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今、沼りつつあるゴルフ漫画”バウンスバック”
2022年末の自分に向けて、備忘録兼日記兼ブログ的なお手紙15通目。
今回は、私が最近ハマっているゴルフ漫画について。
ちなみにですが、私、ゴルフしません。
ルール、いまいちどころか、ほとんど分かっていません。
あれでしょ?
ホールごとに何打以内でボールをカップに入れてねってことと、
カップインまでの打数がより少ないほどポイントが高いってことと、
ホールインワンはめっちゃすごいんでしょ?
とまぁ、このぐらいの予備知識の人間が、読み始めてハマったゴルフ漫画。
それがバウンスバック。
ゴルフしない私がゴルフ漫画にはまりました
こちら、漫画家こしのりょう先生が描くゴルフ漫画「バウンスバック」。
主人公の日向みよこ、通称ひよこが女子プロゴルファーとして成長していく物語。
たとえ不利な数字であっても、その後の好プレーで挽回するチャンスがある。
という意味合いのバウンスバックというゴルフ用語。
ひよこちゃんも、成績に波のある、いわば成長中のひよっこプレーヤー。
ですが、めげずに大好きなゴルフと向き合う彼女の姿にめちゃくちゃ励まされます。
そんなひたむきさ、まっすぐな姿勢、そういったもののほかにもう一つ、彼女の大きな魅力がこれ。
ライバルへのリスペクトがすごい。
敵対ではなくリスペクト
言うて順位を競うアスリート漫画ですので、そこは当然戦う相手となるライバルが登場するわけです。
第1巻~2巻でのメインの対戦相手となるのは女子ゴルフ界の女王といわれるフレイザー絵理奈。
美人で英語も堪能な才色兼備。資産家のご令嬢でゴルフも負け知らず。
どうでしょう?
こんな選手が対戦相手だったら?
普通に怖じ気づくし、悔しいし羨ましいし、戦う前からメンタルブレそうです。私だったら妬ましいやら敗北感やらで陰ながらキーッてなると思う。
しかしひよこちゃんは違う。
敵対どころか、絵理奈選手への憧れや好意があふれかえって、ダダ洩れです。
同じフィールドに立つという試合の最中なのに、絵理奈選手のプレーにホレボレしまくる愛のパワーがすごい。
もちろん相手をリスペクトしながらも、自分のプレーをおざなりにするわけではなく、全力で立ち向かう。
相手への対抗心からではないプレーで、こんないい試合ができるのか
と感動すらします。
できるなら私もこうなりたい。
私の推しプレイヤーだりあ
そんな主人公に負けず劣らず私が推したいのが、第2巻終盤から登場するライバル。それが
流山だりあ
キラキラフリフリの衣装に身を包み笑顔を振りまく、ゴルフ界のアイドル的存在。
と思いきや、その本性は毒舌&したたかな戦術で対戦相手を翻弄する策士的プレイヤー。
こう書くと、なんだ?イヤなヤツじゃないか!と思うかもしれませんが、私は声を大にして言いたい。
そうではない。
策略的なプレーをするためには、何が必要か?
自分自身が、狙った通りのプレーをできる技量がなければいけないのです。
「狙った場所に必ずボールをつける」力をもつためにどれだけの努力と練習が必要であるか。
それは作中のだりあの練習風景が物語っています。
狙ったところに必ず落とす
キラキラ可愛いビジュアルと有言実行のプレーのギャップが痺れてカッコいい。
まさにマイヒーロー。
そんなだりあが好きすぎて描いたファンアートがこちら↓😄
話を戻して。
ではなぜ、「小手先」とも揶揄される、「勝ちに行くための」策略的プレーに彼女は固執するのか?
それはぜひ漫画の中で確かめていただきたい。
ほんと泣くから。
だりあの不屈の精神の半分でも自分にあるだろうか?
そんな意味でも叱咤激励されること間違いなし。
プレーヤー同士の化学反応が熱い
才色兼備で非の打ちどころのない天才ゴルファー絵理奈
技術ではだれにも引けを取らない天才策士だりあ
対するひよこのプレーは荒削りで波の大きい、まだまだ未熟な選手
…なのですが、ひよこの繰り出す爆発的なプレーに絵里奈、だりあとも翻弄され、試合中にお互いが大きく変化していくのも見どころのひとつ。
ひよこだけでなく、絵里奈やだりあ自身がホール中、ひよこのプレーに圧倒される中で自分のゴルフと向き合い、新境地へと踏み出します。
そんな化学変化が見てて熱い。
感動。
さらにそれぞれの選手が抱える人間ドラマ。
もう泣かないわけがないのです。
これからのバウンスバック
この漫画を読み始めて、少しだけゴルフ用語やルールが理解できるようになりました。テレビで○○カップとか見かけたときには、
おお!これがグリーンオンか!
これひょっとして芝よんでるな?
ぐらいは理解できるように(笑)
まだ詳しいことは勉強中だけど汗。
しかし、知らない、分からないなりにここまで熱くなって読めるスポーツ漫画、ゴルフ漫画に出会えたことが素直に嬉しい。
こしの先生ありがとう。
続く第4巻からは、だりあに加え、新たな対戦相手が登場。
これからもバウンスバックから目が離せません!
そんなわけで今日はここまで。
読んでくれてありがとう!
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