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支えとしている存在がいる

煙と蜜2巻、3巻/長蔵ヒロコ

・姫子様と少佐の距離がより縮まっていること、他人同士として尊重し信頼関係を深めていく過程、素敵なオトナたちとご友人に囲まれていることに感謝しご自身を成長させていく姫子様の姿は心に沁みていくものがある。

・頑強な精神を保つために己を律し、兵士たちひとりひとりの命の重さを背負う土屋少佐が姫子様を、花塚家の皆さんを支えにしていることに儚いものを感づる。

・龍ねえの心情が切ない。独り善がりがないのは姫子様を大切に想い尊重しているが故であろう。

・こま子ちゃん、かっこかわいい。

・月子ねぇね、星子ねぇねのコンビネーションの麗しきことよ。街歩きに心ときめかす様子は少女そのもので微笑ましい。

・天道少尉の石部金吉ぶりが青くて微笑ましい。

・リツちゃんは過去に蔑ろにされた過去があるのだろうか。名古屋が本当は好きであるのにそれを揶揄されたか名古屋に倦いて帝都に憧れているのか。それとも自己愛が強いが故に姫子様にコンプレックスを抱き対抗心を一方的に燃やしているのであろうか。

・リツちゃんの羨望ぶりと対抗心が年相応でかわいらしい。嫉妬と羨望に気付いていない一方、姫子様と野々目ちゃんを貶めようとしないのはリツちゃんが精神がよい人であるからであろう。

・野々目ちゃん、微笑ましくてかわいい。

・取り乱すと名古屋弁が出るリツちゃん、かわいらしい。

・鉄軍曹はコンプレックスが強いのであろうか。舐められてはいけない。そんな心境が生まれた彼の幼少期が推察される。

・おツルさん、かわいい。

・おツルさんに抱き着くリンちゃんがかわいい。

・煙と蜜の女性たちは皆綺麗でかわいいお方ばかりである

・味噌煮込みうどんが食べたくなる。

・焼き芋が恋しくなる。

・風呂がもっと好きになる。

・「髭と桃」にて土屋少佐のユーモアが素敵である。