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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#460)。

 ここまで来ると、どうしてコイツらが、今もシャバの空気を吸っているのかが全然わかりません。
 なにしろ、「つばさの党」の選挙妨害も、2022年12月の西東京市議選の頃には、今とほとんど変わらない状態に仕上がっていて、当時から警察にも相談していたはずですが、今日の今日まで放置され続け、こんなに大きな事件に発展しています。
 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」のお金の流れも、今日の今日まで放置され続けた結果、アホのN国信者たちが「債権者委員会」なるものを立ち上げ、相変わらず「大津綾香をぶっ壊~す!」のテンションなのですが、こうしている横で、尊師・立花孝志がゲロりまくり、ツッコミどころが満載すぎて、手に負えない状態になっています。
 本日は、ぜひとも警察の皆さんにも、検察の皆さんにも、はたまた税務署の皆さんにも、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の実態を知っていただきたく、渾身の無料レポートとなっております。




■ いまだ騙され続けているN国信者たち

債権者委員会の委員長には、廣井雅樹という人物が就任した(引用元リンク

 今回、「債権者委員会」なるものの委員長には、党に4000万円を貸していた廣井雅樹という人物が就任しました。尊師・立花孝志が借金の募集をした際、「1人最大1000万円まで」と上限を設けていたのに、なぜか上限を大幅に超える4000万円を貸し付けていた謎の人物が、ついにその姿を見せたのです。
 党に4000万円を貸し付けていたということは、年利5%が約束されていたはずなので、毎年200万円が入ってくる計算でした。つまり、党に貸したお金を5年後に返してもらえば、それだけで1000万円が儲かる計算になります。これほどおいしい投資話はありません。
 しかし、めちゃくちゃホゲホゲしているので、尊師・立花孝志にそそのかされ、自らが破産申立人となり、旧N国党(現・みんなでつくる党)を破産に導きました。これにより、自らの手で元本割れを確定させています。

債権者委員会設立の趣旨を説明するポンコツ弁護士の村岡徹也(引用元リンク

 この会の冒頭で、尊師・立花孝志の顧問弁護士である村岡徹也は、債権者委員会設立の趣旨を説明しました。簡単に要約すると、本来、破産手続きは党首がするのが一般的だが、今回は債権者が破産を申し立てているので、債権者が協力して、破産管財人に「ここに財産を隠しているのではないか」と進言や協力をすることが目的だといいます。
 しかし、そうだとすれば、この債権者委員会は「破産管財人の調査を攪乱することが狙いである」と言わざるを得ません。というのも、村岡徹也は債権者の代理人という形を取っていますが、あくまでも立花孝志の顧問弁護士です。
 村岡徹也が債権者と一緒になって主張しようとしているのは、「大津綾香が何処何処に資産を隠しているのではないか」という話です。しかし、大津綾香側が持っているとすれば、それは「政党助成金」であり、その他の収入はないはずで、政党助成法第14条で「政党助成金で借金を返すことはできない」ことは明らかです。破産管財人が「大津綾香がどうなろうが知ったこっちゃないので、政党助成金で返す」という選択をする可能性も残っていますが、資産を隠すも何も、最初から返済できない性質のお金です。
 それでも百歩譲って、大津綾香が資産を隠しているかもしれないと疑うとしましょう。しかし、この債権者委員会は「N国信者」によって結成されているため、疑うのは大津綾香だけで、党から尊師・立花孝志に流れた3億5000万円以上のお金を追及する者は、どこにもいません。
 N国党に入る政党助成金は、年間で約3億3300万円。しかし、大津綾香は1年の満額を手にしているわけではないため、金額的に言えば、大津綾香から回収するより、立花孝志から回収した方が得られるお金は遥かに大きくなるはずなのに、立花孝志に「どないなっとんねん!」と言う人間がいない不思議な茶番集会が、このたびの債権者委員会なのです。
 お金を借りたのも立花孝志、お金を使ったのも立花孝志、党首の座を大津綾香に渡したのも立花孝志、会計責任者は立花孝志。なのに、なぜか債権者委員会で被害者面をかましているのが「立花孝志」であることに気づく人間が1人もいない。こりゃ地獄です。

村岡:
「政党のお金がどこへ行ったのかというのは、やはり破産管財人とはいえ神様じゃないので分からないと。そういう中で債権者の方たちが積極的に協力をして、で、それで、自らですね、破産管財人に『こういうような所に資産が隠されている可能性がありますよとか、債権者の方の意思としてはこういう所をしっかり調査してほしいということを破産管財人に意見を申し上げると。で、これは管財人に言うことを聞かせるとか、そういう権限があるわけではありません。あくまでも破産管財人は自ら考えて管理処分権を行使するので、場合によっては債権者委員会の意見とは違うことが、今後、行うことだって十分考えられるんですけれども、我々債権者の利益のために動いていく」

 村岡徹也は「債権者の利益のために動いていく」と説明していますが、これはアホのN国信者を騙しています。もし本当に債権者の利益のために動くのであれば、立花孝志に流れた3億5000万円以上のお金を内部から暴くべきなのに、それは絶対にしないで、「大津綾香が資産を隠している!」と声高に叫ぶだけです。それは「本丸から目を逸らす役割」を担っているとしか思えません。
 これは債権者のためではなく、立花孝志の資産を守るために結成されている茶番集会だと言えますが、雁首揃えて「大津ガー!」になっているアホのN国信者たちに、理解できる者はいないでしょう。そうじゃなければ、こんなふうに「自分たちの手で破産をして、わざわざ自分たちから元本割れを引き起こし、ノコノコと債権者委員会に集まって『大津ガー!』と言いながらシコシコしていない」です。ここには選りすぐりのアホN信が来ています。

選任された「債権者委員」を読み上げる村岡徹也(引用元リンク

 次に、この「債権者委員会」『委員』に選任された人たちが、ご紹介されます。全部で9人いるのですが、このメンバーがなかなかオールスターになっていますので、我々としても大変興味深いものがあります。

廣井雅樹(委員長:上限を大幅に超えた4000万円の債権者)
村岡徹也(監事:立花孝志の顧問弁護士、弁護士報酬の売掛債権を主張)
粟飯原美佳(事務局:教団幹部、立花孝志の元カノ、サティアンに住む)
宮城壮一(委員:N国党員、N国党のホームページの制作などを担当)
篠原和夫(委員:N国信者、党に500万円を貸していたとみられる)
武元誠(委員:教団幹部、古参のN国信者で、人生をN国党に捧ぐ男)
三宅紀昭(委員:N国党員、古参のN国信者で、ステルス作戦で当選)
古谷孝(委員:N国党員、志木市議だが東京都豊島区在住として紹介)
松田亘(委員:教団幹部、ネット選挙株式会社代表取締役)

 9人のうち、村岡徹也、粟飯原美佳、武元誠、松田亘の4名はゴリゴリの教団幹部です。委員長の廣井雅樹も「破産申立人」となっており、こちらもズブズブだと考えていいでしょう。宮城壮一、三宅紀昭、古谷孝の3人は古参のN国党員で、いずれも「ステルス作戦」によって再選を果たし、生き残っている現職議員たちです。なので、純粋な債権者は篠原和夫という人だけです。
 そして、本来であれば、スタメンの発表を受けて「教団幹部ばっかりやないか!」みたいなツッコミをしなければならないところですが、最大のツッコミどころは、そこではありませんでした。開始10分にして、とてつもない「やらかし」をかましていたのです。


■ 古谷孝は「東京都豊島区在住」

「東京都豊島区在住」と紹介されているのに、志木市議選で当選していた古谷孝

 今回の「債権者委員会」は、とんでもない「ゲロ祭り」になっています。選りすぐりのアホが集まっているので、本人らはまったく気づいていないのですが、致命的なゲロを連発しており、開始10分で古谷孝の政治生命に終止符が打たれました。志木市民の皆さん、お喜びください!

 実は、4月14日の志木市議選に当選した「ステルスN国」の古谷孝には居住実態がないのではないかという異議申し立てが殺到し、現在、調査が進められているところです。
 古谷孝は「現職」なので、もともと志木市に住んでいなければならないのですが、さらに「告示日の3ヶ月前から住んでいなければならない」という最低限のルールすら守られていなかった疑いがあり、古谷孝に住んでいたことを示す資料の提出が求められている真っ最中です。
 古谷孝が志木市に住んでおらず、「都内に住んでいるらしい」という噂は一部で有名な話だったらしく、N国信者さえも知っている話でした。それでも噂は噂なので、古谷孝の動向を固唾を飲んで見守る状況にあったわけですが、ついに完全にやらかしました。このたびの債権者委員会で、委員に選任された際、「東京都豊島区在住」と紹介されたのです。
 これは聞き捨てなりません。2期目の志木市議が、現在進行形で居住実態が問われている真っ最中に「東京都豊島区在住」と紹介され、否定もしないことがあるでしょうか。もっと言うと、破産管財人に債権を主張するために書いた住所が「東京都豊島区」だったということです。あとで法人の事務所だと言い訳しているようですが、「在住」と紹介しているのですから、疑いはますます濃厚です。
 これは志木市議選における異議申し立ての重要な証拠となります。次点の岩下隆さんにとっては「ふざけるな!」という気持ちでしょう。こんなクソみたいな茶番集会で「東京都豊島区在住」を認めるのであれば、志木市の調査でも認め、今すぐに議員辞職するべきです。調査が進行し、正式に当選無効が確定するまで粘り、過去、松田美樹のケースでは最高裁まで争い、まんまとその間の議員報酬をゲットしていました。こういうことをするのが「NHKから国民を守る党」という反社会的カルト団体です。志木市の選挙管理委員会には、ぜひとも茶番集会の冒頭をご確認いただき、志木市に住んでいない証拠の一つに加えていただければと思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 実は今、密かに注目されているのは、破産管財人の手元にある1億円以上の政党助成金を、破産管財人がそのまま債権者に分配するかどうか。これが最も気になるところです。
 かねてから指摘しているように、政党助成法第14条により、政党助成金で借金の返済をすることはできないとされていますが、これはあくまで法律的にそうなっているだけで、物理的には手元に現金があるわけなので、法律にどう書かれているかは知ったこっちゃないとして、債権者に分配するということが可能と言えば可能です。
 もし破産管財人が「手元にあるお金はとにかく分配する」の精神で分配した場合、その代表者が国から政党助成金の返還を求められることになり、今度は政党ではなく、大津綾香党首本人に請求されるリスクがあります。
 これを避けるためには、どこかに債権者の政治団体を作り、「マネーロンダリング」をすることで、債権者に分配する方法が考えられますが、こうしてしまうと総務省から「マネーロンダリングやん!」とツッコまれる可能性が出てきてしまい、今度は破産管財人のリスクになります。破産管財人がリスクを背負う可能性はほとんどないと思いますので、そうなると今度は破産管財人が大津綾香党首にリスクをなすりつけ、分配するのではないかという懸念が生じます。もともと立花孝志が債権者に対し、「マネーロンダリングするから大丈夫だ」と公言していたのですから、お金を借りた立花孝志と債権者との約束に基づき、マネーロンダリングをして返すのが筋だと思いますが、破産管財人がどのような選択をするのかが「玄人たちの注目どころ」になります。
 一番良いのは、「政党助成法第14条に基づき、やはり分配できない」とすることですが、もはや集まっているアホのN国信者たちの目的は、お金の回収よりも、「大津綾香が泣いているところを見せてほしい」という変態の性癖になっていますので、「分配できない」はプギャることでしょう。
 さて、この茶番集会は約2時間半ありますので、止まらない尊師の「ゲロ祭り」をチェックし、証拠を保全してまいります。警察や検察、マスコミの皆さんにも知ってほしいので、すべて無料記事にします。


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