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【⑪うつ・心の落ちこみ】あなたは回復します。完ぺきを手放す(もっとがんばらなくちゃを)~回復セルフワークシリーズ☆
回復セルフワークシリーズと題して綴っているのは、既に回復されたお母さまからの海外の方の相談という内容でしたので、まずはこちらのブログでご参考になればと思い書いています。
これは、「うつ、心の落ちこみ」テーマで綴っていますが、日常でも心がどんよりの日があったり、ためいきつくことがあったりする方にも、お家でセルフワークをお試しくださいね。
「心の落ちこみ、ダウン」って、人も天気と同様に、コロコロと心も変わります。
天気に晴れのち雷雨もあるように、人の心模様にもコロコロと変わることに気づいてもらうだけで安心します。
しかし、あなたの中に「こうでなくちゃいけない」という思いが、いつからかどこからか、思うようになってしまっているので、
今の自分がダメなように感じてしまいます。
なぜか?
あなたの心が、
「晴れ晴れでなければいけない」
「元気で明るくなければいけない」これを〇(まる)としていて、
「静か、おとなしくいる=わるい(×)」
となっているのかもしれません。
あなたの中にある「いいこと〇」「わるいこと×」と思っている事柄と、
ご自分を照らし合わせて、「よい」「わるい」と決めてしまっているようです。
例えば、
天気でいうと、晴れ(〇)よい、ずっとあるように思っている状態。
雨(×)がダメなように思っている状態。
上記の晴れ(〇)がずっと続くと、日照りで渇水になってしまいます。
だから、恵みの雨(×)がありがたいと変わってきます。
×だと思っていたもの=雨が、恵みの雨(〇)に変わりました。
今、自分自身にダメ出しをしている時、ついつい100%でなければいけない。と思っている心が登場し、なんだか苦しい、ダメと落ち込む。
あなたの理想通りの「あなた」にならないと、「〇まる」をつけてあげられない。と思い込んでしまっています。
先程の、日照り状態では、恵みの雨になり、ありがたいと思うように、
100%の理想通りでない自分自身でも、(〇まる)な所が沢山あることに
気づいてみましょう。
これも、いっぺんに100段とびは出来ないので、コツコツと慣れていくことで、今の自分でも「まっ、いいか」と思えるようになってくることでしょう。コツは、コツコツと習慣にしていき、慣れていきましょう。
【0か100の完ぺき主義を解消する方法】
コツコツと日常生活の中で、取り組んでみましょう。
①0か100、白か黒を、「グレー」でもいいんじゃない?と変えてみてはいかがでしょう?
きっと完ぺき、けっぺきな部分をずっと活用して、成功した満足感、乗り越えた満足感が得られて、この部分を活用することが「メリット」になっているために、手放すことが難しい、どうしてダメなの?
と思っているかもしれません。
あなた自身が、「苦しくなる、無理しすぎて、落ち込んでしまう」状態って、もしかしたら、この「0か100」を活用して、懸命になることを美徳としてきたかもしれません。
ご自身の心と体調は、二の次になっている状態。
心が、くるしいと悲鳴をあげているとき、(まだまだ乗り越えていない、乗り越えるぞ)を活用をしたいのでしたら、それでもいい。
もう一つ心も軽くなり作業もしやすくなる方法は、
あなたの心を充電する(休憩する、あなたが気分良くなることを優先して)その後に、心の充電ときっと身体の充電も同時にできることで、
懸命に走り続けているよりも、心も身体も充電満タンになっているので、
再度取り組む事柄に対して、よい調子で取り組めることでしょう。
「Aもいい、Bもいい、どちらでもいい。でも、Aの方がいいな」
この考えで、Aでなくてはいけない。Bでなくてはいけない。
と思うよりも、どちらでもいい、でも、あなたの希望はこっちだけど。
という気分でいると、(~でなければいけない)が、少し緩んできます。
この習慣を少しずつ活用していくことで、あなた自身をまずは、ゆるめることに慣れていくようにしていくレッスンを行ってみましょう。
(やすむ、休憩する、気分をよくするために娯楽にいく)ことに対して、
最初に不安が出てくることでしょう。
今までしたことないことですから(がむしゃら感、懸命に、倒れそうな勢いまで行ってくるので)。
今までの方法から、少しゆるませる調子を作っていくと、
どのような気分になり、どのように現実が変わっていくのかを体感されるとよいでしょう。
きっと、心の中の小さなあなた(インナーチャイルド)は、とっても喜びだして、嬉しさが心を満たし始めていくことでしょう。
そのように、心が喜ぶ時間、日を優先的に作ってあげましょう。
②「出来ていること」「在ること」を数えてみましょう。
例)
・歩くことができること
・運転ができること
・食べれること
・お風呂に入れること など
③加点法で考えてみましょう。
前回も綴りました、今、どちらかというと、「理想の自分」「現実の自分」「他人(自分より必ず上)と自分を比較する」にギャップを感じていて、
現実の自分の方をNG捉えています。
「理想の自分」または「他人(優秀な)と比較」は、当然、今の自分をダメと思うパターンになるように、思っていることに気づいてみましょう。
きっと、自分より劣っているという人とは比較しないでしょうから。
今の現実の自分の「あること」「出来ていること」を数えるだけでOKです。
それをメモって、何度も見ては思い出すことでもよいでしょう。
今までよく頑張ってきたので、今度は、まあまあを「OK」にしてみる練習もよいと思います。
妥協点、てっぺんを目指さずに、これでOKという気持ちもあってよいよと
してみてはいかがでしょう。
これが出来はじめることで、ご自分の心と身体の調子の加減をみながら
行動出来はじめていくので、上手に充電の仕方を身につけていける。
そうすることで、懸命に取り組みたい時があっても取り組める。
または、乗り越えようと思う時も、無理しても大丈夫になってくる。
まずは、いったん、ゆるめることを知ってみると、一生懸命にやれることができる。「やすんでもいい、懸命に取り組んでもいい、どちらでもいい」と思えたなら、あなたの心と身体のバロメーターの調子をみながら、お仕事でも、何かの取り組みでもパワーを活用して出来るようになっていくことでしょう。
「出来ない」「ムリ」を感じたなら、それを受け入れましょう。
そして、今は出来ないかもしれませんが、出来る時がありますから。
または、あなた自身が「しないでよい」ものかもしれません。
でも、「出来たなら嬉しい」と思うなら、やってみてもよいでしょう。
この内容って、「どっちなの?」と思うでしょう?
だから、どちらでもいい、グレーなのです。
あなたにとって、どうなのか?を一番に感じてあげること。
まずは、あなたに一番、優しく、あまあまでよいのだと思います。
(自分を責めることが多かったら、あまあま有効です)
これをコツコツと慣れていくまで、日頃の日常でレッスンのように積み重ねていきましょう。
きっと、そのような見方ができるようになり、あなた自身の心も穏やかに
なっていくことでしょう。
誰でもない、あなた自身があなたを厳しく見つめていただけかもしれません。
ゆっくり、今のあなた自身を受け入れて、すべて「OK」と言ってあげてはいかがでしょう?
あなたがもし、他人からすべてOKと言われたら、満足したり嬉しくなったりするでしょう?それと同様、あなた自身で「OK」を出し続けてあげましょう。