鬼のパンツは経年劣化に強い
おに〜のぱんつはインパンツ〜つよっイジョーつよっイジョー
インパンツってインバウンドの仲間みたいだなーと思いながらぼおっと聞いていて、ああ良いパンツのことかーと思った。娘はいろいろな歌を歌ってくれる。わたしも知ってる歌なら、それあれでしょ!とだいたいわかる。
それで、「鬼のパンツ」。歌詞をよくよく知ると、5年はいても破れない、10年はいても破れない、みんなではこう、とのこと。
強いって経年劣化に強いんだと思って笑った。鬼のパンツが強いなら、どれだけ強い炎にも燃えないとか、伝説の剣でも切り裂けないとか、マイナス50℃でも凍らないとか、そういう強さをイメージするけど、そうじゃなくて、長持ちする強さ。ながらくはいても破れないこと。
強さの基準が主婦目線だなあと思うんだけど、つくった人はどういう気持ちでこの歌詞を書いたんだろうか。作詞者は不明らしい。なんとなくなのか、意味があるのか。ほんとうの強さは長持ちすることだ的な?子ども向けのものは不条理でもないやろと思うものでもしっかり意図が隠されていたりするのだ。
娘のズボンの多くはところどころ穴があいている。はじめは引きずるのを何回か折り返していたズボンは足首が見えるようになっている。いわゆる、つんつるてん。破れなくてもこれじゃあはきつづけられない。鬼は5年も10年も体型が変わらないのだな。
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