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花巻春のパン祭り③ 今回は一気に80点

皆さん、こんばんは。
昨日は野暮な様で花巻パンを巻けなかったので、本日は大いに巻きました。
トリプルアクセル!

前回の花巻はこちら。

前回の反省点は

①生地の食感に不快なムラがあり、伸ばしと巻きを均一になるよう意識する。
②味のゴールをもう少しイメージしたスパイス選定をする。
③スパイスはパウダーのみを使用したが、シードを入れて食感があっても良し。

です。

では早速、お料理BAN!BAN!

それぞれの 量と温度を ピッタリと

まずは粉の準備です。
LAUKIKA特製黒米入り薄力粉にまろやかなお塩を気持ち多めにイン。更にきび砂糖とイースト菌を定量入れて、26度のお湯より熱めのぬるま湯を少しずつ、菜箸でお湯を弾く様に混ぜっ混ぜっ。
そして乾燥部分がなくなったら菜箸に付いたお粉も削いで、コネっコネっ。
普段の料理ではざっくりなんですが、ここはしっかり計量いたします。
温度も合わせられるものは同じ温度に合わせます。温度差があると分離しやすいとスコーン教室で習った記憶があります。
場の息を合わせる事でサイコーの結果になると高明な方も仰っておりました。

赤ちゃんの もっちり肌まで 練りっ練り

前回の反省点で、
①生地の食感に不快なムラがあり、伸ばしと巻きを均一になるよう意識する。 
があり、今日は均一をイメージして練りました。
丁寧に練る事で材料が馴染み均一になると思ったからです。
ただ一つ心配だったのは、沢山練る事でグルテンが気持ち良くなり過ぎて悪さをしないかでした。
憎いあンちくしょう。どっちが正解かは蒸し上がるまでのお楽しみです。
オリーブオイルを全体に馴染ませたら、後はいつもより多めに一心不乱に練ってコネて致しました。
そしたらなんという事でしょう、いつもより滑らかな赤ちゃん肌が!
体感ですが、前回よりかなり手触りがしっとりしております。しっとり肌。
これは高得点が見込めそうです。
そして一次発酵時の乾燥を防ぐ為に濡らしたタオルでおやすみなさい。
しっとり肌を維持する為に保湿は大事ですね。

すり鉢で 胡麻をスリスリ スリランカ

一次発酵の間に本日の花巻に巻に巻かれる中身を作ります。
ここで活かされるのが前回の反省2点、

②味のゴールをもう少しイメージしたスパイス選定をする。
③スパイスはパウダーのみを使用したが、シードを入れて食感があっても良し

③はシードが準備出来ずに諦めましたが、②は事前にイメージしました。
本日は甘めのごまペーストを主軸に、それだけだとボンヤリしそうなのでスパイスを追加した花巻パンを作ります!
どうですか?おいしそうでしょう。

なので早速ごまスリです。
すり鉢でテッカリするまで擦り続けます。
これは焼売教室の時に習得したのですが、市販のペーストより格段に風味も良く美味しくなります。
5〜10分で格段に味が変わります。というか、こういうおいしくなる一手間をする事自体が出来上がりに左右する気がします。
ごまの照りと香りがサイコーになった所で塩を投入します。
更にフェンネルと砂糖も追加でフィニッシュです。
生地がほんのり甘めなので、その間に挟み巻かれるのでアクセントになる様に気持ち強めに味付けしました。

今季初イースト爆発 美味いはず

どうぞ皆さん、今季初のふっくら発酵をご覧下さい。

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比較対象が無いので比べようがないかも知れませんが、前回より1.5倍くらい膨らんでおります。
練り、成功ですか!?
一つ気になったのはボールから取り出す時に粘りくっ付く様でしたが、これは多めに練った分のグルテンの影響でしょうか。
ただ綺麗に剥がれはしたので問題はないだろうと判断しました。

後は綿棒で平たく伸ばしていきます。
ここでも前回の反省①のムラを防ぐ事を意識して均一に伸ばします。
今回感じたのは均一に延ばしているつもりでも中央が厚くなりやすいんです。
意識して触れると若干厚い気がしたので、均一に均一に丁寧に延ばしました。

後はペーストを均一に延ばして、生地を畳んでカットします。
そして得意の花巻!花巻!花巻!
巻に巻いたら蒸し器に並べて二次発酵です。

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あれ、写真で見ると以外に歪。

強火でね 蒸してる間は 開けないで

二次発酵が終われば後は強火で蒸していきます。
後は鶴の恩返しでも言われていましたが決して途中で開けないとウー・ウェンさんと約束しているので、一気に蒸し上げます。

そして完成です。じゃじゃーん!

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なんか、写真で見るとイマイチですが実物は割としっかり出来ています。と思っています。

で、お味の方はというと……。
前回感じたムラ感がない!かと言ってグルテンが強過ぎる感じもない!練り成功です。
更にごまの風味とフェンネルも仲良くしており、かつ生地はほんのり中身はしっかりしたお味がおいしい。

今回は80点で自宅で食べるには及第点ではないでしょうか。

今回分かったのは蒸し上がり直ぐよりは、少し置いて水分が少し飛んだくらいが食べ頃です。
それと蒸し上がりで蓋をとった瞬間、一瞬シュッと小さくなるあたりもキュートで見せ場です。

うーん。確実に腕が上がっています。
が、まだまだ精進を怠らない私です。
師匠から今回の一次発酵を覚えながら、発酵後パンチングをして再度寝かせると風味が豊かになるとアドバイスを受けたので次回に活かします。
あとは、生地の味を味わうのに肉まんを作っても良いかなと思いました。
肉まんを食べると幸せになりますよね。
近いうちに作ろうと思います。
今のところ目指す肉まんは、餡と生地が一体になっている肉まんです。
おいしく出来ますよーに。

いつも素人の私に的確なアドバイスをくれる『LAUKIKA』のお菓子たち。ネットで買えますので是非ぜひご注文お願いします。
幸せになりますよー。

tot(後ろの音楽:椿鬼奴 #八代飽きない


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