見出し画像

バリア機能とニキビ

バリア機能は、3つの保湿因子によって維持していることも説明しましたね。


⭕️天然保湿因子(NMF)
⭕️細胞間脂質
⭕️皮脂膜

これらが機能低下することで、水分が保持できずに、
肌は乾燥してしまう、というわけです。

では、敏感肌がひどくなるとどうなってしまうのか?


大きく3つご紹介します。

✅乾燥性敏感肌
角質層の保湿のメカニズムが崩れることで皮膚が乾燥。バリア機能の低下により刺激を感じる肌。この状態が続くことで、皮膚の抵抗力が弱くなる敏感肌へと進行します。通常の問題ない刺激(物質/体調変化/季節など)に対して敏感に反応する皮膚のことです。

◇ポイント
 ①代謝機能を正常にしてバリア力を回復される。少量づつ使用
 ②皮膚への刺激要素を取り除く
 (紫外線/添加物/酸化皮脂/摩擦/化学物質など)
 ③皮膚の再生力を高める
 (ホルモンバランス/血流/栄養バランス/睡眠だど)


✅アレルギー性肌
特定の成分/物質に対して免疫機能が反応(カブレ/湿疹など)を起こす皮膚

◎原因となるアレルゲン
 ・洗剤
 ・金属
 ・衣類
 ・薬品
 ・化粧品
 ・紫外線
 ・食べ物
 ・植物
 ・ダニ
 ・ハウスダストなど

◇ポイント
 ①アレルギーの原因となる成分/物質を把握する
 ②使用後しばらく様子を見る *パッチテストなど


✅アトピー性肌
アトピー性因子を持つ皮膚で、皮脂の分泌量が極度に少なく角質層の水分保持力が弱い。バリア機能が非常に弱く、常に皮膚が外部刺激にさらされている。慢性的に(感想からくる)強い痒みを発症したり赤くなることを繰り返す。

◇ポイント
①皮膚の保湿
②皮膚への刺激を避ける
③専門医/薬による治療が必要

敏感肌がひどくなった場合は、ニキビケアの前に敏感肌の治療が先決です。

参考にしてください。

本日はここまで。
お読みくださりありがとうございます

ニキビ改善をされたい方のための”ニキビの治し方をまとめたページ”もありますのでそちらもご覧ください⏬

⇨ニキビの治し方マニュアル【完全版】を今すぐみる

🌹ニキビ博士・片柳ちひろ🌹
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

【専門分野・得意分野】
⚫︎ニキビ改善

【運用Web.SNS】
⚫︎Twitter:ニキビ改善情報とニキビ博士の気づき🌹
⚫︎Instagram:ニキビ症例とニキビ博士の日常つれづれ🌹
●アメブロ:ニキビ改善法・毎日更新中🌹

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?