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ジャンル紹介 シードルってどんなお酒?

シードルってどんなお酒でしょう


りんごの果汁を発酵させた醸造酒
歴史は古く リンゴを原料としたお酒は
紀元前から造られていたと言われています
ケルト民族がリンゴの果汁を発酵させたものが
はじまりなのだとか

シードルの味に深みを持たせるため 糖度 酸味
渋みのあるものなど個性の異なる複数の品種の
リンゴを使用しブレンドするもの
また単一品種を用いてりんご本来の
風味を感じられるものなど
産地ごとにりんごの使い方は様々です

フランスではシードル
スペインではシドラ
アメリカではハードサイダーと
それぞれ違う表現をされています
日本ではシードルという呼び名が一般的なようです
ちなみに千雅で扱っているのは主にアメリカの
ハードサイダーです

賑やかな缶のハードサイダー


味は甘口から中辛口 辛口まで
発泡の具合も様々なバリエーションがあり
果実本来の風味や発酵具合により 奥深い風味が
楽しめることや 伝統的なブランドに加えて
小規模ブルワリーが作るシードルの人気も
高まりつつあり
近頃 再注目されているお酒です

使われるりんごについて


リンゴはシードル専用のりんご
サイズが小さく 酸味が強いことが特徴です
その中でも様々な味のタイプのりんごが栽培され、
味の調節に使われています
ヨーロッパ アメリカではこちらのシードル用
りんごを使ったものが主流です

生食用のりんご
酸味は少なく 香りが高いことが特徴です
ふじ 紅玉 スターキングなど 親しみやすい品種
そのまま食べても美味しい りんごです
日本のシードルの多くはこちらの生食用の品種を
使用して作られます
青森県 長野県などのりんご産地を中心に
ワイナリーの新しい試みとして
シードル造りが盛んになっています

シードルの製法は


収穫したりんごを選定 洗浄 粉砕し果汁を絞ります
搾汁方法については 油圧式 垂直プレス 
遠心分離など 様々な方法があります
搾った果汁をタンクや樽に入れ 果肉が沈むまで
しばらく置きます
その後 リンゴ本来の酵母による自然発酵
もしくは酵母を添加して発酵させます
糖度を多く残した状態で発酵を止めると甘口に
さらに発酵を進めると辛口の仕上がりに
という具合にこの発酵の段階により
シードルの味が調節されます

おすすめの飲み方


甘口のものは10度から11度
辛口なら6度から8度ぐらいに冷やして
シードルは特に食事とともに楽しむのが
おすすめです
フランスの伝統的なスタイルなら
そば粉のガレットとともに
アルコール度数は高めのイングリッシュ系
辛口サイダーなら フィッシュ・アンド・チップスと 果実あふれるドイツのアプフェルヴァインと
スモーキーなソーセージ
キレのある酸がきいたスペインのシドラなら
魚介やチーズを使った料理など
産地ごとの料理と異なる個性のシードルの
ペアリングを見つけるのも楽しいものです
寒い季節なら温めてスパイスを加え ホットかくとるとして飲むのもおすすめです
アルコール度数が低めなので あまりお酒が強くない方にもおすすめですし りんごの親しみやすい果実が飲みやすく 「ビールは苦いからあんまり...」という方にもチューハイ感覚で楽しんでいただきたいお酒です 食事との相性も良いので食中酒として
おすすめです
ぜひお気に入りをみつけていただければと思います
今回はりんごの醸造酒シードルをご紹介しました

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