《ものおもい日記》0303*ブラックになりたい夜もある
「私には私の地獄がある」
宇垣美里さんの言葉を思い出す深夜。
私は日頃から、ブラックちーちゃんなるものを脳内に住まわせる時期があるのだが、今がそうだ。
常々、社会の流れや人の感情を観察して、さて私はいかがだろうか?だなんて、眺めているが、正直そんなことできる感じではない。
見せかけの善意で気持ち良くなりたいだけの人。
自分の正義を振りかざして、他人を傷つけていることに気付かない人。
目先のことだけで、半径1mほどにしか関心がない人。
もっともっと鈍感に生きられたら、私は幸せになれたんかなぁ。
とか
生きたいとも、死にたいとも、思ったことの無い人生なら幸せだったんかなぁ。
とか
私が決めた人生なのに、その人生にケチつけたくなる深夜。
もちろん、どんな人にも、その人の地獄がある。
その人の地獄を知るわけも、経験するわけもないから、分かることは無い。
だから誰もが、自分の地獄が一番キツいと思いたくて、比較できないものを比較しようとする。
私頑張ってるのに可哀想でしょう?
そう言いたい気持ちもわかる。
(わかるわかるって言うのも、信用できないカウンセラーみたいで辞めたいけどね。)
まぁ私だって、気持ちが擦り切れそうになると、そう思ったりもするわけだ。
だから昨晩、
生きたいとも死にたいとも思ったことも無く、やりたいことも無く、ふわふわぁっと生きられたらどれだけ幸せなんだろう。
なんて、ブラックな感情を吐き出してしまった。
最近Twitter見てると思う。
「やりたいことありません!」って、人生でやるべきミッションを決めなくても生きてこれたってことでしょ?
「やりたいことありません!」って、この先なんでもできる可能性を秘めているってことでしょ?
自分の人生を、生き方を、これからの未来を、生死を、考えずに生きてこれるほど平和だったんだな。いいなって。
私の世界では、自分の生死や生き方を日々考えることは当たり前だけど、それを世の当たり前だとは思ってもないし、押し付けてもいない。
でも、それでも、何も考えなくても良かった人達を見ると、なんとも言えない気持ちになる。
誰も悪くないんだけど、多分私は嫉妬しているんだと思う。
その人にどんな地獄があるかも知らないけど、平和に生きてこれた人たちに、私は嫉妬している。
多分、私が生死や生き方に執着して生きてきちゃったことは強みでもあると思っていて。
自分の人生を深く考えて、掘って考えて、見つめてきたからこその視野があって、
その視野があるから共感の鈴がなる範囲が広くって、
ある程度のブラックやダークは、穏やかに笑って抱きしめられちゃって。
メリットはある、そこから生まれた強みもある。
でも、そんなことをかなぐり捨ててブラックになりたい時もある。
まぁ、ブラックになりたい時は、とことん独りでブラック思考を掘り下げるが吉だ。
どんな感情を持つことも悪くないもん。
嫉妬も、絶望も、怒りも、全部燃料に変えて、
ロケット飛ばしちゃおう。
そんな夜です。
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