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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#472)。

 相変わらず、尊師・立花孝志は「口を開けば嘘と臭い息」です。
 立花孝志の話によれば、どうやら立花孝志と破産管財人となっている森利明弁護士との間で、8000万円の詐欺既遂事件を不問に処すような話でまとまっているようで、これは非常に大きな問題です。
 本来、この事件は「刑事事件」として問われるべき大問題ですが、もし森利明弁護士が「8000万円は請求しないのだから問題ない」として扱った場合、一般的に刑事事件として扱われる可能性はかなり低くなると考えられます。
 言ってしまえば、オレオレ詐欺に失敗して金銭的な被害がなかったのだから、責任を取る必要はないと言っているも同然で、「行為そのものに犯罪性がある」という話は無視することになります。これは立花孝志の事件のもみ消しに加担していると言っても過言ではなく、もしこんなことがまかり通るとするならば、森利明弁護士もまた批判されるべき対象となります。


■ 8000万円の詐欺既遂事件と立花の話

訴状と辻褄の合わない説明をしている尊師・立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、大津綾香党首に気づかれないように8000万円を奪い取ろうと計画し、実際に実行しています。この時点で「詐欺既遂」が成立すると考えていますが、この話もまた破産管財人となっている森利明弁護士にデタラメな説明をしていることがわかりましたので、ここでしっかりと指摘しておきたいと思います。

(14分17秒~)
立花「アンチどもが騒いでる8000万円の、その支払い督促に関しては、これはちゃんと管財人に説明をしてですね、大津は平気で嘘ついてるんですが、昨年の3月14日に、一人放送局、僕の会社から党に、ちゃんと口座から口座に2000万円払ってます。その後、3月、4月、5月、6月分までの従業員のお給料とか、関連会社に払う、いわゆる、国政政党の支出をですね、一人放送局が行っていたんですね。その分をまとめて約8000万円で請求をしたと」

 さあ、本当に嘘をついているのは誰なのかをご覧いただきましょう。
 これは『チダイズム』が独占入手した「支払い督促の裁判資料」です。これを見れば、立花孝志の説明に明らかな嘘があることは一目瞭然ではないでしょうか。

「立花孝志ひとり放送局株式会社」による支払い督促の裁判資料

 これを見ると、尊師・立花孝志の説明が、まったく辻褄の合わないものであることがよくわかると思います。「大津は平気で嘘ついてる」などとホザいていますが、本当に嘘をついているのは誰なのでしょうか。
 立花孝志が「立花孝志ひとり放送局株式会社」を通じ、党に対して8000万円を貸し付けたのは3月14日だということになっており、この借金の支払い期限を4月30日に設定しています。
 立花孝志は「3月、4月、5月、6月分までの従業員のお給料や関連企業への支払いをしたので、8000万円になった」と言っていますが、支払い期限は4月30日なので、「5月」「6月」「未来の話」です。まだ支払われていない「未来の話」にもかかわらず、どうして8000万円かかったことになっているのでしょうか。
 支払い督促の裁判が起こされた時点で「8000万円」は確定した数字になっています。つまり、大津綾香党首に請求した「8000万円」の根拠がまるで示されていないばかりか、大津綾香党首は「8000万円の貸付金が存在する」という認識すらないのではないでしょうか。借用書もなく、3月14日に2000万円が「立花孝志ひとり放送局株式会社」から知らない間に8000万円に膨れ上がり、よくわからないまま請求されています。最終的に請求を取り下げたのだから問題はないという性質のものではなく、詐欺既遂事件として刑事的にも追及されるべきです。破産管財人の森利明弁護士は、これさえも不問に処すのでしょうか。

クリックするとYouTube動画を再生できます

 しかも、尊師・立花孝志は、この支払督促が大津綾香に届かないことを認識し、支払督促を神谷幸太郎が受けており、それを立花孝志に戻していることを認めています。
 東京15区の衆院補選で選挙妨害をかまし、現在も勾留が続いている「つばさの党」の唯一の功績と言ってもいいかもしれませんが、立花孝志は「ここで黒川敦彦をやっつけたらヒーローになれる」と思って乗り込み、見事に致命的なゲロをかまして帰って行ったのです。


■ 大津綾香を不幸にして喜ぶオジサン

大津綾香が不幸になるところを見たくてしょうがない立花孝志とN国信者(引用元リンク

 日頃のN国信者たちの言動を見て、ずっと「そういうことだろう」とは思っていましたが、こんなにハッキリと「大津綾香が不幸になるところが見たい」と言い切ってしまうのは、相当に脳味噌が沸いています。
 なぜ、わざわざ「被告呼ばわり」を繰り返し、ありもしない疑いをでっち上げ、「大津綾香は相当焦っている」などと気持ちを勝手に作り出し、アホのN国信者向けの動画を撮っているのか。その動機が今、ハッキリと語られましたので、ぜひ皆さんにご確認いただきたいと思います。
 立花孝志は「大津綾香が実刑になる」と嘯いて、このように語りました。

(23分10秒~)
立花「まあ、でも楽しいですね、僕ね、黒川がやっぱり逮捕されてね、2~3日めちゃくちゃ楽しかったですよ。バーの人に聞いても、なんかスカッとしましたね。で、一昨日お客さんで来た人が2人とも同じこと、全然違うお客さんなんですよ。例えば、同じこと言ったのは『いやぁ、私はね、これまで人を嫌いになったことがないんですが、大津綾香だけは大嫌いです』って言って、1人いたんですよ。その後来た別のお客さんもね、もう50いくつぐらいの大金持ちなんですけど、その人もね、『僕は人のことは嫌いにならないですけど、大津綾香さんだけは本当に大嫌いです』と。で、その大津さんが不幸になることによって皆さんが喜ぶって感覚は僕はすごく分かりましたので。あの、もうちょっと待っててください。期待してもらっていいと思います、はい

 わざわざ尊師・立花孝志がバイトしている死神の名前がついたバーに行くような客なので、どいつもこいつもN国信者であることは間違いありませんので、そんな奴らが会ったこともないのに「大津綾香が嫌い」となってしまうのは、バカなんで、どうせそうなると思うのです。
 ただ、「大津綾香が不幸になることによって皆さんが喜ぶ」といい、「その感覚は僕もすごく分かる」と言っているのですから、こいつらが心底「大津綾香が不幸になるところを見たい」と思っていて、不幸になることを期待していることが分かります。
 つまり、尊師・立花孝志は一連の動きを「大津綾香を不幸にしたい」と思ってやっているし、それを見守るアホのN国信者たちも「大津綾香が不幸になるところを見て、気持ち良くなりたい」と思っているので、めっちゃ気持ち悪いゲロキモ集団であるということが言えると思います。


■ 公平でない選挙は無効になる

ポスターが貼れないことについてトンチンカンな屁理屈をこねる尊師・立花孝志

 尊師・立花孝志は、めちゃくちゃアホなので、「選挙の公平性」の概念をまったく理解できていません。無能なので仕方がありませんが、もし用意されている掲示板の数が足りないということになれば、選挙のやり直しになってしまう可能性があり、さらなるコストの増加につながります。
 アホの尊師・立花孝志は、アホなので、「49人以上の候補者が出る場合には、自分たちがポスターを貼らないということで納得するので、掲示板を増やさないでください」などとホザいていますが、オマエらが良くても、有権者にとって良くないので、この理屈は成立しません。
 公平な選挙を担保するのは、候補者のためだけではありません。小池百合子さんが知事になるにしろ、蓮舫さんが知事になるにしろ、「公平な選挙で選ばれた」ということを担保することが大切で、N国信者になるような知性の人間たちは、もし1票差で蓮舫さんが知事になることが決まったら「公平な選挙で選ばれていない選挙なんて無効だ!」と騒ぐに決まっているわけです。世の中には「小池百合子より蓮舫の方が美人だから」みたいな理由で投票する人もいるわけで、もしポスターを貼っていない美人候補がいたら「本当は蓮舫じゃなくて、その美人に投票したかもしれないのに」と言い出すに決まっているからです。ポスターを貼ってないことによって選挙の結果が歪められてしまうようなことになったら、民主主義として機能しなくなってしまうのです。
 しかし、立花孝志のようなアホは自分のことしか考えていないので、自分たちがポスターを貼らなくていいと言っているのだから貼らなくていいという頭の悪い主張をしてしまうのです。こういうバカに政治家をやらせてはいけません。

ポスター掲示板の販売が批判されるようになって発狂している尊師・立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志は今、ポスター掲示板の販売をテレビのニュースなどで批判されるようになり、発狂しています。かねてから言っていますが、立花孝志は「ヒーローになりたい症候群」なので、自分が悪者のように扱われることを嫌います。
 1ヶ所5000円で販売しているポスター掲示板も「さすが立花さん、誰もこんなこと思いつきませんよ!」と言われることしか想定しておらず、いざ民主主義の破壊であることを批判されると、このように「テレビ局のウソや偏向を暴きます!」などというタイトルの動画を出し、アホのN国信者向けに「自分は悪くない」という言い訳をするのです。

 尊師・立花孝志のメンタルについては、僕の著書で詳しく説明をしておりますが、自分の「やらかし」を批判されると、すぐに発狂してしまい、アホのN国信者に理解を求めます。しかし、6月20日に東京都知事選が始まった時には、すっかりパブリックエネミーになっているかもしれません。立花孝志のクソさ加減が、黒川敦彦同様に伝わる可能性があります。


■ 東京都知事選に立候補するバカが増える

N国党から立候補することを表明した南俊輔パイセン(引用元リンク

 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の候補者24名が、だいたい出揃い、福永活也、久保田学(横山緑)、遠藤信一らが出馬表明の記者会見に参加していました。
 そして、昔から『チダイズム』を読んでくださっている皆さんなら、思わず爆笑してしまうのではないかと思いますが、我らが南俊輔パイセンがめでたく「N国党入り」を果たしておられます。

2018年の杉並区長選では、柵にもたれかかりながら現職にブチ切れていた南俊輔パイセン

 N国党は、ウンコのブラックホールです。
 平塚正幸が吸い寄せられた時も、黒川敦彦が吸い寄せられた時も、同じような気持ちになりましたが、今度は南俊輔パイセンが吸い寄せられ、東京都知事選に立候補することになりました。基本的に物の善悪の判断がつかないバカが集まる所なので、同じ周波数の人間たちが寄ってくるのかもしれませんが、ここまでいろんな人たちが集まるN国党は「魔窟」です。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 東京都知事選まで1週間を切っているにもかかわらず、いまだにポスター掲示板の拡張が決まらないのは、アホの尊師・立花孝志が直前になって「やっぱりやめた!」と言い出しかねず、ギリギリまで様子を見ているからではないかと思います。巨大な掲示板を作っておいて、最終的に候補者がいなくなって、無駄に拡張された掲示板だけが残ってしまうことになると、それこそ皆さんから批判されるのは、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」ではなく、東京都選管になってしまうからです。とても理不尽です。

 もっと厄介なのは、尊師・立花孝志がやりたいことは、自分をクビにしたNHKに対し、少しでも政見放送の時間を長く取り、「NHKから国民を守る党を結成した立花孝志が、こんなに暴れているぞ!」ということをNHKに見てもらいたいというのが最大の動機です。
 しかし、めちゃくちゃ悲しいことに、NHKは立花孝志のことなんで、ただの無職の迷惑オジサンとしか思っていないのです。大津綾香の不幸を願って攻撃していることも同様で、立花孝志の行動は常に「自業自得の不遇を他人のせいにして攻撃する」の繰り返しです。


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