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コーヒー飲むうさぎ

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操縦する暮らし vol.2
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#子育て

ひよこがどんどん離れていく。

どうしようもなく、さみしい。 小1の娘がちゃくちゃくと、ひとりの人間になっていってる。 昨日持ち帰ってきた作文が、思いのほか文章になっていたんです。 意味が通じる。意図を受け取れる。 おいおい、待ってくれよ。 もっと支離滅裂でいてちょうだいよ。 おかーさんの翻訳を必要としてちょうだいよ。 このあいだ怪我をして救急にいったときも、せつなかった。 救急隊員のおじさんや病院の先生と、ちゃんと受け応えしよる。 いやいやいや。 もっとパニックになって取り乱すもんじゃないの? 名

キレキレひよこと、母のブルース

ひよこ5歳の「ミラクルちゅーんず」のダンスが、日を追うごとにキレキレになっています。好きこそもののナントヤラの用例に載せたいくらい。土日は寝ても覚めてもYouTube越しに彼女たちとシンクロして振りを覚え、平日は(YouTube観れないことにしているので)ひたすら自主練。保育園でもおともだち同士で研鑚を積んでいるそうで、お迎えのときの先生からの申し送りテンプレが「今日も元気に過ごしていました」から「今日も元気に踊っていました」に変わりました。 (YouTube以外に音源がな

ひよこの「脱皮」の先に、願うもの

ひよこ5歳の歯が、今にも抜けそう。左下の前歯。はげしく、グラグラ。後ろには、すでに大人の歯がひょっこりと顔を覗かせ、スタンバイしています。 久しぶりの、身体的「脱皮」。このダイナミックさって、「歩いた」「しゃべった」以来じゃないかしら、たぶん。保育園の同じクラスには前歯がお留守中の子ももう何人もいるから、発育の過程としては「そろそろやんね」の塩梅なのだけど、なんか、ちょっと、おかーさん、面食らってますわ。次の脱皮は、てっきり来年春の「保育園の制服から、ランドセルへ」がもたら

ひよこ年中、「おおもり」卒業

去年の夏からすっかり「おおもり」だったひよこの一人称が、進化しました。 4月、年中組に上がった途端です。いきなり「ひよちゃん」と名乗り始めました。最初は意識して「ひよちゃん」、とっさに「おおもり」だったのが、4歳児の適応力たるや、もうこのゴールデンウィークには全方位的に「ひよちゃん」に。 年中デビュー? おしゃれづいてきたんかしら? 最近プリキュアにも目覚めたし、こうやって女子は汎化していくのか……と少しさみしく眺めていたのですが、昨夜お風呂に浸かりながら何の気なしに「最

ひよこの、ヘアゴム抗議

「先生がね、うずらちゃんみたいな、太いゴムにしてもらいなって言ってたよー」 ひよこは、生まれてこのかた3年8ヶ月、髪の毛伸ばしっぱなしです。前髪以外、一度も切ったことがありません。某ラプンツェルを目指しているらしく、ハサミを入れさせてくれないんですよね。今は、いわゆるロングヘア。これが腰あたりまで伸びてきたらさすがにわたしもビビるけれど、今のところ「へぇへぇ」と右から左に聞き流せる程度です。 そんな長さなので、保育園には毎日髪をくくって行っています。安全面や紛失・子どもど

お昼寝おねしょの怪、解決

6月初めからほぼ2ヶ月続いた、保育園でのひよこのお昼寝おねしょの怪。毎日毎日パンツを濡らしてしまうことに、地味に手を焼いていました。ひよこが「何」を心に抱えているのか、「何」に捉われているのかが分からなくて。連日後始末が発生するのも先生方に申し訳なかったけれど、それはまぁ、つまるところ「ごめんなさい」の話だから。おかーさん、頭下げるのはいくらでもするよ。 結局は、この件についての担任の先生とひよことの何回目かの「おはなし」のときに、「おトイレいきたいって、いえなかったの」「