ちぐさ研究室

西粟倉村を拠点に植物や森林に親しむ場をつくる研究室です。あわくら図書館講座「やまと森の…

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西粟倉村を拠点に植物や森林に親しむ場をつくる研究室です。あわくら図書館講座「やまと森の知らない世界」の企画運営や、その他植物に関する情報発信などを行っています。 植物 / 森 / 土壌 / 企画 / 論文 / 森あそび / 西粟倉村

最近の記事

6/24 顕微会Vol.3 『図鑑作家の林先生と行く!初夏の若杉天然林ツアー』を開催しました

6月24日(土)西粟倉村北部の若杉天然林にて、顕微会Vol.3 『図鑑作家の林先生と行く!初夏の若杉天然林ツアー』を開催しました。 今回はなんと、ゲスト講師に『葉で見わける樹木』(小学館)、『実物スキャンで見分ける1100種類 (山溪ハンディ図鑑) 樹木の葉』(山と渓谷社)などの多数の著書で有名な図鑑作家の林将之さんをお迎えした特別企画! ちぐさ研究室では、『実物スキャンで見分ける1100種類 (山溪ハンディ図鑑) 樹木の葉』(山と渓谷社)を特に愛用しており、イベントでは

    • 昆虫標本の作り方②必要な道具編

      昆虫標本の作り方①に続いて、今回は標本づくりに必要な道具編です。 標本をつくるにはいくつか道具が必要です。昆虫針は錆びにくく作られているため専用のものを買ったほうがよいです。平均台は必ずしも必要ではありませんが、あると標本の高さをきれいにそろえることができます。 ①昆虫針 昆虫に刺す針。0号~6号の太さがありますが、3号があればひとまずOK。有頭がおすすめ。 ②マチ針 昆虫の形を整えるのに使います。裁縫用でもいいがたくさん使うので専用のものの方が安価になります。

      • 昆虫標本の作り方①採取したら編

        『標本』と聞くととても難しい印象を持つ方もいるかもしれませんが、一般の家庭でも十分作ることができます。いくつか用意しなければいけない道具や環境はありますが、昆虫標本の基本は乾燥させることです。きちんと制作された標本は、その色や形を数百年先も保って保存することができます。 博物館などで目にする標本のように、形を美しく保つことでより標本としての価値は高まりますが、実は標本で一番大事なのは美しさではなく、データです。 昆虫の名前が分からなくても、姿が残っていれば後からでも調べるこ

        • ちぐさ研究室です

          私たち「ちぐさ研究室」は、2021年から岡山県西粟倉村で植物や森林に関するイベント、調査、展示などの活動を行っている任意団体です。 村内のあわくら図書館で講座「やまと森の知らない世界」の企画運営や、森林ガイド、その他植物に関する情報発信、そして2023年春からは村内のあわくら温泉駅の待合室で、森に関する展示や実験ができる博物館「ちぐさ顕微室」の運営などを行う予定です。 活動内容あわくら図書館講座 およそ1ヵ月に1回のペースで、図書館で「やまと森の知らない世界」の講座を開

        6/24 顕微会Vol.3 『図鑑作家の林先生と行く!初夏の若杉天然林ツアー』を開催しました