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【陸路】バンコクからシェムリアップ、約7時間のバスの旅

皆さんこんにちは、千尋です。

今回はタイバンコクからカンボジアシェムリアップまでの陸路国境越えについてまとめてみます。

タイからカンボジアへの行き方は主に航空機、バス、鉄道+バスの3つの方法があって、今回私はバスを使いました。
航空機をバングラデシュで逃している私にとって、出来る限り移動の出費を抑えることが今は第一です。笑

もし時間や体力的な余裕のある人はぜひ鉄道に挑戦してみたら良いかと思います。
鉄道+バスの場合、タイの田舎の風景を観ながらトコトコ国境付近まで約6時間の旅をして、そこからボーダーまで自力で行き、シェムリアップ行きのバスを探すなど、中々ハードモードそうな道のりで、チャレンジとしては面白そうです。笑

ただ私は今回は早起きしたくなかったのもあってバスを選ばせていただきました。(逃げ)

結論から言うと、バスを使う際は、タイ国営のトランスポート(TRANSPORT)社のバスが一番いい!ここらへんは私が話せることは特にないですが。笑 調べてみるとかなり高く評価されていて観光客に人気みたいですねー!

ただ私が今回使ったのは小さめのローカル臭漂うバンでございました、、、、!!
(騙されたんじゃ。あとあと言うけどさ。)

事が始まったのはつい昨日のことで、私は前日飲みすぎたせいで起きれず、
明日こそはカンボジア行くぞ、、、バス取るか鉄道頑張るか、、という勢いでカオサン周辺を歩いていたところ、街のバスの仲介業者が安い値段でシェムリ便を出しているのを見つけ、そのお店にはいりました。

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迎えてくれたのは、優しいお母さんで、
「アナタ!ワタシトモダチ!」と声をかけてくれて、秒速で8amバンコク発-4pmシェムリ着のバスを取ってくれたんです。笑
しかも、写真に載ってるバスはめっちゃ豪華でトイレと食事と綺麗な席、、。
「トイレついてんの!」というと、おばちゃんは「そうだよ〜!」っていって快くディスカウントをくれて最終価格、750B(約2250円)。
約2000円でカンボジア行けちゃう!

(ちなみに以前使ったプノンペンからホーチミン便はもっと安い、!1000円くらいで行けた)

それでノリノリで朝ちゃんと起きて指定されたオフィスの前で待ってたんですけど、いくら待とうと、まあ一向に人は現れないし、なんなら商店のおばちゃんたちが忙しくしてるだけ。

とりあえず緊急連絡先の昨日のおばちゃんのとこに電話したら、
「道混んでるからしゃあない!ただひたすらまっとけばバス来るから!」
と言われてまたじーっと待ってたんです。

でも永遠にこない。

怖くなってバスの運転手の連絡先に電話したら、
Where are you???? と言われて、こちとら、はぁ笑?でしかない。笑

しばらく話してるとバイクに乗ったおっさんが来て、バス乗り場まで連れてくから、のりな!と言われ、この人がさっきまで話してた運転手でした。

バイクに1分くらい乗った激近のところには、ドイツ人2人が待ってて私と同じバスに乗ろうとしていたみたいでした。

でも一向にバスが来ない。イアホンで音楽聴きまくってるお姉さんにチケット確認されて、永遠に待たされる。この時点で8:30です。

しばらくすると急にタクシーが来て、
「乗りな!バス乗り場まで連れてくから!」
何回このセリフ聞くねん。とドイツ人と愚痴りながら3人でタクシーに乗り、ついたのはバンコク中心部のミニバンが集まる変なとこ。笑

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そこで待ってたローカルの人たちと合流して我々は8人でミニバンに乗り込んで出発でした。
写真のバスと違いすぎて、ん?と思ったけど、騙された私が悪い笑。

ミニバンに乗って約4時間半でタイとカンボジアの国境に着きます。地元の人も何人も乗っているこのバンは、途中で適当な休憩をはさみながら、とにかくマイペースに進んでいきました。

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陸路での出入国はちょうど一年前に、カンボジア(プノンペン)→ベトナム(ホーチミン)のバス旅に続き、二度目になります。ただ、どこの陸路を行こうと手続きは変わらず、まずは出国審査(Departure)、その次に入国審査(Arrival)になります。


タイとカンボジアの国境のまちであるアランヤプラテートという町に着いたらボーダー付近まで行き、まずはタイを出るための出国審査を通過します。

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標識に従って、こんな通路を行きます。

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標識に従い、外国籍パスポートの人は2階で出国審査をうけます。ここで必要になるのはパスポートと、Departureカード(このカードは入り口付近のカウンターでもらえます)。

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上にあがるとこんな感じでスカスカでしたね、笑

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こちらがDepartureカードになります。フライトナンバーと、バスなどの乗り物のナンバーは書かなくて大丈夫みたいでした。

ここで無事書類に不備がないことを確認したら、そのまま進んで次はカンボジアの入国審査になります。ここが結構難点で、ビザなしで渡航できる国が世界一多い日本ですら、カンボジアの入国に際しては、何日間であろうとビザが必要になってきます。詳しくはネットで調べてみてください!

今回私は陸路での入国になるので、国境付近でアライバルビザを取得することにしました。ただ、このやり方は時間がかかる&代行業者にぼったくられるので、基本的なビザの取り方の中でも特におすすめされていません。

できるなら、事前にe-VISAをネットで取得しておく(手数料6ドルかかる)とか、日本の領事館などで事前にVISAを取得しておく(発行手数料が現地での取得に比べ10ドルくらい高い&即時発行でないことが難点)ことがいいかと思います。

ただ、これらは国境付近で時間がない場合の対処法であって、国際バスなどを使わずに自力で(鉄道+バスの手段を使う場合など)国境を越えようとする人なら、寄ってたかってくるビザ代行業者に頼まず、地道にアライバルビザ取得ゲートに並んで30$という正規の価格で取得することもありかもしれません。

私は今回バスで来ていたので、できるだけ時間をかけたくなくて、(自力でビザ取得に並んでいるとおいていかれる可能性もぜんぜんあるので)国境付近にいるビザ代行業者にお願いしてしまいました。

彼らの決まり文句は、「自分でビザを取ろうとすると少なくとも2時間は並ぶよ!僕らなら手数料は取るけど10分でとってきてあげる」とのこと。

実際彼らに払った金額は1400B(4200円)ほどでした。アライバルビザを自力で並んで取ろうとすると、たったの1000B(3000円)で済むので、これはだいぶ痛手でした。

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一応これが自力でビザを申請しているカウンターになります。めちゃめちゃ並んでました。(でも絶対2時間は嘘笑)

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そんなこんなで最後にアライバルカードとパスポートをイミグレーションで提出すると、すんなりとカンボジアの入国審査は終了。ここからバスに乗り換えて、シェムリアップまで直行です。

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注意してほしいのは、私みたいなローカルのバンで来ると、必ずしも行きに乗っていた同じバンに乗れるとは限らず、(たぶんタイ側とカンボジア側で手配している業者は同じ)バンの中のメンバーも途中ではぐれてしまいます。笑 

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国境越えの際に完全に単独行動をして、なんとなくイミグレを通過して、知らない人同士で固められて、また同じようなバンに乗り込むって感じです。すごく不安になる人も多いと思うし、実際に一緒にのっていたヨーロッパからの女の子は一緒にいた子たちと同じバンでないことにパニックになってました。笑

一応、そんな感じで国境越えは終了します。最後に大好きなシェムリアップに到着!!(ここも今回は中心部でなくて、途中で降ろされてそこからトゥクトゥクに勝手に乗り換えをさせられるので注意です、、、)

結論としては。

★バス移動は安くて便利(タイ―カンボジア間ならタイ国営のTRANSPORT社がおすすめ)できるだけ、民間のバンみたいなのは避けて、国際バスをちゃんと手配すべきです!

★国境越えは出国審査→入国審査の手順で自力でやる

★その際に必要なビザの申請にはしっかりと下調べをして、優しく話しかけてくる代行業者には注意。

って感じですかね!!!笑

結構思い思いに書いてしまって長くなってしまったけど、読んでいただいてありがとうございます!ぜひみなさんも、陸路での旅を楽しんで下さい。

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