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あいすぃんく相当


おばんです。

巷でよくある質問。

(自分の子供に対して)
Q.どんな子に育って欲しい…とかある?

A.失明と絶命だけしなければあとは何も。

いつもそう返しておりました。


ただ、最近ふと思うのです。

『何っっでも良いから、愛想の良い子 になって欲しい。』と。



愛想の良さ。
それは生涯不変の圧倒的強さ。


A.愛想が良くて頭が良くて仕事が出来る。
B.愛想は良いが頭が悪くて仕事はイマイチ。
C.愛想が悪くて頭が良くて仕事が出来る。
D.愛想が悪くて頭も悪くて仕事もイマイチ。


Aはもう言わずもがな『頼りにされる男』を体現した職場のエース。愛想良く要領良く、とりあえず "お願いするなら" の筆頭。
頼られすぎて潰れないか心配だけど、こういう人はちゃんと自分のストレス管理も出来てる。

ただ、どりちー的にAの趣味が『ランニング』とか『キャンプ』とか『山登り』とか言うようならちょっと距離置く。
自分を痛めつけるのが好き な趣味を持つAは意識が高すぎて一緒にいると疲れる。
Aでいながら『趣味は競馬です。』とか『トムとジェリーのグッズ集めてます。』とかならもう老若男女問わずのカリスマお兄さん。


Bはいわゆる、『あいつ、愛想だけは良いんだよな…。』ってやつ。
でも、大事なのは"愛想は"良いってこと。
仕事が出来ないのは良いんです。みんなでやれば。"仕事が出来ない"って分かってて頼む方も頼む方なんです。
愛想さえ良ければ多少ダメでも、憎めないキャラみたいな感じで処世術的には十分生きていける。
ただ、大事なのは仕事が出来ない自分を自認してそういう生き方を選ぶ割り切りが出来るか。
ここでもがくとメンタルに大ダメージ。


Cはどこの職場にも一人はいる、浮いちゃう系の無愛想。
頼めばちゃんとやってくれるし、丁寧で迅速だったりするのにいつも一言多かったり、逆に『はい😒(無表情)』みたいな、頼んだこっちが『えっ!?自分なんかした!?嫌われてる?』みたいなモヤモヤを植え付けられる。
ので、次第に誰も何も頼まなくなって愛想の良いAかB(出来ないの知ってても)にお願いしだす。
するとC的には【なんでみんな俺じゃなくてあんな使えないBに頼むんだ…?俺なら2時間で出来るのに…】とやっかみだす。
結果、愛想の良いAやBへの悪態を付きだしてさらにみんなから距離を置かれる。
頼まれごとを引き受ける時に、ニコッと笑って『任せてください☺️』って一言言うだけで全ての状況が変わるのに…。


Dは誰からも相手にされないちょっとヤバい人。愛想の無さを逆にちょっとカッコいいと思っていたり、"キャラ"として周りに認めさせたい。
けど、最初から50:50の感覚で話しかけられていないことに気づいてない。
仕事が出来ない…のではなくて、手を付ける範囲が極端に狭いのに やってる感 だけは人一倍前に押し出すタイプもいる。
違うのよ。正面に飛んできたゴロをただ捌いてるだけなのよ。
真横を飛ぶライナーは自分が捕るべき球じゃないと思ってる。
AもBも、愛想の無いCですらセカンド本職だけど1塁ベースカバーに入る時は入るよ。


以上を読んでも、やはり愛想が良い ことはどんな現場であろうと強さを発揮出来るし、例え仕事が出来なくても人と人を繋ぐ油的な役割は十分期待できる。
頼みごと、依頼することって頼む方の頼み方がもちろん大事だけど、"頼まれ方"ってのもやっぱあると思う。

愛想の良さ で人生は花開く と割とマジで思っています。

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