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モンスターフレンドたち

わたしは美術や演劇とか、
芸術や芸能に関わって生きてきた時間が長いから、一般的(と言っていいかわからないが仮に)な会社に勤めている方より少しズレた風変わりな人たちと出会うことが圧倒的に多かった。

それに気づいたのはデザインの勉強を始めた時で、他業種からデザインを学びにきてるので一般的(とわたしが思っている)営業や事務、看護や保育の方々と知り合うことがあって気づいたのだった。

やっぱ身の回りには変なやつばっかり周りにいたんだなぁっ、、と。

その中でも、わたしが好きになるタイプの人間(友人)は、とても獣っぽくて、常識から外れてて、大抵わたしを同類と見做してくれて。

奴らの顔や発言を思い出すたび、あのモンスターは愛おしいなぁって思う。モンスターにチエリモンスターって言われてあだ名がチエモンになったりもした。


相談した悩みは漫画の朗読で解決された。
誕生日に立川から新宿まで歩いてた。
段ボールに入って出てこなくなった。
お尻に顔埋められた。(最悪だ、、)
古本屋で時を忘れるほど戦中の新聞に共に熱中した。



世の中の人は安心したいのか個人情報をやたらと抜いてくる。と言っても物騒な話じゃなくて、普通に年齢や住んでる場所とか兄弟の有無を自分の安心材料に根掘り葉掘りさほど興味ないくせに聞いてくる。と思ってしまうことがある。

その点モンスターは聞いてこないのだ。
ただそこでにおいを嗅いで喜んで駆け回っている。みんな本当にそう。目の前のことで幸福を感じて何も決めつけず楽しめる。
本名知らない人も3人くらいいる、、
もう学生でもなんでもない立派な大人が夜中に連絡大抵着く。
特定の一人の話ではなく、複数人こんなやつと友達なのだ。
わたしの近くにいた恋人は「君はやばいやつとばっかり友達だね!」と言い放ちやがった。いや、普通に失礼だろうよ。

でもふと人生振り返ると、そんなモンスターたちが居てくれてすごく安心する。
モンスターたちは自我が強すぎるため受け入れてもらえないことを知ってるから人見知りするし、嗅覚も優れてる。
しっかりしてるんだ。自分の感覚とか美学とか絶対曲げないんだ。美しいものをはっきり美しい好きだと言える強さをみんな持ってた。
ものを作ることで社会に受け入れてもらおうとしていたのかもしれない、それはわたしもだけど。

悪口が楽しいひと。
答えが出てるのに聞いて欲しいひと。
言い訳を聞かせてくるひと。
あやまってばっかりのひと。
人の状況を理解せず主観で話してしまうひと。
ありがとうを言わないひと。

そういう人に出会ってしまった際、(人というより場面かもしれない、一概に悪い人ではなくて悪い一面がタイミング良く露出してしまった場合、が合ってるかもしれない)
わたしはとてもザワザワして気分が悪くなりがちになる。発散したくなるし、大抵どこも発散はできないのだけど(漏れてたらごめん)、なんとか体を動かしたり誤魔化して暮らす。
ちょうど今日、そうだった。

そこでモンスターのこと、さっき思い出して今から連絡取ろうと思う。だから忘れないようにnote書いてみたんだ。
AM3:36になった。非常識だけど。まぁいいと思う。

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