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シェアハウスの大掃除大作戦

 師走である、年末である。年末といえば大掃除、シェアハウスでも例外ではない。

 自分が管理人になってから初めての年末なので、気合いが入っている。しかしさすがに大晦日の一日だけで家の全てを綺麗にするのは難しいので、十二月下旬から少しずつ中規模なピンポイント掃除をやっている。二階のベランダや玄関など、綺麗にしたいところはたくさんあったので、いい機会だ。

 水回りを掃除してくださる家政婦さんも、ゴミの収集も、年末年始にはストップする。なくなってしみじみと実感するありがたさ。いつもありがとうございます。

 リビングの掃除機かけはリモートワーク勢に時間帯のお伺いを立てて、さっと終わらせる。わざわざ場所を移動してくれて、とても協力的でこちらもありがたい。張り切って掃除機をかけた。

 年始までもう時間がないが、まだまだやりたいことはある。洗面所の蛍光灯がいきなり切れたので取り替えたい。女性部屋の姿見をピカピカになるまで拭きたい。(これはすぐできそうだな……?)

 実家にいたころは、掃除は母親がやってくれているものだと信じて疑わなかったし、感謝もろくにしていなかった。自分の部屋を掃除するのはとても億劫で、半年もの間まったく掃除機をかけないというのもざらにあった。

 しかし今は管理人として、家全体を俯瞰する立ち位置にある。すると、汚れやゴミが見えてくる。実家がいつも清潔に保たれていたのは、母の努力の賜物である。実家を離れて初めて知る事実はとても多い。

 次の日曜日には、住人総出で「いらないもの」を整理するイベントを勝手に設定した。シェアハウスは何かと謎に物が増えがちなので、断捨離イベントは年一で絶対に必要だと思っている。ミニマリストの母には遠く及ばないが、なるべく綺麗な家で年始を迎えたいものである。

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