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国の重要無形文化財でユネスコ無形文化遺産の本場結城紬

本場結城紬(本結城)は紬の最高峰、まさしく紬の極みです。

その技術は国の重要無形文化財に指定されており、かつ世界でも認められてユネスコ無形文化遺産に登録されている程なのです。

ただ注意が必要なのは、本場結城紬と呼ばれる中でも、その全てが重要無形文化財指定の技術で出来上がっているものではない事、ここを混同して販売する側にも知識がなかったりします。
買う側はきちんとした知識があるお店、人から買いたいですね。

では、本場結城紬のその素晴らしい技術について書いていきます。

国の重要無形文化財に指定されている技術は3要件あります。

①糸つむぎ(真綿から手つむぎで糸を引き出し、撚りのかかっていない無撚糸の糸を使用する。)

②絣くくり(絣の柄付けは全て手作業で行う手くびりによる絣くくりにて行う。)

③地機織り(いざり機とも呼ばれていた原始的な織機を使用し手織りする。)

この3つの指定技術で作られたものこそが本場結城紬の中でも重要無形文化財指定技術で作られたものと名乗れます。
ユネスコ無形文化遺産に登録されている本場結城紬もこの3つの技術で作られたものを指しています。

もっと詳しい情報は茨城県のページが詳しかったのでご紹介させていただきます。結城紬の歴史や特徴などについて分かりやすく書かれていました。

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