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はじめて保護した仔猫。猫も仲間がいた方が良い!と教えてくれた

2020年9月7日猫を保護する日々が始まった日。
里親に出すことを前提に保護を始めようと思ったから、猫の名前を真剣に考えすぎて可愛がっていては里親に出せないなと思い(笑)みーみー鳴くのと黒いから「みーとくろ」と名付けてみた。

みーとくろは、近所でうろちょろしているの見かけていて、どうしたら良いだろうとずっと考えながら見守っていた仔猫たち。ある日雨の中、母猫とはぐれてしまい2匹で鳴いているところに出会ってしまった。母猫は、この目の見えない(目やにがすごすぎて目が開いていない)仔猫達にもう見切りをつけたのか。。。他にも仔猫が2匹くらいいるのを知っていたから動物の世界はきっと厳しいだろうと思い、このまま外にいたら死んでしまうだろうから、すぐに家に連れて帰った。今思えば、よくすぐに捕まったと思うけど、それだけ衰弱していたのだと思う。

2匹とも目やにがすごく、くろの右目はたぶん見えないだろうと病院で言われた。でもまだ仔猫だから回復力が早いと信じ、薬を飲ませたり目薬を頑張ってみた。1週間もするとみーの目は回復の兆しが見えてきたけど、くろはやっぱり見えなさそうだった。でも2匹を見ていると、目が見えないことなんてなんの問題もなく、いっぱいご飯を食べてたくさん遊んでぐっすり寝ている(笑)目が見えなくて不自由だろうと思っているのは人だけで2匹にとっては何の問題もなさそうだった。

2匹を見ていたら猫同士でコミュニケーションをたくさんとっていることに気づいた。ご飯は上手に食べれている方の真似をしているし、遊びはお互いに痛いや嫌だということを教え合っている。そして何と言っても寝る時は必ずくっついて寝ていて微笑ましい。人では補完してあげられない絆や愛情があることをみーとくろにはたくさん教えてもらった。そんな2匹を見ていたら猫は1匹で飼うのではなく相性が良いのであれば複数匹で飼ってあげた方が猫にとっても幸せなのではないかと思った。猫は1匹で気まぐれに過ごす方が良いのかと勘違いしていたことに気づく。

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note_みーくろ

滞在期間20日間。みーとくろは、2匹で里親さんの元に旅立っていきました。この2匹に出会ったおかげで東川町での私の暮らしがガラリと変わった。「猫」というキーワードだけで、いつも顔を合わせていた人たちとも話題が変わったり、猫を保護している話をすると私のイメージも変化していっているようだ。田舎に住んでいると毎日同じことの繰り返しだったり、1度人にイメージがつくとなかなか変わりづらい。でも自分の行動しだいでいかようにでも変わることができるのだと学ぶことができた。可哀そうな猫を保護していたつもりが、私の暮らしにたくさんのプラスをもたらしてくれている。そんなことにも感謝しつつ、私の保護猫活動は続く。保護をしてから1年、みーとくろの幸せをいつまでも願っています。


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