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【徒然ひだまり手帖】vol13

【徒然ひだまり手帖】

~足つぼ専門家のえみちゃんが語る、
地球と人を綺麗にする「自然治癒力」があがる生き方とは?~


明け方 茂みから聞こえてくる 息遣い
苦しそうな息のなか 何度もいきむ

お母さんヤギの戦い

野生のヤギはそんなにかからないのか
さほどかからず ひときわ大きく息を震わせた後は
あっという間に小ヤギが滑り出した

生まれたばかりの小ヤギは
すぐに弱々しく一生懸命に立ち上がる

お母さんは 今しがたの戦いを置き忘れたかのように
愛おしげに小ヤギの汚れを舐めとる

親子の出会い

新しい命に出会う時


いつでも心を動かされる

鳩間島に行って立ち会えた
あの光景を私以上にきっと子供たちは忘れないと思う

純粋な喜びと感動と 愛しさと 命と向き合った時間

~~~~~

私の 私が 命と向き合った記憶
主人の葬儀の後 1人で家に帰った

この日ばっかりは 世の中で一番可哀想なのは自分だと
大声で泣いてしまおうと思ったのに

現実は 泣けなかった
心が石になってしまったんじゃないかと思うくらい 疲れ果てて

数日前の 主人の危篤状態から 葬儀の今日まで 慌ただしく散らかして荒れた部屋を
淡々と片付け出して 黙々と時間をかけて 全て片付けた後

キッチンカウンターに背を預けて 床に座って窓の外の桜を見てた

救急車で運ばれてから 付き添い 通夜 葬儀と
しばらくまともに睡眠も取れてないせいか 回らない頭と 疲労と
ずーっと何時間も窓の外を見てた

それから夜が明けてきて 陽が登ってきてからの気持ちを 何て言葉にすれば伝えられるんだろう

「もう2度とないんだな」
こうやって新しい1日が始まるのを あの人が見ることは

そう気付いたとたん 涙が溢れてきて やっと泣くことができました

可哀想なのは 私じゃなくてあの人の方だった
今 生きてることに ただ感謝

これが私の 命と一番向き合った時間 生き方が変わった日

それ以来 どんなことがあっても 朝 太陽の光を見れば 幸せなスイッチが入る
人になってしまった

何でもない1日に 心から感謝できる
体験は痛みの大きさに比例して大切なものを与えてくれる

今日と言う1日は 大切な人が生きたいと願った1日

どうでもいい1日なんて 存在しないってこと

~~~~~

だんだん小説みたいになってきてる 笑
テーマも どうしようかな~何て思いつつ
とても聞いて欲しかったお話
箕輪厚介さんの書いた「死ぬこと以外かすり傷」何て本があるけど。
タイトルに100%共感
だた感謝できる この体験があってから 凄く凄く変わりました
自分の中の丹田が整ったような 軸が定まったような
それから 何でだろう 自分にも人にもやさしくなれた
きれいごとっぽいけど とりま生きていてくれるだけでほっとする

大切な人がいなくなるこんな経験は誰もしないほうがいいけど
経験してしまったので 話したいことがあるんだな やっぱ

いつも読んでくれてありがとうございます

梅雨に入って 雨の日が続くけれど みなさんが体調を崩されませんように

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