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「無我」をこう言う。「自分とか無いから」

いや、最初の一行目で吹き出した。
それから何度も膝を打ち、
頷き過ぎて目が冴えてくる程
面白かった。

東大卒こじらせニート
しんめいPさん著
「自分とか無いから」

「空」と「縁起」
これがとてもわかりやすく
面白く表現されている。

先に東洋思想を学んで
最近ニーチェを読み始めたのだが
ニーチェの一言
「神は死んだ」で
要するに西洋文明の終わりの始まりで
それから100年もそれを咀嚼していたのか
と、思っていた。

このタイミングで
こんなおもろい天才の
東洋思想本が出てくる事に
キテルな と感じてしまう。

何がキテルのかと言うと
西洋文明と東洋文明が入れ替わるという
文明法則史学の文明800年周期説だ。

この著者、しんめいPさんは
仕事も、家族も、全て失って
ひどい虚無感に苛まされて
どう生きるかを哲学に求め
そうしたら西洋哲学は終わってた。
いや、余計にこじらせそうだった。

答えは全部、
東洋哲学にあった。

と言う事で
どっぷりハマって
東大卒の頭脳で今風に読み解いて、
笑わせてくれる。
でも、本質をついていて
最高にエンターテイメント。

しんめいPさん、
お会いしたいなぁ・・・



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