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捨て活〜ミニマリストへの道〜⑩


先週の日曜日、この日は何も予定を入れず、

1日片付けをする日!

と決めていた。

前の晩から段取りを決めて朝から取り掛かる。

このところ、ミニマリストのYouTubeばかり観ていた。

ベッドだけの
がらーんとしたお部屋や、
色数の少ないお部屋などを
お腹いっぱい観た状態で
自分のアトリエのドアを開けると

「私に出来る気がしない」

とドアを閉め…

いやいや待て待て!

今日1日片付けする日
と決めたんだから!

と思い直し、
またドアを開ける。

圧倒的な物量…

前の晩に考えていた段取りを
思い返す。

まず、メインの作業台にある物を全て床に置き、
要る物だけを選別していく。
そうで無いものはゴミ袋へ。

この時点で自分の過去の小さな作品や、制作途中で進まない作品がいくつか出て来る。

その度に
悩む

いるのか?
いらないのか?

完成させるのか?
やめるのか?

Etsukoさんと言うYouTuberさんは

「1秒で判断する」

を推奨していた。

私はそれを自分の作品で試みる。

かなり辛い。

段々泣けてくる。

でも、私は前へ進みたい。

「有難う!もっと良い作品をつくるから!」

と仕分けていく。

夫に教室の生徒(幼児)さんに
あげたら?
と言われたが、

まだあどけない彼らに
あげても、その時は
「わー!」となるかもしれないが
直ぐに忘れられてしまう。
だって、作っている私が、そうなのだから、結末は目に見えている。

ならば、私が自分の手で身を切る思いをして手放すべきだ。


ん…


私は作品を大切に制作していたはずだったが、溜め込んで忘れてしまっている物がある。

渾身の想いで制作したものはやはり売れて手元にはないし、
自分もどこに仕舞ってあるかを
覚えている。

忘れてしまうような作品など
良いわけがないのでは?

と気づく。

そっか。

仕舞い込んで忘れているような作品は
価値なんて付くわけがないんだから
手放す!

と心が定まった。

そこから仕分けのスピードが
加速したのであった。







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