マンガ専科 講義振り返りマンガ①
コルクラボマンガ専科という、マンガについて学べる講座で5月〜10月の半年間、マンガの創り方を学んだ。描き方や演出、ストーリー構成などの表現方法ももちろん教えてもらうのだけど、
自分は何を描きたいのか
何をマンガで伝えたいのか
心楽しく描き続けるために何が必要か
という根っこの部分を、この講座では学ばせてもらったと思う。
ということで専科を通して、私なりに学んだことを簡単なマンガにしてみた。
サクッと読んでもらえるために、サクッとした部分を描いてる。
より深く知りたい方は、第4期の受講生募集が始まってるので、受講を検討してみてください。
マンガは好きのおすそ分け
これが好き、と発信するのは勇気がいる。
勇気、いりませんか?
そんなことないですか?
なんかこれいいな、というのも好きだし、寝ても覚めてもそのことを考えて、何をおいても優先したい好きもあるから。
なので、好きのおすそ分けと言われても、最初はその好きが、何を出せばいいのか…ってなる。
好きとは言うものの知識は浅いし、もっとすごい熱量の人もいるし、そんな人から見たら、私の好きなんて…と腰が引けてしまう。
私も半年の受講期間をかけて、初めはほんとにライトに小出しに、やっと最後の方でかなり踏み込んだ好きを出した。
結果、それはとても好意的に受け入れてもらえ、私はチキンな胸を撫で下ろした。
遅い。実にスローステップ。
でも、もっと早く言えばよかった後悔と言うよりは、
私はこの好きを表明するのにこのくらいの時間と、相手との信頼関係を要するのだな、という私なりのゲージがなんとなくつかめた、ということが良かったと思う。
好きの表明も、人によって要する時間は様々だと思う。
この好きは、自分の大部分を占める好きだから、じっくり時間をかけて出したい
というのもあれば、
この好きは、お天気の話くらいのノリで語れるな
とか。
自分のペースで、語りたい好きを語りたい範囲で。
好みの合う人が見つかればラッキーだな。
というくらいで。
もちろん、しょっぱなから熱量全開で語れるものがあって語りたいなら、それはそれでよいと思う。
むしろそれができる人を、私は羨ましいと思いながら密かに影から見守るタイプだ。
好き小出しタイプ。好き全開タイプ。
どちらも、みんな違ってみんないい。
by 金子みすず
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