見出し画像

【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#495)。

 7月7日に東京都知事選が終わってから、今日で20日を迎えました。
 東京15区の衆院補選で黒川敦彦が暴れた時には、15日後には家宅捜索が入り、20日後には逮捕に至りました。しかし、今も立花孝志が逮捕されそうな雰囲気はなく、シャバの空気を吸い続けています。
 少なくとも、立花孝志は掲示責任者として公職選挙法違反をやらかしていたことは、警察も証拠を押さえているはずです。それでも動く様子がまったく見られません。一体、どうなっているのでしょうか。




■ 大津党首を誹謗中傷する動画は増えている

大津綾香党首を誹謗中傷するネタでアクセスを稼ぐ「発覚部屋」なるチャンネル(引用元リンク

 ここ最近、立花孝志が犬笛を吹き続けているせいで、大津綾香党首に対する誹謗中傷をネタにしてアクセスを稼ぐYouTubeチャンネルが増加傾向にあります。
 その代表格が「発覚部屋」というチャンネルで、だいふくもち、カモフラチャンネルに続き、誹謗中傷や名誉毀損で溢れた内容となっています。このチャンネルは本人が顔出しをしているわけではありませんが、少女のアニメーションを使って、ボイスチャンジャ―などを介さず、オジサンが話をする内容となっています。
 大きく「記念」と書かれているのは、この動画のタイトルが「大津綾香たんと付き合って?1ヶ月記念日!」となっており、実際は、誹謗中傷する動画を出し始めて1ヶ月が経ったということを示しているようです。N国信者らの間で注目されるようになって、このような誹謗中傷動画は、ますますエスカレートしており、「発覚部屋」の特徴は、その異常なまでの更新頻度にあります。

大津綾香党首の誹謗中傷ネタを1日に5本以上のペースで上げている(引用元リンク

 YouTubeでメシを食っていこうと思ったら、こんな感じになってしまうのかもしれませんが、毎日毎日、大津綾香党首に対する誹謗中傷を5本以上アップしているという異常さ。よくこんなに話す内容があるものだと思いますが、これは明らかに度が過ぎており、内容も度が過ぎているので、名誉毀損で訴えられても仕方がないでしょう。どうやら本人は、訴えられることは覚悟の上でアップしているようなので、こんなことばっかり繰り返していれば本当に訴えられる日が来るのではないでしょうか。

「アローン」というアカウント名の男が、ついに姿を現した(引用元リンク

 最近になって参入してきたニューフェイスもご紹介しておきましょう。
 こちらは「アローンの秘密基地」というチャンネルです。何を血迷ったのか、しっかり顔出ししており、倉庫みたいなところから配信しているオジサンです。
 かねてから指摘していますが、N国信者になるのは「40代~50代のうだつの上がらないオジサンたち」です。背景も含め、まさに「うだつが上がらない」という感じが出ているのではないでしょうか。
 ちなみに、この動画で何を言っているのかと言うと、あれだけ「みんなでつくる党、ならびに、大津綾香党首個人から1円も受け取っていない」と言ったにもかかわらず、なぜか「仮に受け取っていたとしても、それで詐欺破産罪に問われることはない」の部分だけに引っかかり、普通の国語力があれば「仮に」と仮定の話をしているとわかるはずなのに、「妙に怪しい」と疑ってしまう脳味噌が腐っているとしか思えない内容になっています。頭が悪くなければN国信者になっていないので仕方がありませんが、ここまで来ると救いようがありません。
 N国信者どもの脳味噌が腐っているので、何度言ってもわからないかもしれませんが、僕は「みんなでつくる党、ならびに、大津綾香党首個人から1円も受け取っていない」です。取材のための機材を買ってもらったこともありませんし、カメラやパソコンなどの機材は、自費、もしくはクラウドファンディングによるご支援で成り立っており、このクラウドファンディングに大津綾香党首や「みんなでつくる党」の関係者が参加した形跡はございません。
 まず大前提として、僕が「NHKから国民を守る党」という反社会的カルト集団を追及し続けているのは、「みんなでつくる党」や大津綾香党首のためではありません。


■ 自分の罪を隠そうとする立花孝志

 本日は、非常に重要な指摘をしておきたいと思います。
 かねてから尊師・立花孝志は、「大津綾香が詐欺破産罪に問われる」と大騒ぎをして、何度も警察に通っているようです。しかし、そもそも大津綾香党首が破産をさせたわけではなく、大津綾香党首には何の計画性もありゃしません。

新宿警察署で会ってきた刑事さんの名刺を晒す尊師・立花孝志(引用元リンク

 憲政史上初となる「国政政党の破産」となった「みんなでつくる党」
 実は、この破産を仕掛けたのは大津綾香党首ではなく、実質的には立花孝志です。大津綾香党首は「みんなでつくる党」を継続し、党勢拡大を目指しており、少なくとも破産をする意思はありませんでした。しかし、大津綾香党首に最大のダメージを喰らわせるべく、立花孝志が廣井雅樹というN国信者を動かし、破産を申し立てました。
 しかし、これには大きな問題があります。
 それは、立花孝志が「みんなでつくる党」に対して3億円以上の債務を背負っていることです。「みんなでつくる党」が破産すれば、当然、立花孝志にも3億円の返済を求められるわけですが、かねてから立花孝志は「そうなった時には自己破産するしかない」と述べています。つまり、「みんなでつくる党」を破産させれば、最終的に自分も自己破産しなければならなくなることを理解した上で、破産を申請しているということです。最初から返済なんてできない状態で党からお金を借りていたことを自白しているため、もし本当に自己破産をすることになれば、これはこれで別の問題が生じます。
 今回の東京都知事選で、立花孝志は「個人」でお金を集めています。少なくとも5700万円の供託金は立花孝志が調達し、ポスター掲示板ショバ代ビジネスで回収しようと試みましたが、結局、ポスター掲示板ショバ代ビジネスでは550万円ほどしか儲からなかったというので、最終的に借金だけが残ったことになります。現時点で5000万円ほどの借金を抱えているとみられます。
 言うまでもありませんが、立花孝志には収入がありません。浜田聡と齊藤健一郎の文書通信交通滞在費の200万円と立法事務費の130万円がありますが、そんなのは生活費に使って終わりなので、億単位の政党助成金が入らない限り、ほとんど返済の目処は立ちません。そこに来て、「みんなでつくる党」から3億円の返済を求められれば、「自己破産をするしかない」と述べていることから、本当に自己破産をすることになれば、なんと、「みんなでつくる党」に対する借金だけでなく、東京都知事選や参院選のために借りた借金もまたチャラになるというシステムです。立花孝志は、これがわかっているからこそ、今度は政党でお金を借りず、個人でお金を借りているのではないでしょうか。
 すなわち、「みんなでつくる党」は、大津綾香党首が自分から破産をしたわけではありませんし、それどころか、大津綾香党首は破産が不当であると主張しているわけで、計画的に破産しているわけではありません。逆に、立花孝志は、破産させたのは「みんなでつくる党」ではありますが、「みんなでつくる党」を破産させれば、最終的に自分も自己破産することになることは十分わかった上で、それでもお金を借りていたということになるのではないでしょうか。どう見ても、大津綾香党首より立花孝志の方が問題があるように見えるのは僕だけでしょうか。


■ 「仮説」ではなく、そのままの話

26日の記者会見では、とうとう追い詰められて普通にゲロった立花孝志(引用元リンク

 久しぶりに、めっちゃ笑いました。
 いよいよ限界まで追い詰められている尊師・立花孝志は、26日の定例記者会見で、自分から「仮説」と言いながら、あまりにもそのまま過ぎることを言い出しました。立花孝志は「仮説」だの「ストーリー」だの言っていますが、あまりに「そのまま」すぎて、ただの自供です。

(3分35秒~)
「ただですね、ちょっと僕、これ、記者会見始めるちょっと前に、こういう仮説がすごく立ってですね。この仮説はちょっとお話ししておいた方がいいなと思ったんですが、昨年11月ぐらいに大津綾香が、齊藤君とたまたま会って、齊藤君や文久さんと会った時に、我々が捕まるって、しきりに言ってたんですよね。僕、立花さんや周りの人間が捕まるって、しきりに言ってたんですけども、どうもその、僕に対しての調べはしてたんだろうなと思うんです。っていうのは、大阪の方で捜査本部が立ち上がっていて、黒川に名誉毀損された債権者委員会の委員長のとこの廣井さんが呼ばれて4時間話を聞かれたようなんですね。廣井さんは、いわゆるNHK党ものお金を貸してるから、この人は警察としたら被害者と見れるじゃないですか、普通に考えれば。要は、立花孝志が巧妙な詐欺をしたと疑ってるんだと思うんですよ。そりゃ確かにそうだよねと。だって、10億円借りておいてですよ。で、大津に代表権をうまく押し付けて逃げ切ったと。しかも、党から3億5000万円僕は借りてる、個人的に借りてる。これは悪いと思うのは、ある意味、僕は警察、捜査をする人からすれば、一種当然なんだろうなと。あまりにも僕が心がキレイというか、罪やからか、素直だから、そんな悪いことをするという前提で僕は考えないけども、今回、大津のやってることを見たら『確かにね』と。政党助成金入ってきますよ、ね、皆さん、もうこれ、もう年間3億ぐらい入ってくるから、10億ぐらい借りても皆さんに利息5%払っても十分なんですって言ったら、確かに詐欺の手法なわけですよ。そう見えて当然なんですよ。で、何の担保もなしに、政党助成金がそもそも借入金に返せないとかっていう、確かに条文はあるから、そうやって借りたお金はやっぱり返せませんみたいな。その責任を取るのが嫌だから、僕が大津綾香に責任者をなすりつけてですね、うまく立花に火の粉がかかってこないようにやったというストーリーは、なるほど。それを信じている人たちも確かにいるから、なるほどなだし、現に警察はそれを相当今もなお疑ってるんだろうなと思います」

 尊師・立花孝志は、「確かにそう見えるね!」みたいな感じで言っていますが、そもそもお金を集めていた時からポンジ・スキームになっていたわけですから、いつか返済不能に陥ることは、大津綾香さんが「政治家女子48党」なるものに応募する前から指摘していたことです。
 しかも、立花孝志は借金を膨らませるだけ膨らませて、元本まで返済するための積立のようなものはまったくせず、大津綾香党首に責任をなすりつけてトンズラをこきました。なぜか債務者が債権者のような振る舞いをしていますが、どうして被害者ヅラができているのかが全然わかりません。
 今も2日に1回は、警察か検察のどちらかに行っているという尊師・立花孝志ですが、立花孝志のテンパり方を見ると、どうやら捜査がまったく進んでいないわけではなさそうだということがわかるので、しばらく見て行くことにしましょう。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

選挙ウォッチャーちだいとの裁判が8月21日に決定したと発表した尊師・立花孝志

 尊師・立花孝志は、もし次の参院選で政党助成金を受け取るための2%を超えることができなかった場合、しばらく政治の世界から離れ、ゴルフをしたいなどと寝言をホザいていましたが、立花孝志がやるべきことは、しばらくゴルフボールを入れるためのデニム製の「ABASHIRI PRISON」と書かれた巾着袋を作ることで、政治の世界からは離れることになるかもしれませんが、まずは自由に何でもできるシャバの世界から離れることではないでしょうか。
 なんでも僕との裁判の第1回期日が8月21日に決定したそうですが、まもなくクラウドファンディングを始めることになろうかと思います。こうしうた裁判の費用を支援すると表明してくださっているドワンゴの川上量生さんには感謝と敬意の気持ちがありますが、僕は一人でも多くの皆さんと一緒に戦うつもりです。立花孝志には、きちんと罪を償わせましょう!

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。