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プロフィールを変更しました。
プロフィールを変えてみた。
そもそもこのnoteは
父の闘病を近くで見ていることがあまりにも辛くて、気持ちをどこかに出したくて初めたものだ。
早く書きたくて仕方なくて、適当に『いと』という名前をつけた。
少し珍しい3文字の苗字をつけたくてネットで検索してみたが、『後醍醐』のような歴史感たっぷりなものが多くて諦めた。『後醍醐いと』って何だよ。笑
プロフィール写真は、幼い頃の自分にした。子どものころの純粋な気持ちを忘れないように、と。まぁこれも適当に選んだ写真と理由だ。
そんな感じで初めたこのnote。
本名ではないし、カウンセラーとしての自分でもないから格好つけることもしなくていい。集客もしなくていい。弱音も吐いていいし、悩みを書いてもいい。
本当に楽だった。
…………
初めて3か月くらい経ったことだろうか。
自分のnoteに少し違和感が出てきた。
それを感じたのは、父が死んで初めて書いた記事だった。
父は逝く数時間前にわたしに言った。
「千晴、こんなふうに最期まで力強く生きるんだぞ」と。
実は、『言った』というのは違う。父は言ってはいない。もう声を出せる状態ではなかった。ただ目を見開いて口をパクパクさせていただけだ。
完全なるわたしの想像なのだが、でも確かに父はそう言ったと今でも確信している。
父の最期の言葉。
それをnoteに書いた。
『いと、こんなふうに最期まで力強く生きるんだぞ』
その時、自分の中の細胞がざわざわした。
お父さんは『いと』なんて言っていない!
お父さんは『千晴』って言った!
お父さんの言った言葉をそのまま書きたい!残したい!
そして、わたしは『佐藤千晴』になった。
…………
昨日プロフィール写真を変えた。
これも名前と同じような理由。
noteを開くたびに見かける小さい赤ちゃん。
いや、わたしもう結構なおばさんだぜ……
しかも、この写真だけじゃ、男なのか女なのか、自分の子どもの写真なのか、一体誰なのか、さっぱり分からん。
ということでこれも変更。
現在の写真は、割と最近のわたし。
旅行中夫がわたしと息子を撮ってくれたものだ。
右隣にいた息子はばっちりピントが合っていたのだが、わたしはボケてしまっている。
着ている洋服も、影が入ってしまっているところも、後ろの柱も、なんだかなぁと納得がいかないのだが、これにした。
柔らかい表情は気に入っている。
でも、もっと納得できる写真があったら変更したい。
わたしは、割と両親の欠点を引き継いだ顔になってしまった。
目も離れているし、口は大きくて鼻が低い。
大久保佳代子に似ていると、夫は言う。
昔は吉田美和に似ているとよく言われた。それは嬉しかったけれど。
(大久保さんごめん)
反対に兄は、両親の良い所ばかりを引き継いだ。
目がクリクリしていて、鼻が高くて顎がシュッとしている。
ああ、残念な妹。
…………
プロフィールの内容も少し変えた。
以前のものを消してしまったので、正確には覚えていないが
静岡県在住37歳 / 9歳の息子・かんちゃんと15歳年上の夫・ようちゃんと3人暮らし / たまに心理学を学びたまに学生に勉強を教えている。/ 父の死、子育て、生き辛さなど心のままに書いている。/ いつか自分のエッセイが連載されることを夢見て。/ 吉田美和に似ているらしい。
というようなものだったと記憶している。
それを今回は
出産を機にメンタルバランスを崩し心理学を学び始める。長年抱えてきた生き辛さの解決に取り組む中で、自身も心理カウンセラーの資格を取得。/ 心理学をベースとしたエッセイを書くことが得意。/ 育児・母娘関係・生き辛さ / 静岡県在住37歳。小学生の息子・15歳年上の夫と3人家族。
というものに変更した。
実は始め、『元心理カウンセラー』という文字を入れた。
でも入れた直後から心臓がバクバクし出してしまったのだ。
こんなこと書いてすごい人だと思われたらどうしよう!
わたし、悩みたくさんあるし人が怖い時もあるし、子育てだって夫婦関係だって仕事だって……!
嘘を書いているわけではないのに、異常なバクバク感。それはすぐに消去した。
考えたあげく、『心理カウンセラーの資格を取得』にした。
似たような表現だが、『現役でやってました!』というより、『資格を取っただけ』という言い方に変えることで少し落ち着いた。
自己紹介とか、自己アピールって本当に難しい。
でも得意なことをアピールしなければ、エッセイを連載したいなんて、一生夢になってしまう、そう思ったから変更した。
…………
ということで。
自分の人生を凝縮したプロフィールと、
両親の欠点を引き継いだ大久保さんと、
そして
『千倍晴れますように』と願いを込められた、佐藤千晴という名前。
とりあえず、これが今のわたしです。
改めて、よろしくお願いします。
後醍醐いと 改め 佐藤千晴
サポートありがとうございます。東京でライティング講座に参加したいです。きっと才能あふれた都会のオシャレさんがたくさんいて気後れしてしまいそうですが、おばさん頑張ります。