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句座始

天丼を「松」と迷ひて四日かな
皸や人に任せぬ性分で

本日句座始。
ありがたく、いつもの連衆といつもの場所で座を囲みました。
本日の兼題は、「皸」と「松」。
兼題は苦手だけれど、その季語、言葉を思う力も
つくと思って、ひと頑張り。
今月の兼題の、「松」は、季語ではないが、新年の季語ならではの、「松の内」「松過ぎ」も選ばれやすい。
句会の場合、どうしても同じ用い方が生まれるのを避けたほうが、面白いかなと思っています。
そこで、天麩羅屋のお品書きの松竹梅から、松を選んでみました。
兼題を囲む臨場感があってこその選句にもなるけれど、それもまた楽しみです。
本日から令和5年の俳句も始動。
よい句を授かりますように。

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