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「カタリバ 語り場」を開催した意味。

2018.12.16。それは記念すべき第一回でした。

もともと、それを開催したいと思ったのは、ある中堅ナースの叫びにも似た言葉でした。

「看護を語る場がない」

あるナースは言いました

「語ってはいけないのではないだろうかとさえ思う」と。

その病院が決して退院支援が不十分ではなく、ちゃんと地域のリソースと繋がり支援もできています。

でもそれは、地域医療連携室から見えている景色。

確かに、「この患者さんはどうしたいって言ってるの?」という言葉に自信を持って答えられるナースは少ない。

でも、少しの言葉かけや糸口をお伝えすると、みるみると言葉を膨らませ、看護を展開してくれる方もたくさんおられました。

そんな中、昨年12月、私が専属講師及び部長をしているJ-RIHDO主催で、この「カタリバ 語り場」を開催しようと、考えました。

地域医療連携室から見えてくる意思決定支援や患者の思い、ご家族の想いを支えることをお伝えし事例を通して、皆さんに自由に語っていただくことを目的としました。ワンストップナース集まれ!という副題もつけました。

「ワンストップナースとは、退院支援をする際に、一旦引き受けて的確なタイミングで必要な人につないで、関係職種を巻き込みながら伴走するナースです。」


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