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初めてのGoethe-Zertifikat受験

先月末に、初めてGoethe-Zertifikat(ゲーテ・インスティトゥートの検定試験)を受験しました。この検定試験はレベルがA1から設定されていますが、私が受験したのはB1です。数年前にドイツ語の勉強を再開しましたが、ラジオを聞いたり参考書などを買って独学で行ってきました。その間、モチベーションを上げるために独検(ドイツ語技能検定試験)を2回受験しました。独検2級までは話す試験(Sprechen)はありませんが、準1級からは行われます。話す力が伸びないのは英語の時と同じで、アウトプットをしていないからです。

次の目標を探している時にGoethe-Zertifikatのことを知りました。最初のレベルから4技能の試験(読む、聞く、書く、話す)が行われます。独学でアウトプットは難しいと思い、オンラインレッスンのVollmondでプライベートレッスンを始めることにしました。プライベートレッスンにしたのは、グループレッスンで会話についていく自信がなかったこと、自由に日時を決めることができるメリットがあることからでした。

授業が始まってからは、話せないことのもどかしさに悩みながらも言葉を発することへの抵抗が少しずつなくなりました。そこで先生と相談してB1を受験することになりました。練習問題や模試を解いていく上で、大きな壁となったのは書く(Schreiben)、話す(Sprechen)でした。ところが今まで少し自信のあった読む(Lesen)、聞く(Hören)も格段に難しくて気持ちだけが焦る日々を過ごしました。それぞれのモジュールで6割以上の点数を取らなくてはいけないので、まんべんなく勉強して力をつけなければなりません。

半年前から準備をして試験に臨みましたが、Hörenが予想以上に難しくほとんど理解できませんでした。それに比べると他のモジュールは練習や模試に近いものでしたが、試験という緊張感とコロナ禍によるマスク着用の疲労感もあり、どこまで力が出し切れたかはわかりません。それでもこの半年間の準備期間に自分の弱点はよくわかったので、ここからまた新たに頑張っていこうと思います。


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