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Chie Ito
2014年8月31日 10:12
あの人の幸せは きっと私とは全く関係のない 眩しいところにあるそれでも どこか淡い期待が ちいさく付きまとう勝手な細い希望の糸それは 楽しい夢のように紡がれながらもどこか 冷たく 悲しい感じ
2014年8月28日 08:15
奇跡がふたりを出逢わせたあれは 確かに恋だったのに本心から いちばん遠いところで 生きていた白い夜のあのクリスマスを想い出すたび今でも くっと泣きたくなるの
2014年8月20日 09:58
眩しく 遠くを仰ぎ見るふりをしながら瞳の隅っこに あの人を映していたあの人の瞳は 私を通り越し輝く人を そっとみつめているこの 静かな恋を知っているのは過ぎゆく 夏の空とちいさくうつむく私だけ #詩
2014年8月19日 10:27
ひらひらと舞うあの花びらの行方は 誰にも解らない迷いながら 旅を続けるこの不安なこころのようねえそこが たどり着きたい場所だったらいいねひらひら ひらひらもう ずっと遠いけどあの恋の上に 落ちて行けるといいね
2014年8月17日 19:28
もう これ以上進めないと思った道の上にもふいに暖かく 星が見えることがあるとても臆病な 乾いたこころの一点を見透かすように 淡く微笑むあの星は あの星は あなたあなたが そこにいてくれたら私は まだ 歩ける #詩
2014年8月16日 14:23
琥珀色の枯葉をパリパリと踏みながら無口な冬の空に ため息をつく僕たちは 相変わらず遠いね冷たい風が運んできた そのせつない噂が本当かどうか確かめる術がないことで君との距離を 思い知らされるどこかへさらわれた一縷の望みそして 取り残された 空っぽなこころ
2014年8月14日 20:10
たとえば苦しい場所で 立ち止まった時私を救ってくれるのはあの人がくれた 宝石のような言葉たちどんなに さりげなく ちいさくてもそれは 輝き遠い過去から風に乗り今も私を せつなくさせ ときめかせ死にそうなこころに 虹をかけてくれる忘れられない希望のような 響きたち
2014年8月12日 11:20
悲しいほど平行線の恋本当の自分が どんどん遠くなるもう 夢の淵今 一番欲しいものはどこかで くぎりがつくような決定的な何か
2014年8月8日 10:55
ふたりはもう 悲しく自由さようなら伝えきれず さようならこぼれ落ちた 想いもやがて消えゆく今と風の中
2014年8月6日 10:18
毎日の ちいさな不安の粒それがいつしか ビーズのように繋がり時々 私の胸元で 苦しく揺れるけれどこの手を放す瞬間の 名残惜しさがある限り花びらのような想いは 続いてゆくのだろう