないかなと想定しています。
やはり、反応が大きいと、「興味がある」と思われやすいという面は大いにあると思います。

マイペースである

私は、子供の頃から「マイペースだよね」とよく言われていました。
今もその性格は変わっていないと思います。
あまり周りのペースに合わせることが少なく、自分がやるべきことを自分のペースで淡々と進めていくという性質を持っています。
周りを気にしない=人に興味がないという解釈になるのだと思います。

多趣味である

私は比較的、幅広く趣味を持っている方かなと思います。
基本的には、「発信する」ということをベースに、ブログ、銭湯、動画、DIY、発酵食品など、幅広く色んなことに取り組むのが好きです。
多趣味である→興味の対象がモノ→人に興味がないという発想から、人に興味がないように見えるのだと思います。

「凪のお暇」における「人に興味がない」の意味(ネタバレ注意)

ここで、まき子さんも話題にしていた「凪のお暇」で語られていたことにも触れておきたいと思います。
「凪のお暇」とは、都内OLだった主人公の凪が過呼吸で倒れたのをきっかけに、全てをリセットして、立川でのお暇を通して自分を見つめ直すという物語です。
漫画が原作ですが、つい先日までドラマ放映していました。
凪が働いているスナックのママが「あなた、人に興味ないでしょ?」と語るシーンがありました。
凪は、スナックに来る客に対して、自分から話のボールを投げることがなく、常に相手のボールを待っているその姿勢がそもそも人に興味がないのよ!という指摘でした。
凪自身振り返ってみると、今まで興味のない話についても興味のあるフリをしていた、自分が聞き上手だと思っていたが実は相手が気を遣って話を振ってくれていた、ということに気づきました。
まき子さんは、「とても共感した」と書いていましたが、私はそこまで共感しませんでした。

私は人に興味がないのか?

では、最後に、自分は本当に人に興味がないのか?自問自答したいと思います。
結論としては、「興味ある人に対してはとことん興味を示すが、興味ない人に対してはとことん無反応になる」というのが一番しっくり来ます。
「人に興味がない」だと、全人類に興味がないということになりますが、そうではないと思います。
私は、表面上の反応こそ薄いものの、興味がある人に対しては、ちゃんとそれが伝わるように行動することを意識しています。
例えば、面白い人に出会ったら、その人のメリットになるような発信活動をします。
一方で、話を聞きながら「この話はつまらない」と感じたら、反応も適当になってしまうし、行動も起こしません。(ここが凪と違うところ)
自分の特徴として、「マイペースであること」と「多趣味であること」を挙げましたが、これ自体は実際には、人に興味がないこととイコールではないと考えています。
確かに、印象的には、人に興味がないと見えがちですが、周りのペースに合わせないからこそ、凪のように「偽りの興味」を演じたりはしないです。
また、趣味をきっかけに人に興味を持つこともたくさんあります。
例えば、私は銭湯が趣味ですが、相手が銭湯好きとかであれば、自然と興味が持てます。

あなたの周りにいる「人に興味がなさそうな人」も、心の中では、「あなたに興味を持っているかもしれない」という視点を少しでも持っていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。主な発信活動は、Twitterでやっておりますので、Twitterもよろしくお願いします!


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