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「とにかく変わりたい」と願った2023年。


いよいよ年の瀬。

振り返ってみると、今年は自分が思ってた以上に自分に負荷をかけてしまっていたみたいで、駆け抜けてきた疲れがでてしまったここ数日。12年に1度、とかってよく言うけど、12年ぶりにインフルエンザにかかってしまった。発症から5日間は外出禁止と言われ、発熱したのが12月20日。40度の熱と格闘し、意識朦朧としている間に煌びやかなクリスマスムードが幕を閉じた。

そうこうしてる間にあっという間に今年が終わろうとしているわけだけれども、今年は本当に忙しなかった。10代から「私はやりたいことをやって生きていくんだ!」と腹を括って突き進んできたけど、2023年の私は、やりたいことをやる、というよりも、仕事もプライベートもわりとひとつひとつに重めのテーマを課しながら、「かかってこい、なんでも私がどうにかしたるわ!」というような勢いで、とにもかくにも"もう一歩の成長"を求めてがむしゃらに進んだ一年だった。

目の前の状況に甘んじてただ "こなす" だけじゃ、未来の自分に叱られる気がして、「ここで成果出せなかったらあたしは終わりだ」と誰に求められてたわけじゃないけどできる限りの負荷をかけて、自分なりの小さな訓練を積み重ねた。目の前のものを、一つ残らず着実に自分の力にしていきたい一心で。その裏にはきっと、「とにかく変わりたい」という意識が強かったような気がする。

来年私は29歳になり、いよいよ30歳が迫ってきた。29歳から30歳になるなんて、1つ歳を重ねるだけだし大したことないんだろうけど、やっぱり気持ち的には20代から30代の見えない壁がなんとなくある。10代から20代に移り変わる時も、当時は「このまま大人になっていいんだろうか?」ととても不安になった。別に誰かと比べて焦る必要もないんだけど、まさに今もそんな心境。

でもおかげさまで、今年は本当に色んな場所に呼んでいただく機会が多くて、新たなチャレンジもたくさんあった。今までやってきたブランドプロデュース業やラジオなどの話しの仕事に加えて、農村コーディネーター的役割を担うプロジェクト、講演会や講師としてのお仕事、テレビへの出演、初めてテレビのナレーションにも取り組んだし、コーチングという学びも取り入れた。

声や言葉を使って伝えていく、届けていくことの楽しさをより実感した一年でもあるし、時に壁にぶつかりながら、でも、この仕事を一生の生業にしていきたいと改めて思えた年でもあった。

仕事以外でいうと、やっぱり28歳ともなると身体のバランスも色々と変わってくるもので、婦人科系の検査もまめに受けて、長年苦しんできた生理痛やPMSとの付き合い方も改めて模索しながら、今まで以上に自分の身体と向き合った。これから自分がどんなライフステージへと変化していくのかはまだわからないけど、結婚して子どもを産むかもしれないし、もっとバリバリ働きたい!となるかもしれないし、まあなんにせよ何をやるにも身体が資本。自分の身体のせいで何かを諦めることがないように、今からやれることはしっかりやって整えておきたい。

あとは、今年2月には愛犬アイビーの闘病サポートからの突然の別れがあり、心にぽっかり穴があいてしまって、涙が止まらない日々も続いたけど、思っていた以上に周りの方々が自分を気にかけてくれていたんだなと実感する瞬間も多く、本当に今年も多くの人に支えられた一年だった。

そんなこんなで忙しなく日々がすぎ、光の速さで師走を迎え、今思えば今年はあまり休んだり遊んだりする余裕もなかったな。なんとか耐え忍んだ年だったと思う。

2024年は、もっと自分の心に従って、爆発力を大切にしながら、見たい景色を追いかけて、自由に駆け回りたい。

もっともっと遊びも大切にしていきたいし、自分がここ数年で蒔いてきた種は大事に丁寧に育てながら、大切な人たちとのプライベートな時間も充実させていきたい。

「他人は関係ない。状況も関係ない。私自身が、どういう景色を見ていきたいか。」

働くために生きたいわけじゃないし、私の人生の最大の目的は、みんなで幸せを感じていくことだから、もちろんキャリアも大切かもしれないけど、ちゃんと目の前の時間や幸せを大事にしていこう。

これを最後まで読んでくれた心優しいあなたにとって、来年も素敵な日々が積み重なりますように。


良いお年を。


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