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魔法使いへの道

新年しょっぱなから何非現実的なこと書いてるんだって感じだが(笑)私は今魔法使いになろうとしている。
魔法使いといっても、指やスティックを使ってキラキラを発射させるようなそれではなく、見えない精神世界とつながって、悩んでいる人への解決の糸口を見つけてあげること。魔法少女の大人版?である。

ちなみに最近の私のスピ傾倒にいろんな人が心配してくれていて、年賀状にも「疲れてるのかな?」って書いてくれている人が何人かいた(笑)
心配かけてごめん。頭の方はわりと大丈夫です(笑)

魔法を使うことへの憧れ

子供の頃から魔法を使ったアニメ(ひみつのアッコちゃんやミンキーモモ、魔法使いサリー、セーラームーンなど)が大好きだった。主人公がみんな可愛いのも幼い私には憧れだったのだと思うけど、可愛いだけで終わらず、人知れず特別な力を使って悪者を倒したり、問題を解決するなんてめちゃくちゃカッコイイ!と胸を熱くさせていた。

当時は自分にもそんな力が隠れているのではないか、自力で空を飛ぶ感覚だってあるのにどうして飛べないのだろうかと思っていたし、魔法を使いこなしている彼女らが羨ましくてしょうがなかった。ぬいぐるみや動物相手にぶつぶつと想像の世界で会話をしているような子供だった。
そういえば大人になってから「ふわふわ飛んで歩いているように見えたし、想像の世界に住んでる夢見る夢子だった」と母から当時の様子を教えられた。

それで、「魔法使いになりたい」とかって幼児の自分が言っていればまだ可愛いのだけど既にアラフォーに達したおばさんが言っているのだからかなりイタイ。だから人には言わない。でも一人だけ、マナカード師匠の斉藤さんにだけ言ってみたら、大真面目な顔で肯定してくれた。さすがだと思った。

夢が再燃したきっかけ

私だってこんなことずっと考えていたわけじゃない。まじめに、現実的に、地に足をつけて働いてきた。

思い返せば2020年10月の下北沢。私は占い師の翔哉さんの誘導でハイヤーセルフと繋がった。高次の自分が言うには、自分は人々の人生に自由を与えたいと願っているらしかった。しかも対面のスピリチュアルカウンセラーという形で。

そもそもマナカードを学んでからの私は占いを受けることから遠ざかっていた。ところが急に霊視出来る人に視てもらいたくなって、たまたま気になった翔哉さんのところを訪れたのだった。

翔哉さんには、仕事と家族(今の自分の家族と実家の家族)の不和について相談しに行ったのだが、私がなすべきことをまだ果たしていないのが原因だと。これを機にスピリチュアルを学べば解決されていくし、今回占いに来たのも導かれていると思いますよと言われた。そして、なかなか行動に移せないちひさんがチャンスを逃しそうで心配です、とも。

私は自分で言うのもなんだが、皆々様のおかげさまもあって幸運で、歳を取れば取るほどその度合いは増していると思っているし、チャンスは結構掴めてきた方だと思っている。チャンスを逃しそう、だなんて心外だなと思ったけれども強烈にその言葉は心に引っかかって不安となった。

そこからだ。私の迷走が始まったのは。

「スピリチュアルを学ぶ」の意味が分からずスピリチュアルと起業についてメルマガにたくさん申し込み、先生を調べ、zoomで相談会や説明会に参加した。セラピーやヒーリングを受け、ご縁をいただいて気功整体院にも行ってみた。

ただの占い師では食っていけない

調べ始めると、降霊や守護霊と話す、宇宙人と繋がる、チャネリングをする、透視する、アカシックレコードを読むなど、いろんな学校があり、先生がいて、特にここ数年で占い師や講師となる人の数が急増しているというのが肌感覚だが分かった。そして、どこで学ぶにもお金がとんでもない金額かかる。多分、とんでもない金額をかけて学んだ人がまたとんでもない金額で教えているのだろうと思う。

でも私の理想は、不思議と見えないことや人が知りえないことでも色々教えてくれる近所のおばあちゃんなのだ。(今さら魔法少女ではない。そこはわきまえている(笑))お金を取るとしてもワンコインとか。

理想は理想としても、確かに会社員を辞めてフリーランスとなった後の家計のことを考えると恐ろしかった。現実的には旦那と私の給料を合わせてもトントンの金額で毎月生活しているのだ。息子もこれからお金がかかってくる年齢だし。

「とりあえず、今マナカードリーディングは出来るのだから、それから始めたら」という斉藤さんの言葉に勇気づけられたものの飽和状態にある占い師業界に乗り込む勇気が出ず、この技術と今までの経験で食っていける道が無いか起業コンサルタントに相談してみた。
コンサルさんは丁寧にこれまでの経歴の私を評価してくれて、なるほどと思う現実的な業務案を提案してくれたが、どんどん夢から離れていく気がした。

まっすぐ夢を選択する決断

私の誕生日当日、奇跡的なタイミングで斉藤さんの予約が取れてロミロミを受けに行ってきた。そこで先に記した「魔法使いになりたい」告白をしたわけだが、斉藤さんは冷静に「今の会社に勤めながら魔法使いになる勉強をして、副業して、軌道にのったら独立したらいいんじゃないかな」と言ってくれた。

同じことを言ってくれた人がもう一人いる。
もう年内のうちに前に進むための動きは出来ないと思われた12月28日早朝。アメリカのラスベガスに住むライトワーカー講座をやっている方とzoomで話しをした。

その方から「相談に来る方で、私の使命はなんですかと聞いてくる方がいるが、自分の人生なのに丸投げするのはおかしい。自分は何がやりたいか、どういうゴールにするか自分で設定するだけなのよ」と言われて耳が痛かった。下北沢の翔哉さんのところに行った時の自分は完全に人生丸投げ人間だったからだ。

ライトワーカー講座は、コロナの影響で家計が苦しい方が増えたこともあり、1月から内容を分割、値段も分割して再設定するつもりだそうだ。そもそもの金額設定も他と比べると随分良心的な値段だと思った。この値段なら、と思って1月から受講することに決めた。

予感

かくして私は魔法使いへの一歩を踏み出す(予定)こととなった。

2020年半ばから予感がしていた人生大転換の時。私が本当に魔法使いになれるのか、結局なれないのかは分からない。でも、私は昔どこかで見た「私は大器晩成型だ」という占いを信じている。私は絶対に幸せになる、幸せになる努力をし続ける、と亡くなったおじいちゃんに誓い、そこから人生が好転しているから、きっと魔法使いにだってなれるに違いない。

魔法使いになったなら、一番に家族を幸せにしたい。

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