アメリカ🇺🇸赴任の記録

海外赴任これ気をつけて！
※2024年6月時点情報

皆さんの中に、いずれ海外に住んでみたい、
と思っている方もいらっしゃいますか？

私も兼ねてから、
ずっと海外で生活してみたいと言う夢がありました。
留学経験もなければ、
英語も大してしゃべれません。
でも、1度きりの人生で
日本と言う1つの国しか知らずに終わるなんて嫌だ、
世界で活躍できる人間になりたいとずっと思っていました。

そんな中、会社のFA制度を使い、
自ら手を挙げて、晴れて
2024年7月からニューヨークへの赴任が決まりました。

これからどんな人生が待っているんだろう？
どんな新しい出会いがあるだろう？
と
ワクワクすると同時に
旅行とは全く違う、様々な側面に直面しました。
それでも相当ビザの取得などは、会社の方でサポートしてもらえたり、
引っ越し会社の手配も会社で行っていただけましたが
それでも尚、
はじめての海外移住には苦労がつきものでした。

私の場合、まずは3年間、と言う期間での渡米だったのですが、
ポイントとして
1年以内であればあまり問題なし、
1年以上の場合には様々なことが異なってきます。

特に行くことがない方にとっては
ちょっとした豆知識として。
これから行くかもしれない方にとっては
本当に役立つ情報として。

2024年6月に経験した
体験談をまじえて赤裸々に記載します☺️



〜出国前編〜

①住民票
住民票を除票しておくことで
日本へ住民税等の税金を支払わなくて良いというメリットがあります。
出国の2週間前位から役所で手続きができるので、それくらいに行くことをお勧めします。
ちなみに、この時に実家に住民票を移す作業は不要です。
(私の場合、賃貸に1人暮らしをしていたのですが出国前の数日は実家に戻ること、国内の所在は実家に1度は登録し直したほうがいいと勝手に思い込んでいたため、一人暮らしをしていたところでは転出を、実家のある方で転入の手続きを取ろうとしました。
しかしいくら実家とは言え、郵便物の配送先が実家とは言え、1年以上住まないのであれば転入届はできないと断られました。その為一人暮らしをしていた地域にまた戻り、転出届を取り消し、国外転出届をすると言う二度手間になってしまいました。私はまだ東京と神奈川で行き来ができたのでよかったものの、現在住んでいる場所とご実家が遠い方は要注意です⚠️


②マイナンバーカード
マイナンバーカードは、国外でも使用ができるため、こちらも①の手続きをする際に役所で「マイナンバーカードを国外でも使用できるようにしてください」と伝えて手続きしておくのがベターです。
また、マイナンバーカードと健康保険の紐付けは事前にしておくことを強くお勧めします。
私は出国の1週間前に腸炎、3日前に巨大な虫刺されが出来、多忙の上に、さらに薬漬けになりましたが会社の健康保険証は既に返却済みだったため、すべてマイナンバーカードで病院にかかりました。
(余談ですが、この時に多めに整腸剤をもらっておいたことは入国後でも助かっています。)


③銀行口座
非居住者扱いになると、日本の銀行口座が凍結されてしまう可能性があります😱
銀行にもよりますが、大手メガバンクからゆうちょまでほとんど全ての銀行がそうなってしまい国外から日本の銀行口座を操作できなくなってしまいます。
ゆうちょは基本的に凍結または代理人を立てるしか方法がありません。
早めに窓口に行って相談するの大事です！w
(ものによっては、手続きに3週間くらいかかります)
私はこの事実を知ったのが約3日前だったので大変焦りましたが、幸運なことに、窓口の方に相談しこの点解決できましたので、ぜひ早めのご相談を！！
また、日本円を送金できる口座は必ず作っておきましょうね☺️
例)SMBC信託銀行　プレスティア
https://www.smbctb.co.jp



④生命保険
基本的に保険料の支払いが継続できれば日本の生命保険も加入し続けることができます。これは保険会社によってまちまちだと思いますので、
こちらも早めに確認しておきましょう。
尚、保険会社や加入している保険の内容によって、米国の納税者番号の申告が必要になる可能性があります。(脱税のための不法な国外転出を防ぐためのもの。ただし、米国の納税者番号は渡米してからでないと取得ができないため、日本にいる間は手続きできないことも伝えておくと良いと思います。)


⑤荷物
手荷物で持っていくものと、
航空便や海便で送るもので仕分けしましょう。
私は最初、手荷物だけで済ませてしまおうと安易に考えていましたが、
この大円安時代(1ドル160円)且つニューヨークの物価は日本とは比べ物にならないくらい高額な為
持っていけるものは持っていったほうが良いと痛感しました。
航空便や海便の場合はEMSでない限り
口に入れるものは食材だろうと薬だろうと一切送ることができません。
航空便では冬服など入れておくと良いと思います。

ちなみに手荷物として
何よりも持ってきて良かったと思うのは
【日本食】です。
普通の米は持ち込みが禁止されているため
サトウのご飯などパックご飯が重宝します。
預入荷物に入れます。他にも、魚の缶詰や
海苔、お茶漬けの素、ふりかけ、だし、ごま、カップめん、味噌汁などを持ってきました。
ただでさえ長時間、大荷物で移動する訳ですから、到着後に慣れないスーパーで購入する必要なく、すぐに食べられるものがあることは非常にありがたかったです。
※ちなみに肉エキスが入ってると肉そのものでなくても持ち込みできません。カップ麺でもダメなのでご注意ください。


⑥携帯
日本のものでも、キャリアによっては海外でも使用できるものもあるようです。事前に携帯会社にお問い合わせください。私が加入していたものは、やはり1年以上になると海外では使えないようだったので解約をしました。今は国内にいる間に申し込める海外赴任者用のeSIMがありますので私はこれを使っています。ただし携帯番号を完全に解約してしまうことで、日本のサービスが使用できなくなったり、携帯番号に紐付けて使用しているオンラインのサービスもあると思いますので、そこに影響が出ないかどうかも検討するべきです。私は既に解約してしまったので選択肢がなくなりましたが、こちらに来てから聞いたところによると、月額数百円支払続けて回線契約だけ残しているという人もいました。


⑦運転免許証
アメリカはニューヨーク以外はやはり車社会です。日本にいる間に国際免許を取得しておきましょう。2000円程度の手数料で手続き自体も15分位でできます。
その上で、アメリカについてからも、州の免許を取るための試験を受ける必要がありますが筆記は日本語でも受けられるようです。
また、運転しない人でも、日本の免許証は持っておきましょう。身分証明証として、ないと困ることがあるようです。


これ以外にも、私の場合は、
ネットで買ったキャリーケースの鍵がものすごく壊れやすく、
せっかく荷造りした荷物を前々日に再度キャリーケースを買い直し荷造りし直さないといけなくなる等のハプニングもありました💦

とは言え、そもそも知識がなければ、何を備えていいかもわからないということで
この情報がまた誰かのお役に立てれば嬉しいです☺️

入国以降のことも改めてまた発信しますので、
楽しみにしていて下さい✨


それでは！！！

2024.7.3 マンハッタンにて