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【ちはやふる新の故郷】かるた王国福井を観光しよっさ!|@全国女流選手権大会

こんにちは、ちはやふる基金の本保です。
今週末6月1日(土)、2日(日)、福井県あわら市にて「第56回全国女流選手権大会」が開催されます。

「女流選手権って?」という方はこちらの記事をご覧ください。

今回は、開催地である福井県にて活動する福井県かるた協会/福井渚会の山崎みゆき会長に「女流選手権」の魅力や福井グルメ・お土産、福井のかるたについてお話を伺いました。


❶女流選手権の魅力

女性だからこその戦い方がある

—まもなく「女流選手権」が開催されますね。役員として活躍される山崎さんから見て、どこが魅力なのでしょうか?

なによりもまず圧巻の華やかさです!

YouTubeなどで中継もされているのでご覧いただいたことがある方もいらっしゃると思いますが、画面越しで見るのと現地で生で見るのとは全然違うと感じます。これはぜひ現地で観ていただきたいです。

また、男性のかるたと女性のかるたというのは戦い方に違いがあると感じています。

勝負事の駆け引きの仕方や、同性だからこそ出てくる意地や気持ちの戦い、粘りのかるたが観られるのが魅力かなぁと思っています。

昨年の女流選手権デモンストレーションより

—「女流選手権」の運営は、福井県協/福井渚会のみなさんでされているんですか?

もちろん福井渚会のメンバーも運営に関わりますが、北陸支部の仲間である石川県、富山県のかるた協会の方にもご協力頂いています。

—北陸支部で力を合わせての開催ということなんですね!

昨年の女流選手権デモンストレーションより

今年の注目は?

—今年の大会で注目ポイントがあれば教えてください。

注目ポイントは、参加選手の層の厚さです。永世クイーンである渡辺令恵さん、元クイーンの北野律子さん荒川裕理さん山添百合さん坪田翼さんという歴代のトップ選手や、昨年の覇者である原あかりさん、高校生A級の矢島聖蘭さんという勢いのある若手選手の戦いは見どころ満載です。

荒川裕理 元クイーン


山添百合 準クイーン


原あかり 第55回全国女流選手権大会覇者

❷【地元民おすすめ】福井観光ならここ!

—「女流選手権」のため、福井に駆けつける選手関係者やファンの方もたくさんいらっしゃいます。福井のおすすめスポットや食べ物などを教えてください。

観光スポット編

会場となるあわら市なら、「北潟湖の花菖蒲園」「あらた坂」「金津創作の森」でしょうか。

あわら市以外ですと、一乗谷朝倉氏遺跡博物館がおすすめです。

グルメ編

食べ物はそうですね、何でもおいしいですが、越前そばはおすすめです。「女流選手権」の会場となるあわら温泉 清風荘からも近い「平野屋」さんはよく行きます。

それと、福井はソースカツ丼も有名なので、「ヨーロッパ軒」さんのソースカツ丼は食べてほしいですね。

お土産編

あわら土産なら、「浅野耕月堂」さんの松乃露、「なんば屋」さんのゆ玉がおすすめです。

また、福井では「はや川」さんの羽二重餅が有名ですね。

他にも五月ヶ瀬というおせんべい。ピーナツが入っていておいしいんですよ。

あとは「えがわ」さんの水ようかん。福井では水ようかんは冬に食べるのが定番なんです。こたつに入って。

ぜひ福井にお越しの際にはお立ちよりください。

—福井では冬に水ようかんを食べるのですね…!新鮮です。以前福井に行ったことがある基金スタッフも驚いていました。


❸かるた王国福井の話


ちはやふる week in あわら」より

福井かるたの総本山

—「かるた王国福井」についてお聞きする前に、まずは福井渚会についてご紹介いただけますか?

福井渚会は福井県の競技かるた選手が大会出場する際の選手登録会であり、福井県かるた協会の役割も兼務している会です。

福井県協の中には、あわら市かるた協会や坂井市かるた協会など各市のかるた協会が属しており、福井県のかるたの総本山のようなところです。

毎週火水日は本部にて練習を行っていて、その他の曜日にも各地で練習会を開いています。

福井渚会の魅力

渚会の魅力は…みんな仲良く年齢関係なく和気あいあいとしているところでしょうか。

練習から対戦は真剣勝負を行っていますが、ひとたび対戦が終わると試合を振り返りながらずっとかるたの話をしています。

どこの会もそうかもしれませんが、外部から練習にいらした方にも「仲が良いですね」と言ってもらうことがあるので、「あぁ、うちは仲良いんだなぁ」と気づかされました。

下は小学生から上は80代の方まで在籍しています。

「かるた王国」と呼ばれるワケ

—「かるた王国福井」と呼ばれるほど競技かるたが盛んと伺っています。どうしてそんなに地域に競技かるたが根付いているのでしょうか?

福井県内で競技人口は千人くらいいるかと思います。

市子連という子ども会活動があるんですが、そこで、夏は野球とバレー、冬はかるたと卓球というのが定番だったんです。

それと学校で校内百人一首大会を開催していたこと。これがかるたが地域に根付いた理由の一つだと思います。

ただ、子ども会活動も学校での百人一首大会も減っているそうなので、「それはもったいないな、何かできることはないかな?」と考えています。

—文化としてかるたが身近にある地域なのですね。これからも競技かるたが盛んな福井であり続けてほしいと思います。週末の女流選手権も楽しみにしています!

昨年の女流選手権会場

おわりに

いかがでしたか?女流選手権のこと、福井のおすすめスポットやグルメ、そして福井のかるたのことなど、たくさん伺えて嬉しい時間でした。

いよいよ6月1日(土)、2日(日)は「第56回全国女流選手権大会」。当日会場に行かれる方は、本記事を参考に福井を満喫していただけたら幸いです。

もちろん、選手のみなさんは全力で大会に臨んでください!ちはやふる基金は、競技かるたを頑張る・愛する方をこれからも応援しております。


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