詩 ひと
想いを
何も果たせないまま
終わりがくることを
誰も知らない
いつものように朝がきて
いつものように夜がくる
終わりがやってきた時
人はどうやって向き合うのだろう
潮が引いたあとに残された
小さな貝殻のかけら
彼らは
彼女たちは
誰かを愛しただろうか
誰かに愛されただろうか
貝のように口を閉ざしたまま
人は
真実に
背を向ける
卑怯な
臆病な生き物
それが
人
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想いを
何も果たせないまま
終わりがくることを
誰も知らない
いつものように朝がきて
いつものように夜がくる
終わりがやってきた時
人はどうやって向き合うのだろう
潮が引いたあとに残された
小さな貝殻のかけら
彼らは
彼女たちは
誰かを愛しただろうか
誰かに愛されただろうか
貝のように口を閉ざしたまま
人は
真実に
背を向ける
卑怯な
臆病な生き物
それが
人
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