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関節リウマチのこころ~休息したい、動くのが恐い

リウマチの症状で悩んでいる方がときどきいらっしゃいます
手がこわばる、関節に痛みがあるなどとても辛そうです

ステロイド薬やリウマチのお薬を飲み続けることに
不安を感じている方もいます

今回はリウマチの根本原因と
どんなストレスや心の状態からリウマチの症状がでやすいか、潜在意識からひも解きたいと思います

【一般的なリウマチのとらえ方】

関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊され、放っておくと関節が変形してしまう病気です。

腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛いのが他の関節の病気と異なる点

う~痛そう。。涙

手足の関節で起こりやすく
左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴です。

これは、免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられます。

外部から体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃・破壊し、
それらを排除するよう働くのが免疫

免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます

症状の特徴
●朝のこわばり
●関節の痛みや腫れが左右対称に出る
●微熱、倦怠感、食欲不振

免疫の異常により自分自身の関節の細胞を攻撃、破壊することで起こる


私は自身の経験や患者さんをみるなかで
決して体は間違えないという考え方が本当だと思っています

痛みや炎症は人間にとっては辛く嫌なものですが、
なんらかのサインや必要があって出ているのだと考えたらどうでしょう?

リウマチを代表とする自己免疫疾患の多くは原因不明と言われます。
しかし、安保徹先生の著書にはこうあります

《関節リウマチの特徴》

●発症前に激しいストレスがある

色白で40~50代以降の女性に多い

●リンパ球が過剰で副交感神経優位ストレスや刺激に過敏な人が多い

●多くの患者さんは立ち仕事をしている

毎日7〜8時間立っていると重力の負荷で膝の滑膜が損傷します

壊れた組織を修復しようと関節の滑膜に炎症が起こります

普段は副交感神経優位なところ

過剰なストレスにより交感神経が強く反応!

その揺れ動きは大きく、過剰な顆粒球が放出する活性酸素で
滑膜が破壊されます

そう、
リウマチはあまりにも強烈なストレスによって交感神経緊張が起こり
アドレナリンやドーパミン、グルココルチロイドが分泌された結果起こるのです

グルココルチロイドは新しい免疫システムの中心にある胸腺を萎縮させます

ストレスによる胸腺の萎縮は
ストレスから解放されることで戻ります
(老化による萎縮は戻りません)

それに伴い古い免疫系も正常化し
症状も消えていきます

リウマチの症状を固定化、難治化しないためには
炎症は治るために起きていることを知り
急性期のつらいときには一時的に薬を使ったとしても常用はしないこと

胸腺のあたりをマッサージすることでも免疫機能が上がることがわかっています

【まとめ】

関節リウマチの炎症はストレスによる滑膜の損傷を修復している反応

立ち仕事や原因となった過剰なストレスを減らすことが根本解決につながる

体を温め血流障害を解消する
関節が固まったり筋力が低下しないよう、痛まない程度に体を動かす

胸腺のあたりをマッサージする

参考 安保徹先生著『安保徹のやさしい解体新書』



それでは、今度は
関節リウマチを発症する方の潜在意識をみていきます

【関節リウマチのこころ】

関節は動きに関連する部位、ここに深刻な炎症が見られる場合は

怒りに加えて、罠に落ちて動けないという思いがあります

患者さんは通常物静かで不満を口にしない性格
動くことに対する恐れがあり、自己評価が低いことも示します

認められたい、愛されたいという心の叫びなのです

リウマチ性多発筋症を発症する方は
”誰に対しても強い自分を見せなければならない”
という思いがあり

本当は自分も助けられたい
どこかで休息したい
という願望のあらわれでもあります

【関節リウマチのこころ】

・罠にかからないようにと動けない
・怒り
・認められたい、愛されたい
・本当は助けてほしい、休みたい


読んでいただきありがとうございます
辛い思いをしている人の何か参考になれば嬉しいです

茨城県ひたちなか市で夫婦で統合的な見方による治療院をしています
心身の不調のサポート、発達相談、カウンセリングなど、ご縁がありましたらよろしくお願いします🌿

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