【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#459)。
連日、「つばさの党」の情報収集が忙しく、なかなか本丸である反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の最新情報をお届けできておりませんでしたが、一旦、「つばさの党」に関する報道が落ち着き、現在も警視庁捜査2課に設置された50人体制の特別捜査本部が捜査を継続していますので、今日は久しぶりに「NHKから国民を守る党」の最新情報をまとめてまいりたいと思います。
これまで尊師・立花孝志と関わってきた人間は、ことごとく犯罪で警察のお世話になっております。古くは「国民主権党」の平塚正幸、今もたびたびお騒がせ中の迷惑系YouTuber・へずまりゅう、暴露系YouTuber・ガーシーこと東谷義和、そして、このたびの「つばさの党」の黒川敦彦。
さらに、皆さんが知らない名前の人で、N国党職員や情報提供者らが、犯罪で警察のご厄介になり、執行猶予付きながら懲役1年6ヶ月の有罪判決が下されたケースもあります。「オマエのまわり、どんだけ犯罪者ばっかりいるんだよ!」という話ですが、はっきり言って、「つばさの党」も反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」が世に送り出した産物であり、諸悪の根源が尊師・立花孝志にあることは、もっと知られていいと思います。
今回、警視庁捜査2課の特別捜査本部がどこまで捜査の手を伸ばしているのかは分かりませんが、選挙妨害に限って言っても、「つばさの党」による一連の妨害行為は、4月の衆院補選で始まったのではなく、2022年12月頃から1年以上継続していました。しかも、当時は「つばさの党」としてではなく、「NHKから国民を守る党」としてでした。
この事実を無視することはできず、「つばさの党が、どうしてこのような妨害行為をするようになったのか」を遡った時に、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の存在は無視できません。
■ 完全にお金を失った尊師・立花孝志
7月7日の東京都知事選で、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、ポスター掲示板をジャックするため、30人の候補者を擁立すると発表していました。
この発表を受け、都内の各自治体は、ポスター掲示板を大きくする措置を講じなければならず、例えば、世田谷区では約2500万円の経費がかかったとされています。世田谷区だけで、これだけの増額になっているわけですから、東京23区、都下の市町村を合わせたら、数億円から数十億円単位の余計な出費になりました。もちろん、これらはすべて税金です。
尊師・立花孝志の思い付きによる、アホみたいな計画のせいで、僕たちは余計な出費をさせられることになったわけですが、また5月23日に東京都庁で記者会見を行い、なんと、「ポスター掲示板を独占するのは良くないから、30人を擁立する計画を取りやめ、多いと判断した時には候補者を取り下げる」と言い出しました。
今から候補者を取り下げると言われても、既にポスター掲示板の拡張作業は進められており、これではポスターが貼られることがないのに、掲示板だけが無駄に大きい状態となり、事情を知らない都民から苦情が殺到することは避けられません。「さてはオマエら、わざと掲示板を大きくして、業者にお金を流してるだろ!」みたいな言いがかりをつけられることは免れないのではないでしょうか。
しかし、今回ばかりは、各自治体の選挙管理委員会の皆さんは、何も悪くありません。バカが思いつきで30人を擁立するといい、わざわざ東京都庁まで来て記者会見までかましているのです。ただでも東京都知事選は、たくさんの人が立候補することで知られています。なにしろ東京都は1400万人ほどが暮らしていますので、これだけ人口がいれば、勝てもしないのに東京都知事になりたいと言って立候補してくるホゲホゲした人もいます。どんなにホゲホゲしていても、どんなにポンコツでも、自分なりに「東京都をこうしたい!」という気持ちがあれば、立候補する権利はありますので、誰にも止められません。そして、この人たちが選挙ポスターを貼れなくなってしまっては平等性が損なわれてしまいますので、場所はしっかり確保しなければなりません。ただでもたくさんの人が立候補してくる選挙なので、掲示板が大きくなりがちですが、そこに追加して30人分のスペースを確保しなければならないのですから、とてつもなく大きなポスター掲示板となります。
こうして巨大な掲示板を作って準備をして、いざ東京都知事選に備えようとしていたら、突然、尊師・立花孝志が「やっぱり30人を擁立しない」と言い出しました。おい、テメエ、いい加減にしろよ、コラ!
30人の擁立計画を取りやめた理由は、「独占するのは良くない」などとホザいていましたが、実際は「お金がないから」に尽きます。僕は東京15区の衆院補選に福永活也を立候補させた時も「お金はあるのか?」と質問しています。シンプルに「お金のことなら心配ない」と言えばいいのに、痛いところを突かれると発狂してしまう立花孝志は、「算数できへん奴に説明するほど暇ちゃうねん!」とホザきながら逃亡。
しかし、1ヶ月前に指摘していた「お金はあるのか?」は、今になって的中し、30人の擁立計画を取りやめました。これは最悪です。ポスター掲示板が無駄に拡張され、税金が無駄になってしまっただけでなく、尊師・立花孝志は、30枚のポスターを自由に貼れる権利を1カ所につき5000円で販売していました。あれだけ「30枚貼れる」と豪語しておきながら、実際は15枚程度に縮小される可能性が高く、もっと少なくなる可能性まであります。
この話の厄介なところは、お金を払った人たちはあくまで「寄付」という名目になっていて、売買契約ではないので、契約の不履行を訴えにくいことです。ただ、これまでも11億円の借金を大津綾香党首になすりつけ、自分たちの手で破産申立をするぐらいの男ですから、30枚のポスターを貼れなくても文句を言えないことは最初から計算づくであると思います。なにしろ尊師・立花孝志はN国信者たちからお金を募る段階で、9000万円の供託金を用意する目途は立っていません。完全に見切り発車でお金を集め、最終的に「ショボい枚数しか貼れない」という詐欺的な話になっているのです。
しかし、尊師・立花孝志のTwitterのプロフィール欄には、しっかりと「30枚5000円~の寄付」と書いてあります。さらには、立花孝志は30枚のポスターを貼って、「30枚貼るとビジュアルはこうなる」という説明までしています。
こうした説明を信じたアホのN国信者たちが、これまで都内約1万4000カ所のポスター掲示板のうち、600カ所近くを買い、少なくとも300万円以上のお金が集まっています。
こんなものを買うのは、アホのN国信者ぐらいしかいないので、たかだか5000円ぐらいの寄付で、いちいち「30枚だと聞いて買ったのに、15枚になるなんて詐欺じゃないか!」と騒ぐ奴はおらず、だいたい泣き寝入りになるわけですが、このような手法でお金を集めたあげく、都民の血税が無駄になっていることを考えると、放置していい問題ではないのではないかと指摘せざるを得ません。
ぜひ「つばさの党」の問題と合わせ、「選挙」を悪用し、人を騙すような形でお金を集めている反社会的カルト集団が存在することを、多くの方々に知っていただきたいと思います。
■ お金がないので「焼肉食べる会」を開催
現在、尊師・立花孝志の収入は、浜田聡と齊藤健一郎にお布施をさせている文書通信交通滞在費の100万円×2と、浜田聡と齊藤健一郎の会派に入ってくる立法事務費の65万円×2。合わせて月330万円です。
これにN国信者から「視聴料」という形でお布施されるお金が、だいたい月100万円前後だと言っていましたので、「アズライール」という死神の名前がついたバーでのバイト代などを合わせ、ざっくり月500万円前後になろうかと思います。
しかし、六本木の高級マンションの契約を更新し、ゴルフやキャバクラにお金を使い、スポンサーを求めて会食を繰り返し、女にお金を払っていけば月500万円では全然足りず、とうとう「立花孝志と焼肉食べる会」なるものを募集し始めました。
驚くべきは、ただの口が臭いニートのホラッチョおじさんと焼肉を食うのに、3万3000円もかかるということです。しかも、自分が食べる分と尊師が食べる分の焼肉は「別途かかる」というシステム。「いや、オマエの焼肉代もコッチでオゴるんかい!」とツッコみたくなりますが、尊師・立花孝志は動画で「自分は生の肉と大ライスさえあればいいので、ほとんどお金はかからない」などとホザいていました。もうメシを食う金もギリやん!
表向きは、元小結の千代大龍の焼肉屋を応援するためということになっていますが、わざわざ立花孝志とメシを食わんでも、 58万人のチャンネル登録者を誇るご自慢のYouTubeで宣伝してあげればいいだけなので、「晩メシ食いたぁなってるやん!」です。いよいよ来るところまで来ています。
■ 不時着寸前の低空飛行はどこまで続くか
尊師・立花孝志は、今、鳥人間コンテストぐらい、水面ギリギリの低空飛行を続けています。「東京都知事選で30枚のポスターを貼って、世の中の度肝を抜く」と言えば、たくさんのスポンサーが集まると考えたものの、見事に目論見はハズれ、9000万円の供託金を用意できず。
チューナーレステレビも売れず、NHK受信料不払い代行サービスにも失敗して受付休止、ポスター掲示板のショバ代ビジネスも600カ所しか売れずに進捗率は4%ほど。
無駄に起こしまくった裁判も、当初は原告として訴えまくり、裁判所の看板の前で大本営発表動画を作り、アホのN国信者たちに「さすたち!」と言われて気持ち良くなっていましたが、最近は、傍聴席に「アンチ軍団」が座るようになり、ホラッチョを追及されて、非常階段からダッシュで逃げ出すようになりました。若い女性である大津綾香党首にはハァハァ言いながらカメラを持って追いかけ回すのに、「アンチ軍団」の追及からは瞳孔パッカーンになりながら非常階段からダッシュです。
なので、最近は裁判のたびに「アンチ軍団」が集結し、追いかけ回されてしまうため、新しい裁判を仕掛けなくなり、逆に、大津綾香党首から訴えられるようになり、だんだん「被告」の裁判が多くなってきました。ただ、裁判で被告になっていると言うと、なんだか悪いことをしている感じが出てしまうので、裁判で被告になっていることはN国信者に秘密にしています。
もはや完全に落ちるところまで落ちている尊師・立花孝志ですが、まだ底が見えませんので、果てしなくマントルの向こう側まで落ちていきそうな予感がしています。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
11億円の借金を大津綾香党首に背負わせ、自らの手で破産させ、借金をチャラにしたあげく、58万人のアホN国信者たちに向けて印象操作をしまくり、「大津綾香が悪い!」と言わせることで自分の責任を回避する、スーパーホラッチョマジックを見せた尊師・立花孝志。
しかし、アホのN国信者は騙せても、投資してくれるスポンサーを騙すのは難しいようで、お金を出してもらえず、資金繰りに苦労しています。「つばさの党」が逮捕されたことで、製造物責任のある尊師・立花孝志が注目されて、YouTubeのアクセス数こそ堅調ですが、広告収入がないので、ただ数字を見て勃起するだけになっています。近いうちに、また新たな打ち出しをして、お金を集めようとするのではないかと予想しています。はよ、ブタ箱入れ!