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詩    ひと

想いを
何も果たせないまま
終わりがくることを
誰も知らない

いつものように朝がきて
いつものように夜がくる

終わりがやってきた時
人はどうやって向き合うのだろう

潮が引いたあとに残された
小さな貝殻のかけら

彼らは

彼女たちは

誰かを愛しただろうか

誰かに愛されただろうか

貝のように口を閉ざしたまま

人は

真実に

背を向ける

卑怯な

臆病な生き物

それが








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