自己責任の世を生きる

因果の法則というものがあります。すでに知識としてお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、簡単に説明するならば “原因があって結果が起きる” ということです。
 
この世界はすべてこの因果の法則で成り立っています。

人間が作った社会システムだけではなく、この世界そのもの、つまり森羅万象すべてに原因があります。

私たち人間の人生だってそうです。そして、究極的にはこの世界はすべて自己責任の世界(カルマを作り出すのは自分のため)だと言えるのです。
 
“自己責任” と言われると、みなさんはどのように考えるでしょうか。
 
「自己責任なら、責任が持てる行いをしなければ」
 
と思う人もいれば、
 
「自己責任なら、何をやってもいいんだ」
 
などのように、真逆の考えを持つ方もいらっしゃるでしょう。
 
この仕事を通して見てきた方々の中には、責任感がとても強い人もいれば、自分の失敗を平気で人に押しつけたり、自分を守るためのウソを平気でつき、その生き方こそが「世渡り上手である」と信じて疑わない人もいました。
 
正しい正しくないは別として、人間ですから人それぞれの生き方があります。しかし、この世が自己責任の世界である以上、「幸福になれる生き方」というものがあります。

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