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ギター弾きの自伝を読みました。

今年に入って1日10分(くらい)読書に挑戦している私。こちらは8冊目。

一冊を読み終わるまで集中して読む。

ということを今年7冊目あたりまでやっていましたが、このへんから例によって、複数の本を同時進行で読んでしまう癖が出てきました。

といわけでこの本を読んでる横で別の本を2冊読んでいました。

別レビューで書けたら書きたいと思います。

さて、この本、スティーヴィー・サラスの著書。

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アメリカのロックギタリスト。かのロッド・スチュアートのツアーに参加したり、ミック・ジャガーのソロプロジェクトに携わったり、アメリカのリアリティーショー、「アメリカンアイドル」の音楽プロデューサーだったり…。

音楽好きならこの名前誰でも聞いたことがあるでしょというくらいのビッグネームとお仕事したり、あの人生一発大逆転的なアメリカンドリーム番組に携わっていた人なわけです。

こりゃまたBIGな人だな!

この本では、彼がギター大好きで、ロックスターに憧れてギターを弾きまくるギターキッズ時代からロッド・スチュアートのバンドギタリストに抜擢され、そのツアーに同行しながら、やがて1人の音楽家として独立していくまでの回顧録、という形です。

ロッカーと言えばアウトローで自由奔放、破天荒というイメージ。

しかも本番アメリカ、80年代後半のなんかギラギラした時代、そんな時に飛ぶ鳥を落とす勢いのビッグスターがどう過ごしてたかってなると。

移動はプライベートジェットだったり夜はパーティだったり、トンデモ無礼講だったり。

ああ、イメージの通り。ロックって感じだなぁ…。

日本でも景気が上がり調子だったであろう当時の、世相の空気感が伝わってきます。

でもそんな表向き破茶滅茶している中でも、当時20代の若者だった彼は自分はどう生きるべきか?を考えているわけです。

ネイティブアメリカンの祖先を持つ自分。幼少期の苦労を乗り越えてきた自分。ギタリストとして成功した自分。

そして、これから先どうするか?

ビッグバンドのギタリストという後ろ盾から1人で旅立とうとする最後の一文で本は終わります。

私だったらずっとそこにいたい…😅。

でっかい船の隅っこでゆらゆらしがみついていたい…😅。

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安定した居場所から、自分の足で旅立つのには怖さがつきもの。

でもそれを乗り越えて踏み出した彼の姿に、

私もがんばらないとなぁ〜(説得力のない挿し絵)

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ところで、私がこのギタリストを知ったきっかけですが。

それはこの人が私の推しバンドであるB'zのボーカル、稲葉浩志と組んだから。

INABA/SALASというセッションバンドを組んで、現在2枚のCDを出しています。

初回アルバム、CHABBY GROOVEを聴いた時に、

おっ?この人のギター好き!

と思ったのがきっかけ。

昨年2枚目のアルバムが発売され、ツアーがある予定だったのですが、ご存知の通りの事情でツアーは中止。残念。

また他の作品も探して聴いていきたいと思ってます。

ネイティブアメリカンの音楽を題材にした映画も作ってます。

外出自粛もあり、こちらも観れなかった😭。

ぼちぼち世の中が落ち着いたら、また好きなライブや映画を観に行けるようになるといいなぁ。もちろん対策とりながら。

長々となってしまいました。読んでくれてありがとう。

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