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夏至 変化の瞬間に何をする?

全国の神社で6月30日に茅の輪くぐりのための輪が置かれます

見たことがある方もいるのではないでしょうか?
これは
夏越の祓という儀式に使われます

夏越の祓(なごしのはらえ)は、
1月からの半年間、私たちの身に降りかかってきた穢れを祓い、残り半年間の無病息災を祈る行事

8の字を描くように左回り→右回り→左回りの順で、3回続けてくぐります

しかし
本来これは6月30日ではなく、夏至にやっていた儀式で、今も夏至に茅の輪が置かれる神社もあるそうです

しかも、不思議なことに北欧や中国など世界中あちこちで

草を丸く編み祈る

ことが昔からされてきたのです
意味や効果がないと続かないですよね!

スウェーデンの夏至祭 草で編んだ冠を頭に
クリスマスの次に重要な日とされる


なぜ夏至に儀式をするのか?

2024年の夏至点は6月21日のAM5時51分

夏至 北半球を太陽が真上から照らすため、
昼が最も長くなり、影は短くなります


この夏至点を境に北半球は冬に向かい陰に傾きます

つまり、
夏至や冬至はエネルギーの大きな変換点

その変換点のエネルギーはとても強く

◎強いエネルギーに乗せて祈ることでよりパワフルに祈りをとばせる

また、
◎急なエネルギー変化で体調を崩しやすいので、邪を祓う必要がある
のです

そのため、
草を丸く編み被ったり、身につけたり、くぐることで邪が祓われ

夏至に願いを飛ばすことでより叶いやすくなるのです!

回転するのはなぜ?

茅の輪くぐりで左右左と回るのは
夏至点を境に太陽のエネルギーの向きが変わるのを調整するためです

急なエネルギー変化で心身がダメージを受けてしまうのを防ぐためにやること

昔のひとって本当にすごいですね!

この茅の輪は茅(チガヤ)という稲科の植物で作られています

茅 その辺にたくさん生えている草 
茅葺き屋根にも使われます


なかなか神社に行けないという方は
その辺に生えている茅を左回転で丸く編み身につけるだけでも祓いになるそうです!

昨日は、子どもたちと近所から草を取ってきて輪っかをつくりました〜

神話でも、
スサノオが泊めてくれた貧乏なお家のひとにお礼で茅の輪を渡し
それを身につけていたらそのひとだけ疫病にかからなかったというお話があります

なんでも気になる性分ですが

地球暦のお話を聞いてから、
夏至など暦にかかわることや日本の風習により興味を持つようになりました

こういう大切な日本の風習は意味を知って、子どもたちにも残していきたいなぁと思います

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