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詩  自惚れ

絶望に打ちひしがれた時

人はどうやって立ち直るのだろうか

人はいくつものあやまちをおかし

立ち直っては

またあやまちをおかす

性懲りもなく繰り返していく

それが人というもの

ならばそんな人なんかやめてしまえばいい

いっそ
なくなってしまえばいい

荒んだ心の持ち主は

荒野の中に置いてきぼりを
くらってもなお

誰かにすがりたくて

心を預けようとする

馬鹿な生きもの








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