ごめんなさい あなた好みの女になれません ごめんなさい 素直な女になれません ごめんなさい 可愛い女になれません ごめんなさい ごめんなさい 私は自分を捨てられません ごめんなさい あなたに嫌われても あなたを嫌いになれません ごめんなさい ごめんなさい 私は、あなたのことが 大好きです ごめんなさい
きっとあなたは気づいてないだろう 春になれば花が咲く 夏になれば雨がふる 秋になれば落ち葉が舞って 冬になれば 寒さに凍え孤独になる もう何も残ってないさと 諦め顔でつぶやく 一歩踏み出す勇気がなくて いいわけばかりで どうしようもない毎日 それでも 明日をみたくて 人並みに夢をみる 色とりどりの世界があることを あなたは知らない あきらめて 閉じこもって 世界を閉じる 花を咲かせましょう 大きくなくていいの 小さくていいの それでも花は生きてる ちょっと
人にはそれぞれ生き方があって 人にはそれぞれ考え方があって それを否定する権利など 何人たりともありはしない でも人は人の好みがあって 評価したがる 理解しがたい状況を ◯か☓に区分したがる 過半数で結論を出してしまって はたして それでいいのだろうか 個性とは 個個の性(ここのさが) なのに 認めようとしないのは ただの阿呆にしかすぎない 同じ 姿、形をもちながら 哀れなものたちよ ただ 阿呆には阿呆の意地がある その意地を通すか、通さないか ◯を☓に ☓を
きっとすぐそこに あなたがいるはずなのに どうしても見つけられないの あなたの姿を見つけられないの 悲しくて悲しくて どうにかなりそうよ どこにいるの 私はここにいるのに あなたはどこにいるの
そっと手を伸ばせば あなたの指に触れられるのに 自分の指を後ろにまわし絡めた 頬をうつ風は もう針を刺すように痛い このまま2人 痛みのない国へ行けたら… そんなことを願いながら あなたの背中をみつめる 降り積もる雪には 2人の軌跡 このまま凍りついて 動けなくなっても 後悔はしない 優しく抱かれたその胸に 心ごとあなたに預けて たとえ吹雪になっても 凍えてしまっても 雲の隙間から漏れる朝日のように 暖かい気持ちが 2人を包み込む 雪解けを待ちながら こうして2人 同じ時を刻
今頃 この星空の下 あなたは仲間たちと 明日の話をしているだろうか 今日の仕事の出来はよかった とか 明日はどのコースで行こう とか きっと美味しいお酒を飲みながら 楽しい時間を過ごしているに違いない この世界で選ばれた人たち この仕事が終わったら うんと羽をめいっぱい伸ばして また 人生のイベントを考えるだろう 次は何を見せてくれるの そこに私はいないけど あなたに寄り添うことなど できない私だけれど 心は ほらそこに いつだってそこにいる
仄暗いその道の先に 光が差し込む場所は あるだろうか 賢者が歩いたその道を 僕は歩こうとしている 何度も何度もくじけながら 新しい一歩を踏み出そうと 必死にもがいている 人からみれば まわりからみれば いくじがないとか罵倒される たくさんはいらないんだ ほんのひとすじでいいんだ そのひとすじの光が 僕を照らしてくれたのなら 何度だって立ちあがり 歩いていけるから 賢者のようには歩けないかも しれない ぼろぼろになっても 何度つまづいても 僕は そのひとすじの光
あなたは今 たくさんの人に囲まれて 幸せな時間の中にいるだろう 私が 踏み込むことのできない場所 希望を持つのはやめましょう 夢をみるのはやめましょう 今この時間が真実 受け入れることも大切 滅びていく身体と そこに追いつけない感情が コントロールできない 未来の話はやめましょう 過去の話はやめましょう 今日という日の 素晴らしさを もっと知ろう
思い出の中の君は いつも泣いていた ひとりになるのが怖くて いつも震えていた 君の細い肩を抱きしめて 僕はわかったんだ どんな未来が待っていようと どんなに君を泣かせても 僕は君のそばにいるよ なんにもできないかもしれない それでも 僕は君のそばにいる 嵐の日も 照りつける太陽にも 降り止まぬ雪にも ただ そばにいる 君の笑顔がみたいから そのために 僕はどんな僕にもなる 君が好きだから 君の笑顔のために 君の笑顔がみたいから 僕は君のそばにいるよ
雨が好き すべて流してくれるから 太陽が好き すべて焼き尽くしてくれるから 風が好き すべて吹き飛ばしてくれるから 雲が好き すべて隠してくれるから 雪が好き すべて埋めてくれるから 月が好き いつも寄り添ってくれるから
この街に あの人が帰ってくる そんな話 私の耳に入れた人は 私を捨てて あの人が愛した人 すべてを捨てて都会に 夢を探しにいった 今更なにを求めるの 都会の夢に敗れ果てて でも 誰もあの人のことなんて 覚えてやしない 遠い記憶の片隅に そっとしておいてほしい そんな場所の扉を開かないで 彼女はあの人を待っている それでいいじゃない 過去の 愛も夢も 今の私には必要ない ひとりに慣れた私に 必要なのは きっと ひとりの時間 素顔を隠す ひとりの時間
あなたに 逢いたくて逢いたくて あの街角に ふっと現れそうな気がして いつも 周りを気にしながら歩く 逢えるわけなどないのに 逢えたとて 私に振り向くわけなどないのに わずかな希望と わずかな期待と わずかなキセキを それだけが 今の私を動かして 今の私は 幸せを感じることができて 少しの エネルギーと絶望と喜びと いろんなものが 混じり合った 私の恋心
なぜに人はわがままであろうか 人それぞれでありながら わかっていながら なぜ 自分の思いを 通そうとするのだろうか 私は生きたい 思うがまま生きたい だけどできない 誰が邪魔をするとか 誰か消し去ろうとか そんなことどうでもいいこと ただ自由に 思いのままに 生き抜いていきたいのだ
眠れない夜に 君を想う 眠れない夜に あなたを想う あんなに 強く抱きしめあったのに どうして今 離れ離れになったの あんなに 熱いキスをした2人なのに どうして今孤独を感じているの 時計の針が コツコツと時を刻み あの日の憂いを 消し去ろうとしている 漏らした吐息の中に 過去たちが行き場を失い 行く先の未来さえ薄れていく 眠れない長い夜に ひとつひとつ影をおとして すべてを脱ぎ去り 新しい朝を迎える 君は あなたは 歩き始めただろうか
テラスのチェアに腰掛けた 君の頬に夕陽が差し込み うたた寝の邪魔をされた そんなしかめっ面も 愛しい サンダルを放り投げて 波打ち際ではしゃぐ君も 大好きなソフトクリームの先端を僕にかじられて 怒る君も 僕には愛おしさにしか 感じられない いくつもの季節を共に過ごし 何年たっても 僕の心を埋めてくれる 君の心は僕で埋められているだろうか 何度も何度も季節を過ごし どんな時でも この両手いっぱい抱きしめて 君を愛していこう この身が滅びてしまおうとも 君を 愛し続けていこう 何
あなたのその優しさに 溺れていく そんな自分が許せなくて ついつい嘘をつく あなたの海は 途方もなく広くて それでいて穏やかだ そこに すべての感情も 委ねられたら どんなにか楽だろう でもその感情が許さない いや許せない 小さな小舟に揺られながら そして あなたの吐息を感じながら 痛みも感じることなく 包まれていく 海の底深く あなたの優しさに包まれながら 溺れていく