私のLTの準備の仕方

この記事は TECHPLAY女子部 Advent Calendar 2019 の6日目の記事になります。今年一年、TECHPLAY女子部さんのイベントにたくさん参加させてもらいました。関係者のみなさま、ありがとうございました!アドベントカレンダーで1年を締めくくりたいと思います。


さっそくですがみなさん、LTしてますか?

私も今年1年、LTをいろいろなところでしたり、いろいろな方のLTを聞いたりしました。面白いLTを聞くたびに思うのが、「みんなはどうやってこの発表を作っているんだろう?」ということです。

LTのときはパワポで資料を作ることが多いのですが、これが本当に時間がかかります…。内容はさることながら、デザインセンスもないので(配色とかフォントのサイズとか位置とかとりあえずださくなる)、時間がかかるし、できたものへの満足度も低くなりがちです。

とはいえ、LTの資料はだいぶ早く作れるようになってきました。今日は、普段私がどうやって発表の準備をしているのかをかいつまんで書きたいと思います!みなさんも何か方法があったらぜひ教えてください!

どんな人におすすめ?

・思考が発散しがち
・プレゼンで話したいことが多くなりがちでまとまりがなくなっちゃう
・準備するときはパワポを最後の最後まで見つめてもやもや

というような方におすすめです。

方法

実際に以下のような方法で準備をしています。手順は5つです。

①テーマを決める
②内容を決める
③ラフ画を書く
④資料を作る
➄発表練習


①テーマを決める

まずは自分の発表のテーマを決めます。

LTによってはテーマがかなり具体的な場合もあると思いますが、自由度が高いものもあると思います。その場合は自分でテーマを決める必要があります。

ここでは、「自分が話せそうなこと」と「参加者が聞きたそうなこと」をどんどん挙げていきます。その中で、「具体的」かつ「シンプル」なテーマを選びます。具体的かつシンプルだと、内容を決めやすく、ぶれにくく、調整もしやすいです。

②内容を決める

LTのテーマが決まったら、話す内容をマインドマップにとにかく書きまくります。

ここで大事なポイントは、とにかくなにも気にせず書きまくることです。5分の発表だから5分の内容を考えるのではなく、1時間でも2時間でも話すつもりでとにかく書きまくります。

その後、書いたものの中から、発表時間に合わせて話す内容を選び、ある程度話す順番も決めていきます。その時に大事なのは最初に決めたテーマです。このテーマに沿った内容を選び、テーマに沿っていない内容は話したい気持ちをぐっとこらえて削除して、次の機会まで大事に温めておきます。

③ラフ画を書く

内容が決まったら、ラフ画を書きます。何を書くかというと、スライドの見た目と台本を手書きで書きます。

汚いし情報量少ないのですが、↓の感じです。

画像1

ノートを縦半分に区切って、さらに横に区切っていきます。左のマスにスライドのイメージ、その右のマスにそのスライドで話したい事を書いてきます。

そうです、ここで資料も一緒に作ってしまうのです!だいたいのデザインも考えながら書いていきます。

ここでラフ画を書くといいことがいくつかあります。

・書いたり消したりすぐできる
・広げて見れるので全体を俯瞰してみることができる(これが結構大事)
・だいたい頭に入る→発表練習ほぼほぼいらなくなる

上の図でも最初は自己紹介ページを入れようとしましたが、やっぱりやめたということで消しています。ノート1Pにだいたい4~5Pで見開き8~10P分のスライドを書くことができるので、全体を俯瞰してみることができます。そうすると、なんか流れ変だなとか、ここだけ妙に長いとか気づくことができたりします。こういうことをやっていると内容はだいたい頭に入るので、ラフ画ができた時点で発表練習もできたといっても過言ではありません!

ラフ画を書くのは時間がかかるし、だったら資料を作ればいいんじゃない?と思う方もいるかもしれません。私のような発散タイプだと、やることを分けることで全体としてかかる時間が少なくなることが多く、この方法もその一つかなと思います。資料作りは書き起こすだけなのでかなり短くなります。

④資料を作る

実際の資料を作ります。

気にするのは微妙な配置とか、色味くらいです。

➄発表練習

実際に使う資料を使って発表練習をします。

ラフ画を書く時点でだいぶ頭に入っているので、通して1、2回練習するだけでもOKだったります。しゃべってみてなんか変なところとか、時間かかりすぎとかを修正します。

以上が、私の資料の作り方になります。以下はおまけです。


資料の体裁

資料はある一定期間、同じデザインを使うことが多いです。飽きてきて時間があるときにデザインや色を変えています。

気を付けているのは以下のようなことです。

・色を3つ以上使わない(だいたい2色)
・規則性をつける

シンプルイズベストってやつですね!一度、パワポでテーマを設定する方法を調べて設定してみたので、それをちょっとずつ改変しながら使っています。色の設定などは簡単にできます。

毎回↑を全部やっているの?

①~➄は全部やろうと思うとなかなか時間がかかります。それでも、この方法でやり始めた最初のころは、これらを全部やっていました。その方が早いし、ストレスなくできました。

今は全部やってません。②のマインドマップは絶対やりますが、その他は必要に応じてという感じです。

③の絵コンテについては、マインドマップを書いたときになんかもやもやしていたり、話をしているところをイメージできないところは書くようにしています。テーマに沿ってないとか言いたいことがはっきりしていない、というところがだいたいもやもやになっていて、そういうところはやっぱり資料に落とそうとするとできなかったりします(と最近気づきました)。


最後に

話が出たのでちょっと…

私は大のマインドマップ好きです。なんでもマインドマップで書いてます。発表資料はもちろん、目標決めなきゃとか、なんかもやもやするなとか、誰かの話を聞いてメモするときとか、なんでも使えます。向き不向きがあったり好みも分かれるところだとは思いますが、使ってないという方にはおすすめです。

また、今回紹介した方法は何年か前に勉強会で教えていただいたものです。正直原型はもう覚えていないのですが、ラフ画を書くといったことはその勉強会で教えていただいたことです。いまでも使わせていただいています!

長くなってしまいましたが以上です!本当はもっと説明したいポイントもありますが、それは次の機会に何かで書こうと思います!

こういう文書もおしゃれにかけるようになりたいものです。

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