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カタルシスプラン読みました。
城崎聖さんの著書「カタルシスプラン」。
マンガ作り必携の書として買おうとするも売り切れて買い逃し、今回改めてBOOTHから販売されたものを購入。
創作のヒントになるかな?でも難しかったらどうしよう?と思ってたけど、いっきに読めてしまいました。
意外だったのは、コマ運びの視線誘導、ページ進行方向と顔の向きによる心情の描きわけ、時間経過の表現など、描いている時に無意識に実践していたこともいくつかあって、
言われてみれば、自分でも使ってた!
という手法もありました。
待て待て、知らないうちにでも実践してたなら
この本、買う必要なかったんじゃね?
となるかと思われますが、そういうことはなくて
「なるほど、この方向で合っていたんだな」
「なるほど、こういうことに着目して作るといいのか!」
と、我流な自分の方法に裏づけを得られたり、知らなかったことを知ることができたり。
とは言え、未だに試行錯誤、紆余曲折、五里霧中の真っ只中です。
いろんな本を読んだり、漫画の講座で学んで、実践しようと試みてはいますが理屈で分かるのと実際できるようになるのとはやはり違いますね。
フォースと同じです。
考えるな。
感じろ。
という事ですね。
いやいやいや…。理論を理解したところで、結局感覚でしか習得できないのであれば、
理論を学んだところで意味なくない?
理論にとらわれず天性の感性でできる人が結局最強なんじゃない?
と思ってしまいそうですが。
もちろん私もそう思ってて、特に私みたいな凡才のカタマリは、天性のセンスを持ってる天才には絶対敵わないじゃん…。と思ってます。
でもやっぱり。
理論を知っていて狙って打つのと、感覚のみを頼りに打つのとはかなり違う。
ということではないかな、と思います。
どの本にも言えるのかもしれませんが、
これを読めばヒット作品が描ける!
ということではなくて、
ヒットできるほどの作品を描く技術には黄金の共通点がある。
たとえば、
1 ストレスなく読める場面展開
2 キャラクター作り
3 カタルシスを満たす演出
ができていることが重要だと解説しています。
(詳しいことをあまりここで書いちゃうのもなんなので、ご興味ある方は買ってみてね。)
なんか、基本と言えば基本的なことのようですが😅
まずはこの基本を、理論的に理解しながら、やがて感覚で実践できるようになるとこから始めないとあかんのだな…と悟ったのでした。
漫画家志望の悟りの書、「カタルシスプラン」、大変勉強になりました。
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