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伝えるって難しい。子どもとのやり取りで学んだ「言葉選びの大切さ」

おはようございます。朝日千晴です。

ひらがなを覚え始めた4歳長女。
色々な言葉が気になるようで、「〇〇ってなぁに?」とよく聞かれるようになりました。

色々な言葉を知るのはとても良いことだと思う反面、どこで覚えてきたのか「あっち行って!」「近づかないで!」など、家族にきつい言い方をするように。

その都度「きつい言い方はだめだよー」「叩くのもダメだけど、言葉でも痛いって思うんだよ」という風に伝えてはいたけれど、いまいちピンときていないようで…。

言葉でも人を傷つけると、どうやって教えたらいいもんか…と、ここ数日ずっと悩んでいたのです。

そんな今朝のこと。
長女が一緒に遊ぼうと近づいてきた次女に「あっち行ってーー!!」と怒っていたのを見て、ぽろっと「それはトゲトゲ言葉だよね」と言ったんです。

そうしたら、長女が「あ、そっか」とすごい納得した顔をして。
トゲトゲが当たったら痛いように、トゲトゲ言葉は痛いんだ。

それまでは姉妹ケンカが続いてたところを、「あっちいってー!」と姉の真似をして叫ぶ次女に「それはトゲトゲ言葉だからだめだよ」と優しく教えてあげていました。

あまりにもあっさりと受け入れてもらえて、私もびっくり。
「イメージしやすい言葉に変えればよかったのか〜」と、なんだか妙に納得しました。

「あっち行って」「来ないで」は、トゲトゲ言葉。
「待っててね」「後で遊ぼうね」は、まんまる言葉。

まんまる言葉を使えば痛くないし、優しい気持ちになれるよね。

そんな事を娘に話しながら、言葉選びってすごく大事だなぁと実感しました。

同じことを言っているつもりでも、言い方や言葉の選び方によって、相手にどこまで伝わるかが変わってきます。

共感できる言葉を選べば長女のようにストンと納得してもらえるし、どこかひっかかってしまうと、ポンと外へ弾かれる…。

言葉ひとつで、心を動かすことも、傷つけることもできる。

共感してもらえるように、傷つけないようにするためには、その人の言葉や気持ちに合わせた言葉選びをしなきゃいけないんだなぁと、長女とのやりとりで感じました。

言葉を使うお仕事をしている私も、誰かの心にそっと染みこんでいくような、そんな言葉を選んでいきたいなと思います。

肌寒くなってきましたね!
暖かくして、お互い頑張っていきましょう〜。

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