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合成成分の恐ろしさ

ニキビ博士・片柳です

以前、合成成分について書いたことがあります。
その時の記事はコチラ。

あの時は↓これらについて書きました。

❌合成界面活性剤
❌合成防腐剤
❌鉱物油や合成の油性成分
❌合成ポリマー
❌合成色素


本日はその中でも、界面活性剤にだけ焦点を当てて行きたいと思います。


では早速!!
まず、界面活性剤とは?

分子内に水になじみやすい部分と、油になじみやすい部分を持つ物質の総称

です。

簡単にいうと、

水と油分などの本来混ざり合わない物質同士を混ぜ合わせるものです。
化粧品のクリームも、水と油を混ぜてできていますが、それだけでは混ざらないので、界面活性剤が使われています。
食品では、マヨネーズは、酢と油と卵の黄身から出来ています。

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案外身近にあるのが分かっていただけると思います。


また、界面活性剤は、

●天然由来の界面活性剤・・・天然の材料から単純な製法で作られている
●合成界面活性剤・・・人工的に巨大なプラントで化学合成されている

の2つに分けられます。


合成界面活性剤は合成という名前の通り化学的に合成された人工物なので、自然の自浄作用では分解することができないため、自然界を汚染し、生物の生態メカニズムをも破壊してしまいます。


そして、界面活性剤の種類4つ


⭕️陰イオン界面活性剤・・・石けん系、鉱油系(アルキルベンゼン系、アルコール系、オレフィン系、リン酸系)、脂肪酸系(アルコール系、アミド系)
⭕️陽イオン界面活性剤
⭕️両性界面活性剤・・・カルボン酸系、硫酸エステル系、スルフォン酸系、リン酸エステル系、アミド系)
⭕️非イオン界面活性剤・・・脂肪酸系、鉱油系、含窒素系アミド系、含窒素系アミン系


一口に界面活性剤といっても、色々な種類のものがあり、その数は2000種類以上と言われます。また、合成界面活性剤は一つを単独で用いることはなく、これらさまざまな種類の合成界面活性剤を混合して相乗効果の活用させることによって洗浄力を高めるようにつくられています。


では、どんな場面で界面活性剤は使われているでしょうか?


✅せっけんや洗剤
✅ボディソープ、ハンドソープ
✅シャンプー・リンス等ヘアケア
✅歯磨き
✅化粧品
✅食品
✅染料
✅その他

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身の回りにいっぱいあります。
ここで、合成界面活性剤の恐ろしい作用を3つご紹介します。


①乳化作用
皮膚の脂を剥ぎ落とし、細胞膜を溶かす

②浸透作用
溶かされた細胞膜、細胞間を通過させる

③残留作用
長く体内および環境にとどまる


非常に怖いです。

本日はここまで。
お読みくださりありがとうございます

🌹ニキビ博士・片柳ちひろ🌹
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

【専門分野・得意分野】
⚫︎ニキビ改善

【運用Web.SNS】
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