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詩 櫻の花びら
櫻の花びらが舞い散るように
ふわふわと
あの人もどこかの街で
浮名を流しているだろうか
あんなに夢中になって
身体を合わせた日々が
昨日の事のように思い出す
ヒリヒリと熱い肌の感覚や
とろけるような熱いキスも
今では遠い過去
あの人はきっと私のことなんて忘れて
新しい恋に進んでいる
過去に縛られて
あの人の幻影から離れられないのは
私ひとり
櫻の花びらに私を乗せて
あの人のもとへ
もう一度
抱きしめてほしい
バカなやつだといって
もう一度
抱きしめてほしい
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