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人に合わせるも、合わせないもあり

暇つぶしにチャットをした。

会話は相手の「はい」から始まり、気づいたら2時間半。
名前も顔も仕事も年齢も知らない相手。
これほど長く話したのは初めてじゃないか。

早く寝ようと思っていたのに、めちゃ笑った。
かなりいい時間だった。

「あなたは人に合わせないタイプ?」って聞かれた。

バレバレだ。

合わせられないし、合わせたくない。
生きるのは下手だけど、素直に生きてるよ。

そう言ったら彼は笑ってくれた。
僕は合わせる側だから羨ましいと。

どうして合わせないのだろうと思う反面、
合わせずに自分でいられていいなと思うらしい。

私もそう思う。

どうして合わせるのだろうと思う反面、
合わせて人と笑えるっていいなと思う。

結局は、どちらでもいいよねって話だった。

それはその人の生き方だものって。

ただ時々思う、
合わせられるようになったらどんなに明るくなるだろうって。
でも、私ではなくなる気がする。
だから、合わせるスキルを身に付けることはしない。

できる人がやらないのと、
できない人がやれないのは全くちがう。
そんなことは知っている。

出来ないを肯定したっていいじゃないか。

これでいいのだ。
今はこれがいい。

考え方なんて変わるし、それも面白いよね。

変わってみろ。

てやんでいっ。

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